スクラバー(臭気ガス処理設備)の脱臭ファンモータの常時監視
現場の課題
スクラバー(*1)の脱臭ファンを回すためのモータが故障すると、作業員だけでなく周囲住民にも被害が及び、甚大な損失を招きます。故障の原因となるモータの軸受(ベアリング)異常を定期点検していますが、ファン以外にも点検対象の設備が多数ある上に、人手も不足しており、点検頻度を上げることができません。そのため、異常が起こっても次回点検時まで発見されず、スクラバー故障のリスクを抱えていました。
(*1)臭気成分を活性炭で除去し、清浄な空気として外に排出する設備。
改善
モータ状態監視機器 K6CMシリーズの振動・温度タイプ K6CM-VBMでモータの軸受(ベアリング)異常を常時監視します。
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0120-919-066 クイック オムロン
改善の内容
軸受(ベアリング)に塗ってあるグリスが劣化したり乾いたりすると、モータに振動が発生します。その振動をK6CM-VBMで計測し軸受(ベアリング)の異常を常時監視することにより、最少の作業員でも的確なメンテナンスが可能となり、スクラバー故障のリスクを最小化することができました。
改善のポイント
振動・温度タイプ K6CM-VBMは振動を常時監視することで、軸受(ベアリング)などの異常の兆候をいち早く捉え、予知保全を行うことができます。
事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。
- 事例番号
- ap10037