シンプルなシステムで高画質の拡大観察が始められます
Basic Setting
ネットワークデジタルファインスコープは、本体、レンズ、カメラ、モニタの基本構成のみで、拡大観察/解析の作業が始められます。高画質、高性能でありながら、初めて使う人でもすぐに操作できるやさしいインターフェイスにこだわりました。セットアップすれば、あとは簡単なボタン操作で対象物を鮮明に映し出します。 豊富なオプションもご用意。 レンズは0(等倍)~最大7000倍までラインナップ。レンズアダプタも平面から側面まで観察を可能にした光学アダプタを多数品揃えしております。また、観察ニーズに合わせて反射型・透過型・傾きスタンドを選べます。
より高度な観察/解析へ、システムを拡張できます
Advanced Setting
ネットワークデジタルファインスコープは、ニーズに合わせてより高度に進化するコンセプトを持っています。そのエレメントのひとつが、「Z軸自動制御」です。リモートモータコントローラと電動フォーカスブロックをジョイントすることにより、手動では困難なピント合わせ、深度の合成やキャリブレーションを自動化しました。また、計測しづらかったミクロの高さ計測も実現しました。熟練者にしかできなかった高度な観察が、だれにでも行えるようになりました。
映像解析ソフトウェア。
報告書作成に便利な「Image-Ana LITE Ver 4.1」、3D観察や断面プロファイル観察を可能にした「立体観察モジュール」もご用意しています。対象物の徹底した解析を実現します。
高画質のUXGA準動画(15フレーム/秒& ダブルバッファ)※【業界初】
※VC3500 V2のみ
UXGA 15fps & Double Buffer
UXGA(1600×1200ピクセル)は、一度に観察できる範囲を大きく広げ(SXGA面積比146%)、観察・解析プロセスが大幅に効率化します。しかも15フレーム/秒&ダブルバッファ方式による超高解像度の準動画のため、ピント合わせや倍率の変更がスムーズに行え、ストレスを感じることのない観察が可能です。また、ちらつきのないプログレッシブスキャン方式の映像で鮮明に見えることはもちろん、長時間の作業でも目の疲れを抑えます。
●動画性能の比較 SUS304腐食(×1500)
拡大表示でも高画質をキープする、ビデオ動画(30フレーム/秒)
High-definition Video Images
新開発の画像処理エンジンの採用により、解像度がビデオ動画用に縮小されても画像情報が凝縮維持されており、そのため画質の劣化が起こりません。さらに、拡大表示しても高品質の画質が維持できます。ビデオ動画でも実用性のある映像を実現しました。
業界NO.1クラスの深い被写界深度で、凹凸のある対象物も鮮明な映像で
Better Depth of Image
採用されているレンズは、業界No1.クラスの深い被写界深度を誇ります。 奥行き感のある立体映像で観察でき、一度ピントを合わせると、ズーム倍率を調整してもピントがずれないので非常に効率的な観察ができます。 また、観察距離が長く取れるため、対象物に作業を加えながら観察したり、突起のある対象物でもぶつからずに観察できます。
●動画観察で有利な深い被写界深度
見たままの色を忠実に再現する独自仕様の211万画素小型CCDカメラ搭載
2.11Mega Pixel CCD Camera
独自仕様の211万画素CCDカメラで、UXGA準動画と超高品質ビデオ動画を実現しました。ハイクラスの観察に必要な性能を、コンパクトなボディにぎゅっと凝縮しました。小型で扱いやすく、対象物を的確にキャッチできるため、拡大観察のあらゆるシーンで活躍します。
鮮明に映すメタルハライド光源
Metal Halide Lighting
光源にメタルハライドランプを採用し、ハロゲンより明るく、消費電力もハロゲンの1/4以下と省エネ設計。メカシャッターを採用しているため、色温度の変化がなく、対象物をより鮮明な映像で観察できます。
