“飽和”しがちな透明体の有無検出
現場の課題
透明シートの有無をファイバセンサで検出していますが、投光パワーが強いため飽和(*1)して検出が安定しません。
(*1) 光量が強すぎてワークの有り無しで受光量の表示に数値の差が得られないこと。
改善
スマートファイバアンプ E3NX-FAで透明シートの有無を安定して検出します。
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改善の内容
E3NX-FAは【S.TUNE】ボタンをワークの有り無し時に各1回ずつ押すだけで、飽和しない最適な光量としきい値を同時に設定します。一般的なファイバアンプは、飽和しないようにするために、しきい値の設定以外に、光量の調整が必要です。不安定になりがちな透明体の有無検出もE3NX-FAなら作業者の設定によるばらつきがなく、簡単にファイバセンサの立ち上げが可能です。
改善のポイント
光が通過してしまう透明シートの場合、光量を弱くしてワークの有無で受光量に差が出るよう光量を調整しなければなりません。E3NX-FAは光量ダウン側の光量調整範囲が従来商品 E3X-HDに対して20倍に向上。従来商品よりもさらに光量を下げることで、透明シートの有無で微小な光量差が取れるようになり、ハイパワーでも飽和することなく安定検出を実現します。
事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。
- 事例番号
- ap10029