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2012/03 受注終了

E6C-N

アブソリュート形 多回転タイプ

※ このページの記載内容は、生産終了以前の製品カタログに基づいて作成した参考情報であり、製品の特長 / 価格 / 対応規格 / オプション品などについて現状と異なる場合があります。ご使用に際してはシステム適合性や安全性をご確認ください。

形式 形E6C-NN5C
形E6C-NN5CA
形E6C-NN5C-C
形E6C-NN5CA-C
電源電圧 DC12V−10%~24V+10% リップル(p-p)5%以下
消費電流 *1 80mA以下
分解能 一回転アブソ 500分割
多回転アブソ −128~127回転 *2、*3
電源断時回転動作制限 ±80度 *4
出力 出力コード バイナリ2進
アラーム出力 カウンタオーバーフロー出力 *5
出力形式 NPNオープンコレクタ出力
出力容量 印加電圧:DC30V 以下
シンク電流:10mA以下(カウンタオーバーフロー出力:30mA)
残留電圧:0.4V以下
論理 負論理出力
回転方向 軸方向から見て右回転方向でコード増加
入力 入力信号 一回転データリセット、多回転データリセット *6
入力電流 1mA以下
入力理論 「L」アクティブ、通常時オープン
入力時間 100ms以上
最高応答周波数 12.5kHz
出力立ち上がり・立ち下がり時間 1μs以下 *7
起動トルク 2.9mN・m以下
慣性モーメント 1.5×10−6kg・m2以下
軸許容力 ラジアル 30N
スラスト 20N
許容最高回転数 1,500r/min
周囲温度範囲 動作時:−10~+55℃ 保存時:−25~+65℃(ただし、氷結しないこと) *8
周囲湿度範囲 動作時、保存時:各35~85%RH(ただし、結露しないこと)
絶縁抵抗 20MΩ以上(DC500Vメガにて)充電部一括とケース間
耐電圧 AC500V 50/60Hz 1min 充電部一括とケース間
振動(耐久) 10~500Hz、複振幅2mm 150m/s2 X、Y、Z方向各3回 掃引時間11min
衝撃(耐久) 1,000m/s2 X、Y、Z 3方向 各3回
保護構造 IEC規格 IP50
接続方式 コード引き出しタイプ(標準コード長2m) コネクタ接続タイプ(標準コード長2m)
材質 ケース ABS
本体 PPS
板バネ SUS304
シャフト SUS420J2
質量(梱包状態) 約400g
付属品 取扱説明書 注.カプリング、金具、六角スパナは別売

注. 主電源OFFと同時にデータ出力はすべてOFFになりますのでデータの取込みは行えません。
*1. 電源投入時、約8Aの突入電流が流れます。(時間:約6.5ms)
*2. 多回転アブソの負の数値の表現は「2の補数」の表現を用いています。(下記コード表参照)
*3. 多回転データは一回転データが変化した後、約10μs後に変化しますので、データ取込み時ご注意ください。

E6C-N 定格/性能 2

*4. 電源断時は多回転検出を行わず電源断前後のデータの比較で多回転データの補正を行っているため、主電源OFF時に、主電源OFF時点の回転位置から±80度を超える回転動作をさせますと正しい多回転データが損なわれますので規定以上の回転動作がない条件でご使用ください。
*5. 多回転回転カウンタが-128回転~127回転の計数範囲を超えた場合に出力します。
    このエラーフラグは計数データが上記の範囲内に復帰した場合にリセットされます。
*6. 一回転データリセット信号、多回転データリセット信号を入力することにより、一回転データを「0番地」に、多回転データを「0回転」に各々独立でリセットすることができます。
*7. エンコーダのコード延長は10m以下でご使用ください。コードを延長してご使用の場合は、LSB(20)のコードが変化してから10μs以上後でコードの読取りを行ってください。
*8. エンコーダの軸と結合する機器の温度も周囲温度範囲内である条件でご使用ください。

多回転アブソ数値のコード

多回転アブソ数値 コード
10 0 0 0 0 1 0 1 0
9 0 0 0 0 1 0 0 1
8 0 0 0 0 1 0 0 0
7 0 0 0 0 0 1 1 1
6 0 0 0 0 0 1 1 0
5 0 0 0 0 0 1 0 1
4 0 0 0 0 0 1 0 0
3 0 0 0 0 0 0 1 1
2 0 0 0 0 0 0 1 0
1 0 0 0 0 0 0 0 1
0 0 0 0 0 0 0 0 0
−1 1 1 1 1 1 1 1 1
−2 1 1 1 1 1 1 1 0
−3 1 1 1 1 1 1 0 1
−4 1 1 1 1 1 1 0 0
−5 1 1 1 1 1 0 1 1
−6 1 1 1 1 1 0 1 0
−7 1 1 1 1 1 0 0 1
−8 1 1 1 1 1 0 0 0
−9 1 1 1 1 0 1 1 1
−10 1 1 1 1 0 1 1 0
−11 1 1 1 1 0 1 0 1

上記の負の数値表現は正の数値の「1」と「0」を入れ替えて、それに「1」を加えることによって表現できます。