Page top

2019/03 受注終了

K2GA

高圧地絡継電器

K2GA

薄型化・小型化でデジタル形との密着取り付けが可能

※ Web特別価格提供品

※ このページの記載内容は、生産終了以前の製品カタログに基づいて作成した参考情報であり、製品の特長 / 価格 / 対応規格 / オプション品などについて現状と異なる場合があります。ご使用に際してはシステム適合性や安全性をご確認ください。

形K2GA地絡継電器

試験スイッチによる試験方法

(零相変流器と組み合わせて試験する必要はありません。)

① 制御電源端子P1、P2間にAC110Vを印加してください。

② 試験スイッチを押してください。

③ 動作表示部がオレンジに変わり接点が動作します。
      注. 復帰方式による接点動作は下記の通りです。
          自動復帰の場合:動作時間のみON
          手動復帰の場合:復帰レバーを押すまでON

④ 試験後ケース前面右下の復帰レバーを押し上げ、復帰させてください。(この試験スイッチは継電器内部の回路が正常であるかをチェックするためのもので、周辺機器および配線のチェックではありません。)

現場での動作特性試験

現場での動作電流試験配線図、動作時間試験配線図、試験方法と判定基準を下記に示します。

・本試験を行う場合、主回路は必ず停電していることを確認の上、実施してください。

・下記試験回路例は市販のGR試験装置を使った事例です。市販の試験装置の取扱いについては各試験機メーカーへお問い合わせください。

動作電流試験配線図(形K2GA-Vの場合)

K2GA ご使用の前に 4

動作時間試験配線図(形K2GA-Vの場合)

K2GA ご使用の前に 5

試験方法と判定基準

K2GA ご使用の前に 6

保守・点検

形K2GA-□ 高圧地絡継電器は信頼性の高い半導体素子を採用しているため動作は安定していますが、定期的に次の点検を行ってください。

①機械的点検

・端子ねじのゆるみ

・動作表示器の点検

②電気的点検

試験スイッチを押して、継電器の動作としゃ断器のしゃ断試験を行ってください。

なお、社団法人 日本電機工業会の「保護継電器の保守・点検指針」(JEM-TR 156)で保護継電器に関して詳しく掲載されていますので、その活用をおすすめします。