Page top

MicrosoftおよびWindowsは、米国Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
スクリーンショットはマイクロソフトの許可を得て使用しています。
その他、記載されている会社名と製品名などにつきましては、各社の登録商標または商標です。

CS1G, CS1H 特長 2

急激な需要変動にも耐えうる生産能力をもった設備を生み出すためにも、競合他社より差異化した機械を生み出すためにも、それらを支援する性能を有した最高速コントローラが求められます。
CS1シリーズは、タクトタイムを大幅に短縮し、マシンの動きをより高精度にするために、最高の入出力応答性能と情報処理能力を搭載しています。

CS1G, CS1H 特長 3

複雑なプログラムをより簡単に開発していただくために、Windows上の統合開発環境はもちろんのこと、アプリケーションにフィットしたさまざまな命令語群を搭載しています。
トータルコストダウンにつながる開発工数短縮のためのプログラム再利用にも有効な構造化プログラミング機能も搭載しています。

CS1G, CS1H 特長 4

お客様の長い時間と労力を費やして構築してきたノウハウ。
それは、企業の競争力の源泉となる大切な資産です。
オムロンはそれらをできるだけ大切にさせていただきたいと考えています。
それを形にするのが、上位互換の仕様です。
既存の設備・機械でお使いの各種ユニット、プログラムなど、そのままご使用いただけます。

よりチューンアップしたCS1シリーズが、高機能システムを最適規模で構築します。

豊富な品揃えで、業務に最適なシステムが構築可能。

小規模から大規模なシステムまで、目的や用途に合わせて選べる全9タイプのスケーラブルなCPUユニットをご用意。全CPUユニット共通で使用できるメモリカード、シリアルコミュニケーションボード・各種高機能I/Oユニットなどとの組み合わせで、ムダのない最適なシステムが構成できます。

CS1G, CS1H 特長 6

50m×2系統の長距離増設装置
最大72ユニット、7ラックまでの長距離増設を実現。

最大80ユニット、7ラックまでの増設、増設距離12mで大規模制御に対応。I/Oコントロールユニット、I/Oインタフェースユニットの使用により最長50m×2系統、最大72ユニット、7ラックまでの長距離増設システムが実現可能。
CS1基本I/Oユニット、CS1高機能I/Oユニット、CS1 CPU高機能ユニットをプログラム上で意識することなく50m離れた長距離増設装置で使用することができます。

注:C200H用ユニットは長距離増設装置上に実装できません。

CS1G, CS1H 特長 7

高実装のCPUラックのみで最大960点の制御を実現。

96点の入力/出力が可能な基本I/Oユニットを10台実装することで、基本のCPUラックのみで最大960点の入力/出力が制御可能。またアナログ入力/出力ユニットをそれぞれ5台ずつ実装することで、80チャンネルまでのアナログ機器制御にも対応できます。スペース効率の高さも魅力です。

CS1G, CS1H 特長 8

データリンク、リモートI/O通信、プロトコルマクロなどのリフレッシュ性能向上

従来、命令実行後のI/Oリフレッシュ時のみに行っていたCPU高機能ユニットとのI/Oリフレッシュ処理を、DLNK命令によって実行可能です。データリンク、DeviceNetリモートI/O通信などのCPU高機能ユニット独自のリフレッシュ処理、および割付リレー/割付DMエリアのリフレッシュを、命令実行時に都度リフレッシュすることにより、CPU高機能ユニットのリフレッシュ応答性能が向上します。

CS1G, CS1H 特長 9

CPUの大容量化で、ゆとりのコンポーネント制御を実現。

最大5120点のI/O点数、最大250Kステップのプログラム容量、最大448KWのデータメモリ(拡張データメモリ含む)容量、各4096個のタイマ/カウンタ数など、画期的なCPUの大容量化を実現。
余裕のプログラム容量は大規模システムに最適。
もちろん、データ処理などの高付加価値アプリケーションにもゆとりで対応できます。

