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ループCPUユニット

ループCPUユニット

形式 CPU部 ループコントロール部
入出力点数 プログラム容量 データメモリ容量 ツールソフト 計器ブロック数 ツールソフト
形CJ1G-CPU45P 1280点
(増設数:3)
60Kステップ 128Kワード
(DM:32Kワード、EM:32Kワード×3バンク)
CX-Programmer、
CX-Simulatorなど
300ブロック CX-Process
Tool
形CJ1G-CPU45P-GTC
形CJ1G-CPU44P 30Kステップ 64Kワード
(DM:32Kワード、EM:32Kワード×1バンク)
形CJ1G-CPU43P 960点
(増設数:2)
20Kステップ
形CJ1G-CPU42P 10Kステップ 50ブロック

ループコントロール部仕様

項目 仕様
名称 ループCPUユニット
形式 形CJ1G-CPU□□P(-GTC)
適用PLC CJシリーズ
CPUユニット
とのデータ
交換用エリア
CPUユニットの
特殊補助リレーエリア
・ループコントロール部→CPU部:
 運転ステータス、PV異常接点入力ON、MV異常接点入力ON、実行エラー発生、計器ブロックデータベース異常、
 HOTスタート指令でCOLDスタート実行完了、フラッシュメモリバックアップ中、計器ブロック変更ありなど
・CPU部→ループコントロール部:
 電源ON時のHOT/COLDスタート指令
任意のI/Oメモリへの割付 ユーザリンクテーブル機能:CPUユニットの任意のメモリ(CIO、WR、HR、DM、EMバンクNo.0)に、
             計器ブロックのITEMデータを割付可能
全データの一括割付 HMI I/F機能:CPUユニットの指定バンクNo.のEMエリアに、調節・演算ブロック、外部調節計ブロック
       およびシステム共通ブロックのITEMデータを割付可能
設定部 なし
表示部 LED2個 : 運転中、準備完了
スーパーコンデンサによる
バックアップデータ
全計器ブロックデータ(シーケンステーブル/ステップラダーコマンドを含む)、異常履歴格納データ
スーパーコンデンサバックアップ時間 25℃で、5分
フラッシュメモリへの格納データ 計器ブロックデータ
RAM→フラッシュメモリへのバックアップ ツールソフトからの操作によって可能(任意のときにバックアップ可能)。
フラッシュメモリ→RAMへのリカバリ PLC本体の電源投入時の自動転送(電源投入時スタートモードがCOLDスタート時)、
またはツールソフトからの操作(任意のときにリカバリ)によって可能。
CPUユニットのサイクルタイムへの
影響時間
最大0.8ms(計器ブロックのデータ内容による)
ループコントローラ消費電流
(電源ユニットから供給)
DC5V 1.06A(CPU部、ループコントロール部含むループCPUユニットの消費電力) 
注. リンクアダプタ形NT-AL001使用時は、150mA増となります。

ループコントロール部機能仕様

項目 内容
形式 形CJ1G-CPU42P 形CJ1G-CPU43/44/45P(-GTC)
演算方式 計器ブロック方式
ループコントロール部 LCB01 LCB03
計器ブロック
アナログ演算
調節・演算
ブロック
PIDなどの調節機能
警報、開平演算、時間演算、
パルス列積算などの各種プ
ロセス用演算機能
最大50ブロック 最大300ブロック
シーケンス
制御
ステップ
ラダーブロック
論理シーケンスおよび
ステップシーケンス機能
最大20ブロック
合計2000コマンド
最大100コマンド/1ブロック
最大100ステップに分割可能
最大200ブロック
合計4000コマンド
最大100コマンド/1ブロック
最大100ステップに分割可能
入出力
ブロック
フィールド
端子ブロック
アナログ入出力ユニットとの
アナログ入出力機能、基本I/O
ユニットとの接点入出力機能
最大30ブロック 形CJ1G-CPU43P:最大30ブロック
形CJ1G-CPU44/45P:最大40ブロック
ユーザリンク
テーブル
CPUユニットとのアナログ
データ入出力、接点入出力機能
最大2400データ
HMI I/F機能 HMI機器用調節・演算ブロッ
クおよび外部調節計ブロッ
ク、システム共通ブロックの
割付ITEMの、CPUユニット
指定バンクNo.EMエリアと
の入出力機能
EMを1バンク占有
〈調節・演算ブロック〉
 最大50ブロック×送受信各20CH
〈システム共通ブロック〉
 送受信各20CH
EMを1バンク占有
〈調節・演算ブロック〉
 最大300ブロック×送受信各20CH
〈システム共通ブロック〉
 送受信各20CH
システム共通
ブロック
システム共通演算周期設定、
運転指令、負荷率モニタなど
1ブロック
計器ブロックの作成/転送方法 別売のツールソフト(CX-Process Tool)によって作成し、ループコントローラに転送
外部入出力応答時間 1制御ループにおいて、アナログ信号を外部から入力してからアナログ信号を外部に出力するまで
の時間は、計器ブロックの演算周期とCPUユニットのサイクルタイムなどに依存。
計器ブロックの演算周期 設定可能周期:0.01秒*、0.02秒*、0.05秒*、0.1秒、0.2秒、0.5秒、1秒、2秒
       (デフォルト : 1秒)
各計器ブロックごとに設定も可能。
* 一部のブロックでは設定できません
内部演算 調節ループ数 ・使用可能ループ数:
 LCB負荷率=80%以下の条件から、一般的なケース(例:1ループの構成がAi4端子+
 折れ線リニアライザ+基本PID+Ao4端子の場合)で以下のとおり。
演算周期 最大ループ数 演算周期 最大ループ数
0.01秒 20ループ 0.2秒 150ループ *
0.02秒 35ループ * 0.5秒
0.05秒 70ループ * 1秒
0.1秒 100ループ * 2秒
* ループコントロール部がLCB01の場合は、最大ループ数は25ループになります。
制御方式 PID制御方式 2自由度PID
組み合わせ可能制御タイプ 基本PID制御、カスケード制御、フィードフォワード制御、サンプルPI制御、
スミスむだ時間補償制御、ギャップ付きPID、オーバーライド制御、プログラム制御、
時間比例制御など、計器ブロックの組み合わせにより実現可能。
警報 PIDブロック内蔵 1PIDブロック当たり、PV警報4点(上上限、上限、下限、下下限)、偏差警報1点
警報ブロック 上下限警報ブロック、偏差警報ブロック

