Programmable Multi Axis Controller CK3M（2018年8月発売）

多様なアプリケーションを
実現する、アクセサリユニットを
発売

新たな軸インターフェースユニットを発売し、アナログ（正弦波）エンコーダとの接続やDirectPWM入力タイプのアンプとの接続が可能になりました。
また、デジタル入出力ユニット、アナログ入力ユニット、増設マスタ／スレーブユニットを発売し、システムの拡張性を強化しました。

これにより、更に多くの機器との接続が可能となり、多様なアプリケーションの実現に貢献します。

高速・高精度の制御を実現するPMACシリーズに新しいコントローラが加わりました。
CK3Mは、コンパクトな筺体に、PMACの圧倒的なモーション制御能力、マルチベンダと高い開発自由度を詰め込んだオムロンの次世代モーションコントローラです。

コンパクト/圧倒的モーション制御能力/高い開発自由度

お客様の装置を極限までに高める4つのポイント

サーボサイクル50μs/5軸という世界最高レベル^*1のモーション制御性能を持っています。超高速フィードバック制御により、たとえば精密加工において高精度な軌跡制御が可能です。

*1. 2018年3月時点　当社調べ

フィードバック値を高速に受け取り指令値（目標値）に補正することで、より設計値に近い軌跡制御を実現します。

A/B相信号、シリアルデータI/Fに対応しており、高性能スケールを使った高精度な位置決め制御を可能にします。

アナログ指令（DAC）、ダイレクトPWMによる軸制御に対応しています。応答性の高いボイスコイルモータや精密なリニアモータなどの様々なモータにつながり、精密な機械動作を可能にします。

EtherCAT^®マスタ通信ポートを使用し、サーボドライバ、インバータ、ビジョンシステム、各種センサやI/OなどのEtherCAT^®スレーブを接続し、フレキシブルなシステムを構成できます。

CK3Mなら

C言語／PMAC専用言語／Gコードといった言語でお客様独自の複雑・高度なアルゴリズムのプログラミングが可能です。

サーボドライバのフルクローズドループをコントローラ内に組み込むことが可能です。装置のメカ構造に最適化された制振制御など、お客様独自の装置制御を実現することが可能です。
高度で複雑な軌跡を描くロボット機構の制御を自由にプログラミングできます。

ビルディングブロックタイプの筐体を採用し、CK3Wユニット^*2との組み合わせで多様なアプリケーションを実現できます。

*2. 軸インターフェースユニット、デジタル入出力ユニット、アナログ入力ユニット、増設マスタ/スレーブユニットを用意しています。

ユニットの連結は、工具レスで簡単に付け替えができます。また、コンパクトな設計^*3で　制御盤の小型化に貢献します。
従来比約1/3（UMAC比）を実現して制御盤を省スペース化します。

*3. 形CK3W - PD + 形CK3M - CPU + 形CK3W - AX 2台使用時

PMACのモーションプログラミング、モータセットアップ・チューニング、およびデバッグ・トラブルシュート機能をひとつの開発環境に統合しました。
軽量かつ洗練されたGUIを持つ開発環境は、直感的な操作で、開発・テスト・調整を可能とし、お客様のアプリケーション開発の生産性を向上します。