セラミック溶射工程内の小型ワークの有無検出
現場の課題
セラミック溶射工程内の小型ワークを小スポットビームのレーザセンサで検出する場合、ワーク位置がばらつくと検出が安定せず、稼働率低下の原因になっています。また、セラミック粉がレーザセンサの検出面に付着するため、毎日、昼夜1回の定期清掃が必要です。
改善
距離設定形光電センサ E3AS-HLのラインビームタイプなら、ワークの位置がばらついても検出が安定します。また、防汚コート+エアブローユニットでセラミック粉の付着を防止できます。
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改善の内容
小スポットビームだと、小型ワークがずれた場合、投光ビームが小型ワークに当たらず検出不可となりますが、E3AS-HL のラインビームタイプなら小型ワークがずれても投光に幅があるため、いずれかの面からセンサに反射光が返り、検出が安定します。
また、検出面に粉塵や油煙などの付着を防止する業界初(*1)の防汚コーティングを施していますので、毎日、昼夜1回の定期清掃の頻度を軽減することができます。加えて、オプション品のエアブローユニットを使用することで、狭く清掃しにくい場所に設置されたセンサ検出面の汚れを防ぐことができます。
(*1)2020 年9 月現在、当社調べ。
改善のポイント
E3AS-HLを使用することにより、誤検出頻度と検出面の清掃回数が少なくなり、稼働率の向上と保全工数の削減に貢献できます。
事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。
- 事例番号
- ap10053