高画質な映像をだれでもどこでも簡単に観察
Direct Observation
観たい部分にレンズを向けるだけで、接触・非接触、どちらでも簡単に観察が始められます。検査の前に、対象物を分解したり切断したりの面倒な加工は必要ありません。
フレアーや軸ズレのない高品位HRレンズ
High Optical & Lighting Technology
高い技術と豊富なノウハウを存分に注ぎ込んだHRレンズ。コントラスト・被写界深度・解像度を最高のバランスで設計。レンズ表面で反射した光が正規の像を劣化させるゴースト、フレアー現象を解消したのをはじめ、鏡筒やレンズ軸のズレなど、予測不可能ともいえる問題点まですべて解決しました。 精密さを必要とする観察ならではのトラブルに悩まされることなく、作業に集中できます。
優れた光学設計技術
オムロンのレンズの優れた光学特性は既存の顕微鏡を越えた新しい設計思想から生まれました。 これまでに手掛けた計測、一般FA検査用光学設計で培われた技術を活かし、その集大成であるHRレンズは、安定した高精彩、高解像度の映像を提供します。
卓越した照明技術
オムロンでは、撮像系だけでなく照明光学系にも同様に力を入れています。 光を集光しただけが照明ではありません。光学設計された素性のよい光のみが照明を可変でき、長焦点照明、拡散照明、同軸落射照明や連続的な角度可変照明を実現します。
HR新同軸ズームレンズ【NEW】 VC-HRM10XZC
未知なる世界へ。HR新同軸ズームレンズVC-HRM10XZCは、サブミクロン領域の観察を可能にしました。対物レンズを取り替えることにより、70~700倍/140~1400倍/350~3500倍/700~7000倍とズーム範囲を変更できます。被写界深度も深く、立体的な対象物も鮮明に捕らえます。片射同軸照明、偏光照明、透過照明など、さまざまな観察ニーズに対応しています。
7000倍ズームレンズで観る対象物
360度の立体観察
3Dロータリヘッドアダプタ
回転ミラーを使い、360度あらゆる角度から対象物を捕らえます。 立体観察が簡単にでき、対象物を傾ける必要がないので、スピーディな作業が可能です。
角度可変ロータリヘッドアダプタ
角度をいろいろ変えて対象物を観察したいときに便利なアダプタです。25度~55度の範囲で自由に角度を変えられ、よりくわしい観察が行えます。
対象物を動かさず、見たい角度から自在に観察 傾きスタンド形VC-STAU
微小な対象物は、見やすい状態に動かすことが困難な場合もあります。そんなときに便利なのが傾きスタンドです。±90度までの任意の角度にカメラを設置することが可能。対象物を動かさず、見たい角度から同じポイントの観察ができます。
簡単操作へのこだわり
Easy to Operate
インターフェイスや操作パネルは、初めての方にもすぐに操作できるわかりやすい設計となっています。 ワークのピント合わせに役立つフォーカスインジケータ、解析に役立つ自動計測、画像管理に役立つサムネイルなど、便利な機能を搭載し、拡大観察/解析プロセスの生産性を向上させます。
使いやすいフロントパネル
The front panel is easy to use
本体のフロントパネルは、スイッチ類の数を極力減らしユーザーフレンドリーな操作性を実現しました。初めての方にもわかりやすく、その日から拡大観察を始められる親切設計です。本体サイズは16インチ液晶モニタにジャストフィット。 モニタ台になりますので作業場のスペースを広く使えます。
離れたところへもすぐに送れる便利なネットワーク機能
Networking
撮影した画像をすぐメール送信【業界初】
効率のいい研究開発には、スムーズな情報伝達が欠かせません。業界初のメール機能で、パソコンに取り込むことなくダイレクトに画像を送信。メンバー同士、あるいは部署を越えて情報の共有化がすばやく行えます。アドレスの読み込み、定型文の設定もできるので、まさにワンクリックで送信できます。
高速転送USB2.0&LAN対応
