人に頼りすぎない自働化と製造現場DXを
フル活用したエンジニアリングチェーン革新

専用機を超える
ロボット統合ソリューション

課題

シール貼り付けなどの熟練者に頼っている繊細で高難度な作業の自動化

高難度な作業を自動化するためにロボットと画像処理を組み合わせた設備を検討する際、撮像時にロボットを停止または減速させる必要が生じます。これによりサイクルタイムが延び、生産が向上せず、かつ費用対効果が望めない状況が生じる可能性があります。
ロボットを高速で動作させる際には、装置自体やハンド、ワークに揺れが発生することがあります。この揺れが収まるまで、ロボットの動作速度を遅くするか、動作を待たなければなりません。これにより生産性が低下します。
装置を立ち上げる前にシミュレーションを行いたいと考えていますが、これまでは機械CADのシミュレーションで動作検証することしかできず、制御プログラムと時系列を調整して実際の動きを再現することができませんでした。また装置の改善時も、シミュレーションができないと装置を停止しなければならいため、改善が難しい状況です。

解決策

高速かつ高品質に作業できる画像×複数ロボットの統合制御

統合コントローラ、ロボットおよび画像処理装置FHコントローラをEtherCATが高速に同期接続し、高速・高精度の制御を行います。
ロボット制振制御技術(特許取得済)で、装置自体の揺れやハンド、ワークの揺れを抑制します。
オフラインシミュレーションにて装置立上時間を短縮します。

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気泡を発生させず繊細にシールを貼り付けするロボットハンド制御