
標準でEtherNet/IP 2ポートとEtherCAT
1ポートを搭載。既存のネットワークですぐに利用できます。
OPC UAやSLMPの認証を取得しているので、
安心して既存の設備に接続できます。
OPC UA(OPC Unified Architecture)は産業オートメーションなどの業界で、安全で信頼性あるデータ交換を行うために策定されたオープンな国際標準規格で、IEC62541として規格化されています。
製品やOSなどメーカ間の垣根を越えて、セキュアで信頼性の高いデータ交換が行えることから、Industrie4.0のRAMI(Reference Architecture Model Industrie 4.0)モデルの通信として推奨され、それを契機に全世界で関心が高まりました。
また、PLC標準のIEC61131-3と整合され、生産現場(FA)の情報を、上位(IT)のMESやERPと高い信頼性でやりとりできるため、包装機の標準規格PackML(ANSI/ISA-TR88)、成形機の上位接続標準(EUROMAP77)で採用されるなど、全世界の製造機械で普及が進んでいます。
これを受け、オムロンはマシンオートメーションコントローラ NX102/NJ501にOPC UAサーバを標準搭載、FAとITの橋渡しをする産業IoT標準の普及に努めています。
CPU、電源、Ethernetポート、
全て入ってこの薄さ!
1000個/分(約60ms/個)の照合機能性能があるので、生産タクトを落とさずに全数トレースを実行できます。
定時同期、全制御周期、ミリ秒間隔でデータベースに書き込めるので、
機械の挙動をより正確に把握できます。
オムロンは長年の実績を元に、
制御と情報をコントローラで融合し、
現場のIoT化を実現しています。
もっとも重視したのがマルチコア・プロセッサの採用です。
NX1はマルチコア・プロセッサの性能を最大限に引き出し、
制御性能には妥協せず、マシン制御と情報活用の両立を実現しました。
そのため、1台のコントローラで、モーション制御を行いながら、
全数トレーサビリティが可能です。
課題 | 液状の食品の瓶詰量が安定しない。仕様以上の量にすると自社の損失だし、仕様以下の量だと、消費者のクレームにつながる。 |
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要望 | 充填工程の制御に影響を及ぼすことなく、充填量をデータベースへ書き込み、製造履歴を管理したい。 将来的にはライン全体の稼働率モニタリングができようにしていきたい。 |
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