IO-Linkで、ライトカーテンを遠隔監視

IO‒Linkによるライトカーテンの遠隔監視

IO-Linkは、センサーやアクチュエータ等との通信のために「IEC 61131-9」で標準化されたI/O接続技術です。
新しいセーフティライトカーテン(F3SG-SR/PGシリーズ)には、Io-Link接続のための【インテリジェントタップ(形F39-SGIT-IL3)】を使用することで、セーフティライトカーテン(F3SG-SR/PGシリーズ)の光軸別入光量情報、不安定入光情報、ライトカーテン本体内部ステータス情報やエラー履歴などのプロセス情報や設定情報を、上位コントローラ側からモニタリングすることができます。

IO-Linkによるセーフティライトカーテン監視活用例

IO-Linkによるセーフティライトカーテン監視活用例
  • セーフティライトカーテン(F3SG-SR/PGシリーズ)の状態を、現場に行かなくても、モニタリングすることができます。
    光軸ズレや汚れのためのメンテナンス要否が判断可能。
  • セーフティライトカーテンのID(メーカ・センサ種別・形式)を確認することで、誤接続/未接続や設置間違いなどのチェックが容易にできます。
  • ライトカーテンの異常発生時に、どのような異常で止まったか推定要因まで分かるため、異常箇所や対処方法を限定した状態で現場に行くことができ、最短時間での設備復旧が可能です。
  • 上位側(PLCやパソコン)でプログラムを作成すれば、ライトカーテンの光量やステータス情報から、ライトカーテンの汚れを拭くためのメンテンナンス時期を事前に察知する仕組みを作ることもできます。
  • 通電時間を把握することで、本体メンテナンス時期が判断可能。

※ IO-Link経由での設定データのバックアップ・リストアはできません。

簡単動画説明

IO-Linkによるセーフティライトカーテンの接続構成例

IO-Link経由で取得できるモニタリング情報

プロセスデータ

  • 受光量診断情報
  • 瞬間遮光検知情報
  • 制御出力状態
  • 補助出力状態
  • MUTE A/B入力状態
  • センサまたはインテリジェントタップロックアウト情報

サービスデータ

  • 受光量レベル
  • インテリジェントタップエラーコード
  • エラーコード
  • 稼働時間
  • ベンダ名
  • プロダクト名
  • シリアルNo
  • ハードウェアバージョン
  • ファームウェアバージョン

IO-Linkとは

IO-Linkは、センサーやアクチュエータ等との通信のために「IEC 61131-9」で標準化されたI/O接続技術です。
光電センサ、近接センサ、液体流量センサ等の各種センサやアクチュエータのセンサ信号(ON/OFF動作状況)だけでなく識別情報をコントローラ(PLC)と通信する事ができます。それにより、工場内の各種センサやアクチュエータの状態や情報を、PLCを通じて監視するステムを構築することができます。
IO-Linkについての詳細は、こちらを御覧ください。

※ セーフティライトカーテン(F3SG-SR/PGシリーズ)のIO-Link接続の詳しい内容は、マニュアルを参照ください。

インテリジェントタップとは

インテリジェントタップ本体のみを使い、(現場でパソコンがなくても)、セーフティライトカーテン本体の設定のバックアップ・リストアをすることができます。

かん合時
IP67等級、IP67Gの防水・耐油性能があるため、水・油を使う現場環境でも使用することができます。
インテリジェントタップ

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