スパッタによる近接センサの誤作動防止
現場の課題
自動車の溶接工程で車体の着座検知を近接センサで行っていますが、スパッタが多い箇所は耐スパッタ仕様のセンサを設置しています。それでも、スパッタの付着により1ヵ月ほどで誤作動し、その都度ラインが突発的に停止し、設備稼働率を低下させています。また定期清掃でフッ素コーティングが剝がれ、一定期間で交換が必要になります。
改善
溶接工程向けのスパッタ対策近接センサ E2EW-Qなら、スパッタが付着しにくいフッ素樹脂コーティングにより誤作動を低減。さらにフッ素樹脂が剝がれにくく10年間交換不要のスパッタ耐性により清掃頻度と交換頻度を大幅に削減します。
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改善の内容
E2EW-Qはコーティング表面を高撥水化する独自のコーティング成膜技術により、スパッタ付着量を従来品 E2EF-Qの約半分に低減。スパッタが検出面に付着しにくいため、スパッタ付着による誤作動を従来品に比べて低減できます。また、付着したスパッタの清掃頻度も従来品に比べて1/2(*1)に削減できます。さらに、下地表面の特殊加工と独自のコーティング成膜技術により、剥離を従来品の約1/60に大幅改善しているため、掃除しても長期にわたりスパッタ耐性を維持でき、センサ交換頻度を従来品の1/60(*2)に大幅削減できます。
(*1)当社従来商品E2EF-Qとの比較。2021年9月現在、当社調べ。
(*2)当社従来商品E2EF-Qとの比較。2021年9月現在、当社調べ。
改善のポイント
10年間交換不要の長寿命なスパッタ耐性により、従来品 E2EF-Qに比べてスパッタ付着による誤作動を低減させるとともに、清掃頻度と交換頻度を大幅に削減できます。
事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。
- 事例番号
- ap10073