本製品は人体保護用の検出装置としては使用できません。
パワーカプラ
※ このページの記載内容は、生産終了以前の製品カタログに基づいて作成した参考情報であり、製品の特長 / 価格 / 対応規格 / オプション品などについて現状と異なる場合があります。ご使用に際してはシステム適合性や安全性をご確認ください。
情報更新 : 2011/10/03
本製品は人体保護用の検出装置としては使用できません。
形B7AP-S1(固定ユニット)はカプラ間の伝送距離および、形B7AP-M1(移動ユニット)に接続された検出機器(スイッチ、センサなど)の負荷状態で、表面温度が約20℃上昇しますので、保守時などに手を触れられる時はご注意願います。
定格を超える周囲雰囲気・環境では使用しないでください。
1. 本ユニット(形B7AP)は形B7A とセットでご使用ください。
(適合形式表に示す形B7Aの形式品で必ずご使用ください。)
デジタル表示ユニット形M7E-12□□、形M7E-20□□には接続できません。なお形B7A-T10M2、形B7AC-T10A1
および16点の高速タイプには接続できません。
2. 固定ユニット(形B7AP-S1)に接続されます形B7A(出力ユニット)は、形B7AP間が非対向(非伝送)時に出力を
すべてOFF(遮断)する、LOAD OFFタイプをご使用ください。
3. 伝送したくない場合は、形B7AP間を30mm以上離してください。
4. 配線時は電源をOFFにして作業してください。誤った配線をされますと内部回路破損の原因になります。
5. SIG端子と電源端子を接触させないでください。内部素子が破損し、伝送不良の原因になります。
6. 電力線、動力線などのノイズ源に近接する場合はノイズによる影響をなくすためケーブルは単独別配管にしてください。
また、あらかじめ誤動作がないことを確認してください。
7. ヘッド部に硬いものを当てたり、衝撃を加えないでください。
8. 屋外で露出したままの使用はできません。
9. 保護構造について
本ユニットの保護構造はIP67相当です(水密型(完全防水)とは異なります。)常時水中、油中での使用はできませ
ん。
10. 金属の切粉などがカプラのヘッド部に付着すると、供給電力が減少したり、信号伝送エラーの原因となります。
切粉が付着しないようにしてください。
11. UL規格に適合させる場合は、外部電源と形B7AP-S1間に5Aの電流に制限する機器を設置してください。
取りつけは必ず歯付座金を使用し、ナットの締め付けは39N・m以下の強度で締め付けてください。強度不足のときはナットが緩み、設定距離がずれ伝送不良の原因となります。ご使用前に確認してください。
設定距離は付属の専用ゲージにて伝送距離(8mm)に設定された上、移動ユニット(形B7AP-M1)の動作表示LEDの点灯(緑色)と形B7A(出力ユニット)のエラー出力がないことを確認の上、ご使用ください。
形B7AP間が対向(伝送)しているか、非対向(非伝送)かの確認は形B7A(出力ユニット)のエラー出力にて判定ください。(形B7A・出力ユニットの電源/エラー表示LEDおよびエラー端子)。
形B7A(出力ユニット)のエラー出力は、形B7APが非対向時に出力されます。
複数の形B7APを並列に取り付ける場合、形B7AP-S1(固定ユニット)の温度上昇(約20℃)を考慮し、放熱性の面から次表の設定距離以上離してご使用ください。
(単位:mm)
寸法 | 形B7AP-S1 | 形B7AP-M1 |
---|---|---|
L | 60 | 60 |
周囲に金属があるとその影響を受け、動作不良の原因になります。金属に埋め込む場合は必ず、次表の距離以上離してご使用ください。また、あらかじめ誤動作がないことを確認してください。
(単位:mm)
寸法 | 形B7AP-S1 | 形B7AP-M1 |
---|---|---|
L | 20 | 20 |
d | Φ 60 | Φ 60 |
D | 20 | 20 |
n | 60 | 60 |
形B7APを長期間安定動作させるために、一般の制御機器同様、次のようなチェックを定期的に行ってください。
1.形B7APの取りつけ位置、ズレ、ゆるみ、ゆがみの有無
2.配線、結線部のゆるみ、接触不良、断線の有無
3.金属粉塵などの付着、堆積の有無
4.使用温度条件、周囲環境条件の確認
5.伝送距離の確認
情報更新 : 2011/10/03