NEW2021年11月新発売
溶接工程向け近接センサ E2EWシリーズ溶接ラインの過酷な
現場環境でも
壊れにくく、
生産性とコストを改善
直流2線式/3線式のベーシックモデルをラインアップ追加
課題モノづくりの変化に対応して
解決策溶接工程に特化した性能で
プレミアムモデル直流3線式
ベーシックモデル直流2線式 / 3線式 NEW
過酷な環境でも壊れにくく、
保守・交換頻度を削減
設計保全10年間交換不要*1の
長寿命なスパッタ耐性
スパッタの付着しにくさやコーティングの剥がれにくさを追求し、長期耐性を実現しました。
*1. 当社で想定した「アーク溶接環境下で1日10時間稼働し、清掃頻度を月1回(年間12回)」とした場合の想定値です。当社従来品 (E2EF-Q)が清掃3回に1回の交換とすると、E2EW-Q は清掃180回に1回の交換となるため、10年以上交換不要となります。
スパッタが付着しにくく、
メンテナンス頻度を削減
スパッタが付着しにくいフッ素樹脂コーティングなので、スパッタが飛散する箇所に設置してもメンテナンス頻度を少なく保てます。
従来E2EF-Q
新商品E2EW-Q
広範囲にスパッタが付着して1ヵ月程度で誤動作する
フッ素樹脂コーティングだからスパッタが付着しにくい
清掃頻度 1/2*2
コーティングが剝がれにくく、
センサ交換回数を削減
剥がれにくいフッ素樹脂コーティング技術により、掃除しても長期にわたりスパッタ耐性を維持でき、センサ交換頻度を削減できます。
従来E2EF-Q
新商品E2EW-Q
スパッタ対策品でもコーティングがすぐ剥がれる
コーティングが剥がれにくく、交換頻度1/60*4
スパッタの付着しにくさと
コーティングの剥がれにくさを
実証動画でご紹介
プレミアムモデル直流3線式
検出ミスによる
突発停止を低減
設計保全世界最長*5検出距離
従来のフルメタル近接センサは、樹脂ヘッドの近接センサに比べて検出距離が短く、着座作業時にワークがバタつくと検出が安定しない場合がありました。E2EWシリーズの「プレミアムモデル」なら余裕度の高い検出距離で検出ミスを低減します。
*5. 当社従来商品 E2EFとの比較。
従来比約2倍*6の長距離検出を実現〈超長距離タイプの場合〉
検出ミスによる突発停止を低減し、稼働率向上
長距離検出なので、着座作業時にワークがバタついても、余裕度の高い検出距離で検出ミスを低減できます。また、設備立上げ時やセンサ交換時にもシビアな設置距離調整が必要なく短時間で簡単に取り付け可能です。
従来E2EF
新商品E2EW
ワーク設置時に着座位置がばらつき、検出ミスが発生して設備が止まる
長距離だから検出余裕度が向上し、ワークが離れても安定検出
プレミアムモデル直流3線式
異種材混流ラインでも
安定検出・共通設計が可能
設計鉄・アルミ同等検出距離
オムロン独自の技術で鉄・アルミの同等検出距離を実現。異種材の混流ラインでも、突発停止の少ない設備設計を実現します。
混流ラインでも共通設計でき、設計工数削減
鉄とアルミの混流ラインで着座検知をする場合、安定検出のためにはそれぞれの検出距離に合わせた複数のサイズのセンサで設計をする必要があ
ります。しかし、E2EWなら鉄もアルミも同じ検出距離なので、ワークによってサイズを変える必要がなく、 生産設備や機械図面を共通化できます。
従来E2EF
新商品E2EW
2 サイズでの設置設計が必要
1サイズに集約でき設計を標準化
長距離検出と鉄・アルミ同等検出距離を
実証動画でご紹介
プレミアムモデル直流3線式
設備変化を把握し
安定稼働に貢献
立上げ保全検出量と温度がわかる
IO-Link搭載
IO-Linkで日々の設備条件変化を把握でき、立上げフェーズでの調整時間の短縮と、量産フェーズでの設備の安定稼働に貢献します。
検出量の見える化で設備変化を把握
近接センサが検出物体をどのくらい検知しているかリアルタイムに掴め、目ではわからない日々の設備条件変化が把握できます。
用途例スパッタ堆積量によるメンテナンス管理
溶接工程で飛散するスパッタは近接センサ誤動作の原因となりますが、検出量の変化をモニタリングすることで、適切なタイミングでメンテナンスできます。
検出量のモニタリングを動画でご紹介
温度の見える化で設備異常を検知
過酷な環境における温度の変化状況がリアルタイムにわかるので、設備異常の検知に役立ちます。
用途例溶接工程の温度変化の把握
複数箇所に取り付けられている近接センサから、各場所の温度変化の状況を把握し、異常箇所を特定できます。
プレミアムモデル直流3線式
ベーシックモデル直流2線式 / 3線式 NEW
立上げ保全優れたユーザビリティ
360°から見える表示灯で検出状態を容易に確認可能
高輝度LED搭載で、360°どの位置で固定しても表示灯が見えるため、設置時には向きを気にせずにスピーディに取り付けが可能。稼動時にも簡単に検出状態を確認できます。
短胴化で狭所にも設置可能
従来品に比べ、最大35%の短胴化を実現。立上げや保守の際にも設置がしやすくなりました。
レーザ印字だからミスなくセンサ交換可能
センサヘッド検出面への検出距離*11 や、ケーブルへの形式印字はすべてレーザ印字なので、長期間の使用でも鮮明で見やすく、センサ交換時のミスを低減できます。
*11.「耐スパッタコーティング無」機種のみ。
商品詳細情報
商品のさらに詳しい情報、マニュアルやCADデータのダウンロードもできます。