電力監視機器とは、省エネ活動を支援するための電力量を計測する機器です。
電気は目に見えませんが、熱・光・音・力などにかたちを変えて使うことのできる身近で便利なエネルギーで、私たちの生活に無くてはならないものです。
また、はじめは電気料金というコスト削減目的だった省エネ活動に環境保護の目的が加わり、さらに現在では省エネ・環境保護活動を行いながら、生産性と品質を向上させながらものづくりをすることが求められてきています。
この目的を実現するための省エネ支援機器として、簡単に電力量をチェックしたり、常時計測したりする計測機器が必要になります。
可搬タイプ
常時設置タイプ
商品ラインアップ等、商品詳細につきましては、
・「省エネ支援機器/データ収集機器/監視・分析ソフトウェアカタログ(KANC-027)」
・「エア流量センサカタログ(SWAQ-024)」
・「無線ユニットカタログ(SWAQ-025)」
・「環境センサカタログ(SWAQ-007)」
をご覧ください。
電力監視シリーズの詳細は、当社Webサイトをご覧ください。
電流を測定するには
電線に流れる電流を測定する方法に、トランスの原理を応用したCT(カレントトランス)を利用する方法があります。
CTとは、トランスの1次コイルのかわりに測定する電線を鉄心の中に通します。1次コイルの巻数が1のトランスとして動作します。2次コイルの巻数に反比例する電流が2次コイルに流れます。
配電線による測定方法の違い
交流の配電線には色々な種類があります。その種類により、CTの数や計測する位置が異なります。
単相2線式
三相3線式
単相3線式
三相4線式
スマート電力量モニタKM50の基本動作
交流電流・交流電圧を計測し、電力量に変換し出力します。