リミットスイッチの機種選定時間短縮
現場の課題
リミットスイッチは仕様別の機種数が多く、装置・設備の設計時の選定に時間がかかる。また、納品したその設備・装置を使われるお客様(ユーザ)の在庫管理に負担をかけないよう、可能な限り同一形式で設計したい。
改善
WL-Nシリーズは、形式が集約されて選びやすいため、機種選定の時間が短縮できます。また、ご使用になるお客様にとっても、交換部品の在庫管理がラクになります。
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改善の内容
例えば、標準的に使われているローラ・レバー(R38mm)は、従来品が、同じ回転レバーでも、TT(*1)の動作特性にバリエーションがあり、また、一般負荷と微小負荷に合わせた接点仕様の選定が必要で、選定形式が8機種にもなります。これに対し、WL-NはTTが90°の1タイプのみ。さらに1タイプで一般負荷と微小負荷に対応でき、これまでの8機種を3機種に集約しています。
(*1)PT(Pre travel):アクチュエータの自由位置から動作位置までの移動角度。
(*2)TT(Total travel):アクチュエータの自由位置から動作限度位置までの移動角度。
改善のポイント
WL-Nは接触信頼性が高い接点仕様を標準採用することで、1タイプで一般負荷と微小負荷に対応することができます。この接点仕様の統一により、機種数を大幅に削減し、設計時の機種選定時間の短縮が可能となります。また、、ご使用になるお客様(ユーザ)の保全現場でも、交換部品の在庫管理がラクになります。
事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。
- 事例番号
- ap10080