システムバスの伝送速度を2倍に

CPUユニットと高機能ユニット間のデータ伝送効率を2倍にアップしました。これにより、システムトータルでのパフォーマンスがさらに向上しました。

CS1G, CS1H 特長 11

データ処理時のサイクルタイムのバラツキ抑制

テーブルデータ処理命令/文字列処理命令など、処理時間を要する命令を複数サイクルに分割して処理することで、サイクルタイムのバラツキを最小限に抑え、安定した入出力応答性能を維持できます。

CS1G, CS1H 特長 12

各命令の高速化から、全体のバランスがとれた高速化まで。

PLCの性能の核となる命令実行エンジンをさらにチューンアップするとともに、高速RISCチップをグレートアップすることで、高速命令実行を実現しました。さらに、命令実行と周辺サービスを並列処理するモードを用意することで、全体のバランスのとれた高速性能を実現しました。

CS1G, CS1H 特長 13

情報化対応環境をさらに充実。
シームレスなネットワークが“見える現場づくり”を加速します。

高速大容量のPLC間データリンクを可能にするEtherNet/IP対応。

最新の汎用イーサネット技術を活用し、制御と情報のネットワーク統合を実現する、グローバル標準ネットワーク「EtherNet/IP」に対応。PLC―PLC間、PLC―マルチベンダ機器間のデータリンク、表示器―PLC間通信を、汎用イーサネット上で実現。

CompoNet対応で設備の省配線化・情報化・標準化を加速。

1000点を約1.0msで制御可能な、ビットレベル制御に長けたマルチベンダ対応ネットワークです。
センサ&アクチュエータレベルでは初めてメッセージ通信をサポートしています。各スレーブ内にはメンテナンス情報が管理されており、設備の予防保存に活用できます。

DeviceNet対応で柔軟なシステム構築を実現。

世界標準のマルチベンダバス、DeviceNetに対応。
幅広いFAアプリケーションに対応できる最大64ノードのコンポーネント接続、高い信頼性、保守性を実現できるデバイスプロファイルやコンフィグレータツールにより、マルチベンダ環境でのコンポーネント接続を強力に推進します。また柔軟なシステム構築が可能なマルチプルI/Oターミナルと組み合わせることで、さらにフレキシブルな生産システムが構築できます。

多彩な機能のサポートでEthernet対応を強化。

情報系ネットワークの標準であるEthernet接続に向け、TCP/IP、UDP/IPの8個のソケットI/F、FINSメッセージ通信、ファイル単位でのデータ転送(FTP)、メール通知等をサポート。生産管理と製造現場のデータが各種通信サービスにより有機的にリンクできます。

ネットワークからネットワークへ、多階層越えの通信システムを作りたいに、お応えします。

FINSメッセージ通信の最大8階※層越え機能を実現(CX-Programmer Ver. 4.0以降使用時)。
従来のオムロンFINSメッセージ通信は最大3階層まで。今回、最大8階層まで拡張しました。
これにより、Ethernet←→Controller LinkのFINSメッセージ通信が通るネットワーク間では、多階層のつぎ目なし通信システムを構築できます。

※ユニットVer.2.0以降

小規模から大規模まで、幅広いシステムに対応。

CS1シリーズを筆頭に、オムロンでは小型PLCのCP1Hから大型PLC CVシリーズまで、信頼と実績のPLCラインナップをご用意。小規模から大規模システムはもちろん、分散制御システムのニーズにも対応。現場の規模や用途に応じた最適なシステムが構築できます。

CS1G, CS1H 特長 21

このCS1のデュプレックスシステムが設備・装置の信頼性を向上します。

CS1G, CS1H 特長 22

CPUユニットの二重化にはホットスタンバイ方式を採用。

●CPUユニットに異常が発生した場合、瞬時に制御をつかさどるCPUユニットを切り替えるため、システム動作にほとんど影響を与えず継続運転が可能です。
●二重化のための特別なプログラムは必要がないので、設計作業を簡単にし設計工数の短縮も実現します。

CPU・電源・通信の各ユニットは、1ユニットだけを装着するシステム構成も可能です。必要なユニットを選択することで、最適コストでシステム構築が実現できます。(CPU・電源・通信を1ユニットだけ装着する場合でもデュプレックスユニットの装着は必要です)

