課題
制御盤の高機能化と、エネルギー生産性の向上
設備・装置の高度化により、制御盤の高機能化、複雑化が課題になっています。加えて、脱炭素化に向けた使用電力削減など、エネルギー生産性の向上も不可欠になりました。
解決策
制御盤の小型化・軽量化や省資源化と、IoT技術活用でCO2排出量50%削減
オムロンは、制御盤の高機能化と環境への配慮を両立することによって、制御盤のエンジニアリング革新に貢献。サイズ・工数・CO2排出量の50%削減を実現します。まず、IoTを搭載した制御機器とソフトウェアで、装置のエネルギー使用量をAC/DCの系統ごとに見える化と、制御盤のライフサイクルでのカーボンフットプリントで、制御盤のCO2削減を支援します。加えて、制御盤を小型化・軽量化し、部材を省資源化して温室効果ガス排出量を20%以上削減しました(当社試算)。オムロンは、機器共通仕様での標準化と、作業者にやさしいユーザビリティを併せ持つ54カテゴリ、1万7千機種以上の商品で、制御盤づくりの効率化を実現しながら、2024年には温室効果ガス排出量50%削減の実現を目指しており、環境に配慮した制御盤づくりに継続的に貢献していきます。