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警告表示の意味

E2NC ご使用の前に 1

図記号の意味

E2NC ご使用の前に 2
E2NC ご使用の前に 3

安全上の要点

以下に示す項目は安全を確保するうえで必要なことですので必ず守ってください。破損・発火の恐れがあります。

・下記の設置場所では使用しないでください。
  ①直射日光が当たる場所
  ②湿度が高く、結露する恐れがある場所
  ③腐食性ガスのある場所
  ④振動や衝撃が定格の範囲を超える場所
  ⑤水・油・化学薬品の飛沫がある場所
  ⑥蒸気の当たる場所
  ⑦強電界・強磁界のある場所

・引火性、爆発性ガスの環境では使用しないでください。
・定格を超える周囲雰囲気・環境では使用しないでください。

・操作や保守の安全性を確保するため、高圧機器や動力機器から離して設置してください。

・高圧線、動力線と本製品の配線は別配線としてください。同一配線あるいは同一ダクトにすると誘導を受け、誤動作あるいは破損の原因になることがあります。

・負荷は定格以下でご使用ください。破損、発火の恐れがあります。

・負荷を短絡させないでください。破損、発火の恐れがあります。

・負荷の接続を正しく行ってください。

・電源の極性など、誤配線をしないでください。

・連結して使用する場合、必ず同一の電源に接続し、電源投入を同時に実施ください。別電源にすることで、連結時の機能に影響を与えます。

・ケースが破損した状態で使用しないでください。

・火傷の恐れがあります。使用条件(周囲温度、電源電圧、他)によってはセンサ表面温度が高くなります。操作時や清掃時にはご注意ください。

・センサ設定時は、装置を停止していただく等、安全をご確認された上で行ってください。

・配線を着脱するときは、必ず電源を切ってから行ってください。

・本体の分解、修理・改造をしないでください。

・廃棄するときは、産業廃棄物として処理してください。

・水中、降雨中、および屋外での使用は避けてください。

・未配線の端末は、その他配線や機器に接触しないよう加工してください。

・センサヘッドの接続を正しく行ってください。破損、発火の恐れがあります。

・外部電源からセンサへ給電すると、本製品やセンサに過大な電流が流れ、破損・発火の恐れがあります。本製品からセンサへ給電してご使用ください。

・センサ接続時は、性能等十分ご確認の上、ご使用ください。

・コネクタを着脱するときは、必ず電源を切ってから行ってください。

使用上の注意

アンプユニット

・DIN レールへの取りつけ時には、カチッと音がするまで取りつけてください

・省配線コネクタタイプを使用される場合、感電や短絡防止のため、使用しない連結用電源端子には保護用シール(コネクタ:形E3X-CNシリーズに付属)を貼ってください。センサ通信ユニット用コネクタタイプを使用される場合は、保護用キャップ(センサ通信ユニット:形E3NWシリーズに付属)を付けてください。

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・アンプユニットのコードの延長は合計で30m 以下としてください。延長には0.3mm2以上のコードをご使用ください。

・コード部に加わる力は下記の値以下としてください。
  引っ張り29.4N以下、トルク0.1N・m以下、押圧20N以下、屈曲29.4N以下

・アンプユニットのカバーは必ず装着した状態で使用してください。誤動作の危険があります。

・電源投入直後は使用環境に応じて測定値が安定するまで時間がかかる場合があります。

・モバイルコンソール 形E3X-MC11、形E3X-MC11-SV2、形E3X-MC11-Sは使用できません。

・通信ユニット 形E3X-DRT21-S、形E3X-CRT、形E3X-ECTは使用できません。

・万が一、異常を感じたときには、すぐに使用を中止し、電源を切った上で当社支店・営業所までご相談ください。

・清掃にはシンナー、ベンジン、アセトン、灯油等は使用しないでください。

・センサヘッドのフリーカットタイプをご使用の場合、プリアンプ-アンプ間のケーブル長は性能や電気ノイズ耐性をご確認の上、ご使用ください。

・アンプユニットはEEPROM メモリを使用し設定情報を保存しています。メモリの書き換え回数(100万回)を超えた場合は、メモリエラーが表示されますのでアンプユニットの交換が必要です。ゼロリセット、しきい値変更、チューニングなどを実施するとメモリのデータを書き換えます。