ユニットのオンライン交換。

CS1Dでは、CPU二重化システム、CPU単独システムのいずれでも、通電中および運転中に、オンライン交換操作によりユニット(基本I/Oユニット、高機能I/Oユニット、CPU高機能ユニット)を交換することができます。また、交換中は、対象のユニットの動作は止まりますが、それ以外のユニットの動作は継続します。また、デュープレックスユニットそのものもオンライン交換可能です。

CS1G, CS1H 特長 24

CPUユニット、電源、通信の二重化/単独構成をそれぞれ選択可能。

システムの用件(信頼性、コスト、機能)に応じて、CPUユニット、電源、通信の二重化/単独構成をそれぞれ選択できます。例えば、ダウンさせられないシステムでは、すべてを二重化したり、相対的に寿命が短い電源のみを二重化したり、冗長度を選んでシステム構築することが可能です。

ネットワークの二重化により、情報化対応の信頼性が向上します。

Ethernetの二重化により、情報系ネットワークの信頼性を向上。

ネットワーク回線と通信ユニットの両方を二重化するため、ネットワークの断線や一方の通信ユニットのダウンが発生しても、通信を継続できます。
さらに、通信処理ごとに通信可能なルートを自動的に選択する方式を採用しているため(回線全体を切り替える方式と比較して)、複数箇所の断線に対して、より信頼性の高いネットワーク構築が可能です。

CS1G, CS1H 特長 28

Ethernetでのネットワーク二重化には、形CS1D-ETN21DとVer.1.1以上のCS1D CPUユニットが必要です。

高い開発生産性を実現。

プログラムの構造化やモジュール化を、柔軟に余裕をもってプログラミング

新たにUMサイズ400Kステップ、EM25バンクを持つCS1D-CPU68HAをラインナップに追加。ユーザプログラム、データメモリ、コメントメモリなどメモリ総容量は5MBです。小規模から大規模なシステムまで、目的や用途に合わせて選べる10タイプのCPUユニットをご用意しています。

CS1G, CS1H 特長 30

プログラムの流用、共用で開発生産性を向上

IEC61131-3準拠の言語をサポートし、ラダー言語に加えて、ST言語、SFC言語でプログラミングが可能です。FBを使用することで、プログラムの流用、共用が可能になり、開発生産性を向上することができます。FB/ST/SFCは、CPU二重化システム CPUユニット(CS1D-CPU□□HA)、CPU単独システムCPUユニット(CS1D-CPU□□SA)で使用できます。

CS1G, CS1H 特長 31

二重化を意識しないプログラミングが可能。

CS1Dでの通信の二重化は、二重化用の特別なプログラムを作成する必要がありません。
そのため、二重化システムのプログラム設計が容易です。

●Ethernetの場合、メッセージ通信など、これまでアプリケーションで構成した複雑なプログラムを簡略化できます。

CS1G, CS1H 特長 34

●Controller Linkの場合、データリンクのエリア割付を、ムダなく構成できます。

CS1G, CS1H 特長 35

導入コスト/メンテナンスコストが削減できます。

ソフト資産の流用が可能。

CS1、CJ1を混在してご使用いただく場合でも、サポートソフトは共用、ソフトプログラムや各種データも互換ですので、流用や再利用が極めて簡単です。
また、二重化するためのラダー回路は不要ですので、既存のシステムを二重化システムに変更する場合でも、ラダープログラムをほとんど手直しする必要はありません。

各種ユニットなどに高い互換性。

CS1Dデュプレックスシステムは、CSシリーズ間で各種I/Oユニットが共通です。そのため、トラブル復旧やメンテナンス用の部材品を共用することが可能ですので、システム毎に重複して部材品を確保する必要がなく経済的です。
(C200H用ユニット等はCS1Dでは使用できませんので詳細は、ユーザーズマニュアル等でご確認下さい)

高速・高精度なモーション制御で、装置の高性能化に貢献します。

CS1G, CS1H 特長 39

MECHATROLINK-Ⅱ対応 位置制御(NC)ユニット

接続は一本!引き回しも自在。

MECHATROLINK-Ⅱ採用により、サーボドライバとの接続はケーブル(2芯シールド付きツイストペア線)1本で簡単です。総延長50m(16軸時のみ30m)の省配線が、より自由な構造の装置を実現します。