CX-Process Tool&モニタソフト

ソフトウェアの仕様

仕様 ツールソフト
品名 CX-Process Tool( CX-Oneに同梱)
形式 CXONE-AL□□D-V□
適用PLC機種 CS/CJシリーズ
適用ユニット CJシリーズループCPUユニット
CSシリーズループコントロールボード/ユニット(ユニットVer. 2.0以降)
CS1D プロセスCPUユニット
動作環境 「CX-One Ver.4 カタログ(SBCZ-063)」をご覧ください。
接続方法 CPUユニット
(またはシリアル
コミュニケーショ
ンボード/ユニッ
ト)との接続
(FinsGateway SerialUnitドライバを使用時)
PLCとの通信プロトコル : 上位リンクまたはツールバス *2
・CPUユニットのペリフェラルポートまたは内蔵RS-232Cポート、 シリアルコミュニケーションボード/ユニットの
 RS-232Cポートにパソコンを接続
・接続ケーブル:CPUユニットのペリフェラルポートへ接続:形CS1W-CN□□□(2m、 6m)、
        CPUユニットのRS-232Cポートへ接続時:形XW2Z-□□□-□(2m、 5m)
(CX-Serverを使用時)
PLCとの通信プロトコル:上位リンクまたはツールバス
・接続ケーブル:CPUユニットのペリフェラルポートへ接続:形CS1W-CN□□□(2m、 6m)
        CPUユニットのRS-232Cポートへ接続時:形XW2Z-□□□-□(2m、 5m)
Controller Link
経由での接続
(FinsGateway Controller LinkドライバまたはCX-Server使用)
Controller Linkサポートボード装着のパソコンに搭載し、 Controller Linkユニット装着のPLCに対して通信
Ethernet経由
での接続
(FinsGateway ETN_UNITドライバまたはCX-Serverを使用)
Ethernetボード装着のパソコンに搭載し、 Ethernetユニット装着のPLCに対して通信
オフライン操作機能 計器ブロックの各ITEMのデータの設定
・アナログ信号のソフト結線
・ブロック結線図/ラダー図への任意の文字列(付箋)の貼り付け表示/印刷
・ステップラダーブロック/シーケンステーブルブロックへのコマンド記述
・モニタソフトのタグ設定
・工業量表示設定
・折れ線プログラムパラメータ設定
オンライン操作機能 ・計器ブロックデータの転送
 (ループコントローラへのダウンロード、 アップロード)
・ループコントローラの(全計器ブロック)の運転/停止指令
・システム運転確認 : システム共通ブロック(形式000)のモニタ/操作(ループコントローラ負荷率のモニタを含む)
・ループコントローラの動作確認 : 計器ブロック結線動作確認(計器ブロックごとの演算停止/停止解除を含む)、 ラダー図動作確
 認、 シーケンステーブル動作確認、 ITEMのモニタリング
・PID定数などのチューニング機能
 (ファインチューニング、 オートチューニング)
・ループコントローラのメモリ(RAM)の初期化
・バックアップ外部指示機能

注. CX-Process Toolはバージョンによって使用できる機能が異なります。詳細はマニュアルをご覧ください。(マニュアルNo. SBCC-823、SBCC-824)
*1. FinsGateway V3使用時はツールバス使用不可。