転送の待ち時間にイライラさせられることはもうありません。最大転送速度480Mbpsを誇るUSB2.0に対応。非圧縮の画像1枚をわずか数秒で転送可能。あわせてLAN(10/100base-T)も標準装備。拡大観察/解析の作業効率が飛躍的に高まりました。また、コンパクトフラッシュカード、マイクロドライブを外部ディスクとして認識できるので、データの受け渡しもたいへん便利です。
観察画像を共有できるWEBサーバー機能
ネットワークを通して拡大観察した画像を配信できる便利なWEBサーバー機能。コンパクトフラッシュカード、またはマイクロドライブ内の画像がどこからでも閲覧できるので解析もスピードアップ。タイマー録画機能を使えば、離れたところにいてもWEBサーバーから時間軸で現状を確認できます。
簡単便利な携帯性
Convenient Portability
多彩なアプリケーション
使いやすく、高画質。拡大倍率のオプションも自由に選べるネットワークデジタルファインスコープ。 医学・薬品・生物などのバイオテクノロジー分野、ナノテク/新素材の研究開発、製造・品質管理など、あらゆる産業分野でお使いいただけます。
“拡大観察/解析をさらに追究” Image-Ana LITE Ver 4.1
観察した結果をいかに正確な解析につなげるか。その答えとしてパソコン上で使える多機能映像解析ソフト、Image-Ana LITE Ver 4.1をご提案します。 対象物のあらゆる計測から統計処理、画像ファイリングまでこなし、観察した高画質映像を最大限に生かせるソフトです。 情報を自由自在に扱い研究開発/品質管理にお役立てください。
タイリングモジュール
複数の映像を視野合成。 対象物を移動させながら、複数の映像に分けて観察するアプリケーションに最適なのが、このタイリングモジュール機能。高解像度の映像を1枚の大きな映像に視野合成。高い解像度(分解能)をキープしたまま合成できるので全体像の把握が容易になります。最大100枚まで合成可能ですから、大きな対象物の全体映像も一望できます。
フォーカスモジュール
すべての焦点で深度合成。 立体観察のアプリケーションでは、高倍率で深い被写界深度が必要です。部分的に焦点が合った複数の映像を1枚にまとめるのがフォーカスモジュール機能。1枚1枚焦点があった部分だけ抜き出して、深度合成します。立体的な対象物の高度な観察を容易にしました。また、Z 軸自動制御を使えばオートでの深度合成が可能です(カタログをご参照ください。)。
3D拡大観察を可能にしたプラグインモジュール
だれでも手軽に正確に、3D拡大観察ができるようになりました。Z軸自動制御システムとプラグインモジュール「VC-IAL-TDO」の組み合わせで、3D画像の作成も思いのまま。経験に頼らず高度な拡大観察を、というコンセプトがここでも現れています。
VC-IAL-TDO【NEW】
デジタルファインスコープの映像解析ソフト、Image-Ana LITE Ver4.1に対応する立体形状解析のプラグインモジュールがVC-IAL-TDOです。電動フォーカスブロック・リモートモータコントローラとのジョイントで、簡単・正確な3D拡大観察を可能にします。
VC-IAL用立体観察モジュール
3D表示
3D表示でさらに精緻な観察を。 Z軸の移動データと全焦点画像から、独自のアルゴリズムで3D表示画像を作成します。作成された画像は、極めて実物に近い再現性を持ち、平面では気づかなかった、判別し難い対象物に威力を発揮します。また、作成した画像に対して、回転や仰角変更により様々な観察が行えます。
多彩な3D表示画像
断面プロファイル観察
報告書も簡単作成
高度な観察をより生かすために、観察結果をきちんとまとめてデータベース化する必要があります。 ネットワークデジタルファインスコープは、パソコン環境での報告書の作成もラクラク。使い慣れたEXCELで作成することも可能です。 また、保存した画像をデータベース機能で管理して、すばやく検索することもできます。