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詳しくは共通の注意事項およびご注文に際してのご承諾事項をご覧ください。

警告

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安全を確保する目的で直接的または間接的に人体を検出する用途に本製品は使用できません。
人体保護用の検出装置として本製品を使用しないでください。

安全上の要点

設計時

使用パワーサプライ(電源)について

過電流検知機能付きパワーサプライをご使用の場合はご注意ください。本センサの電源回路にはDC-DCコンバータを
使用しています。過電流検知機能付き電源の場合、突入電流により保護回路が働くことがあります。
推奨電源:弊社形S8VSシリーズパワーサプライの場合、電源容量15W以上の各タイプ

配線時

電源電圧について

使用電圧範囲を超えて使用しないでください。
使用電圧範囲以上の電圧を印加したり、または直流電源タイプのセンサに交流電源(AC100V以上)を印加すると、破裂したり、焼損したりする恐れがあります。

誤配線について

電源の極性など、誤配線をしないでください。破裂したり焼損する恐れがあります。

使用環境

引火性爆発ガスの環境では使用しないでください。

その他

・本製品を分解したり、修理・改造したりしないでください。

・廃棄するときは、産業廃棄物として処理してください。

使用上の注意

定格を超える周囲雰囲気・環境では使用しないでください。

設計時

センサの周囲温度と湿度

一般的に音速は1℃の温度変化に対して約0.17%変動します。たとえば20℃から40℃に周囲温度が上昇すると約3.5%音速が上昇します。また、乾燥した空気中では、湿度100%の空気中と比較して、2%音速が上昇します。実際にご使用になる環境でテストを行った上でご使用ください。

相互干渉

相互干渉防止機能使用時は、5台まで密着して使用可能です。相互干渉防止機能を使用せずに、並べてご使用になる場合は、センサ間を下表に従って離してください。

〈並列配置〉

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〈対向配置〉

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検出物体について

・検出物体は、固体、液体、粉末などですが、検出物体の表面状態により、検出能力は変動します。表面の凹凸は0.2mm以下であれば規定の検出距離になります。微粉末やフェルト、綿などの音を吸収しやすいものの場合は、テストを行った上でご使用ください。

・検出物体の温度が100℃を超えるような場合、反射する超音波が非常に小さくなりますので、テストを行った上でご使用ください。

検出体の角度の影響について

本センサは、固体、液体、粉体の検出が可能ですが、検出体の表面状態が重要になります。
表面が波打ったり、角度のあるような検出体で確実な検出を実現するためには、傾き3°以下が許容範囲になります。

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取りつけ時

取りつけについて

センサの取りつけは必ず付属のナットを使用し、15N・m以下のトルクで締めつけてください。
ノイズなどでセンサが誤動作する場合は、センサと取付台(金属)の間に絶縁体を入れてください。

周囲雰囲気について

・動作の信頼性と長寿命を維持させるため、定格を超える温度や屋外での使用は避けてください。

・超音波式センサは空気を伝達媒質としていますので、局部的な温度差があると境界面で反射、屈折が起こったり、風が発生する場所では検出領域が変化したりして誤動作の原因となります。従ってエアカーテン送風機などの近くではご使用を避けてください。

・エアノズルから発生するジェット音は多種周波数成分を含んでいるため影響が大きく、これに類するものの近くでは、ご使用にならないでください。

・センサの表面に水滴がつくと検出距離が低下します。

配線時

コードの延長について

コードの延長は10m以内です。

高圧線との区別について

高圧線、動力線と本センサの配線が同一配線管あるいはダクトで行われると誘導を受け、誤動作あるいは破損の原因となる場合もありますので、別配線または単独配管での使用としてください。