立上げ、保守時の工数を削減。

PLCからサーボドライバのパラメータ設定が可能。サーボドライバ個別にツールを接続することなく、設定や調整を一箇所で行えます。またサーボドライバのアラーム状態や、速度、トルクなど各種の監視状態を、PLC上で一元的に扱うことができます。

位置制御(NC)ユニット

2種類の出力タイプ、3種類の軸数。

オープンコレクタ出力タイプとラインドライバ出力タイプの2種類の出力タイプがあります。軸数は1軸/2軸/4軸でさまざまな装置に合わせて選択できます。

豊富な位置決め機能。

目標位置・速度・加速度を、都度または動作中に設定する場合に有効な直接運転(PLCのラダーで位置・速度・加減速データを指令)と定まったパターンをあらかじめNCユニットに記憶させておいて動作させるメモリ運転の2種類の運転モードがあります。また、フィーダ制御などに有効な割込み定寸送り機能や非常時の動作に有効な強制介入起動などさまざまな位置決め機能で装置の動作を実現します。

MECHATROLINK-Ⅱ対応 モーションコントロール(MC)ユニット

楽々システム構築。

物理軸最大30軸、仮想軸を含めると32軸の制御が可能です。サーボとのI/Fは高速サーボ通信(MECHATOROLINK-Ⅱ)を採用。多軸の制御を省配線で実現できます。

楽々情報管理。

高速サーボ通信により、パソコン上のサポートツールから、プログラムやパラメータ・データの設定・読みだしが可能です。さらに、サーボドライバ内のパラメータの設定・読みだしや動作状況の把握ができます。

楽々モーション制御。

位置制御、同期制御(電子ギア、電子カム、追従)、速度制御、トルク制御のすべてのモーション制御が可能です。
8つのモーションタスクでモーションプログラムを同時に実行できます。また、プログラム内での分岐実行もできますので、独立制御と同期・補間などの軸間で関連する制御を一連のプログラムで実現できます。

モーションコントロール(MC)ユニット

G言語、マルチタスクで簡単プログラミング。

プログラミング言語は簡単なG言語を採用。最大100本のプログラム、2000ブロックのプログラム容量で余裕のプログラミングを実現。さらに、4本のタスクで独立運転も簡単に実現できます。

高速なインタロックを実現。

MCプログラムからPLCの割込みプログラムを実行できるDコード(割込みコード)を搭載。簡単かつ高速なインタロックで機械の生産性を向上できます。同期制御(電子ギア・電子カム)も可能。

カスタマイザブルカウンタユニット

新しい発想、カスタマイザブルカウンタユニット。

20点I/Oを備えた高速PLC、2軸高速カウンタ、2点のパルスまたはアナログ入出力を1ユニットに凝縮。複雑なアプリケーションを容易に実現します。

CS1G, CS1H 特長 54

曲げ、押し当て制御が容易に実現。

ラダープログラムにより速度制御・トルク制御の切り替えが自由に実現できます。金属の曲げ加工や接着の押し当て加工が実現できます。

CS1G, CS1H 特長 55

高速応答が必要なモーションアプリが実現可能。

豊富な割込み機能と応答性能でパルス入出力などを使用する高速応答モーションアプリを実現します。

コンセプトは、スマートプロセスコントロール
これまでのPAの現場に大きな革新をもたらすPLC計装

CS1G, CS1H 特長 57

プロセス制御の情報化・標準化に貢献するPLC計装ならではの優れたオープン環境を提供。

CS1G, CS1H 特長 58

多彩なループコントロールがさらに使いやすく。計器ブロック方式で、プログラミングもますます簡単に。

計器ブロックのソフト結線により、演算ブロックの組み合わせ入出力の指定など、すべての機能を計器ブロックのみで実現できます。また計器ブロックの組み合わせで、通常のPID制御に加え、カスケード制御、フィードフォワード制御、可変ゲイン制御などの特殊な制御タイプが自由に実行可能です。

CS1G, CS1H 特長 59

こんなアプリケーションにPLC計装をお役立てください。

CS1G, CS1H 特長 60
CS1G, CS1H 特長 61