アンプユニットの取りつけ

DIN レールへの取りつけ

(1)センサ挿入部側のツメをレールにかけます。

(2)フックがカチッと音がするまで押し込みます。

注. DIN レール(形PFP-□N)は別売りです。

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DIN レールからの取りはずし

(1)本体を①の方向へ押します。

(2)(1)をしながら②の方向へ持ち上げます。

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連結して使用する場合

(1)アンプユニットを1台ずつDIN レールに取りつけます。

(2)省配線コネクタ使用時は、A に親コネクタ、B に子コネクタを装着してください。

(3)アンプユニットが密着するまで、アンプユニットをスライドさせます。(③)(省配線コネクタタイプは親コネクタと子コネクタもしくは子コネクタと子コネクタが接続していることを確認してください。)

(4)振動で離れないように、別売のエンドプレート(形PFPM)でアンプをしっかりとはさんでください。(④)

(5)ドライバでエンドプレートのねじを締めてください。(⑤)

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コード引き出しタイプのセンサ通信ユニットの場合は別売のエンドプレート(形E39-EP1)を使用しドライバでエンドプレートのねじを締めてください。(⑥)

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注1. 振動等がある場合は、アンプユニット単体でもエンドプレートを使用してください。
  2. アンプユニットを連結せずに設置する場合は、側面の光通信部を遮光テープでふさいでください。

センサヘッドの取りつけ

(1)保護カバーを開けます。

(2)センサヘッドのコネクタ部のロックレバーが上になるように向け、コネクタ挿入口に奥まで差し込みます。
取りはずしは、ロックレバーを押しながら、引き抜いてください。

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注. コネクタ部は振動や衝撃がかからないように固定してください。
  他の入力ユニットとの誤接続に注意してください。

省配線コネクタタイプ

コネクタの取りつけ

(1)ファイバアンプ単体に親/子コネクタが“カチッ”と音がするまで差し込みます。

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(2)親/ 子コネクタ取りつけ後、ファイバアンプを連結します。

(3)親/ 子コネクタの非接続面に付属のシールを貼りつけてください。

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注. シールはミゾがある方に貼ってください。

コネクタの取りはずし

(1)子機をスライドさせます。

(2)親/子機が完全に離れてから、コネクタのレバーを押し下げて取りはずします。(連結した状態でコネクタを脱着させないでください。)

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センサヘッド

・下記の設置場所では使用しないでください。
①周囲温度が定格の範囲を超える場所
②温度変化が急激な場所(結露する場所)
③相対湿度が35~85%RHの範囲を超える場所
④腐食性ガス,可燃性ガスがある場所
⑤塵埃、塩分、鉄分がある場所
⑥振動や衝撃が直接加わる場所
⑦直射日光が当たる場所や暖房器具のそば
⑧水、油、化学薬品の飛沫がある場所
⑨強磁界、強電界がある場所

配線について

①端子の極性を確認し、誤配線のないようご注意ください。

②高電圧線、動力線と本製品の配線は別配線としてください。同一配線あるいは同一ダクトにすると誘導を受け、誤動作あるいは故障の原因になります。

ウォームアップについて

電源投入直後は回路が安定していませんので、デジタル表示値が徐々に変化することがあります。
定格、性能を満足するためには、電源投入後30分放置してから使用してください。

保守点検について

①センサ部の調整や脱着を行う場合は、必ず電源を切ってから作業をしてください。

②センサ部、アンプユニットの清掃には、シンナー、ベンジン、アセトン、灯油類は使用しないでください。

センサヘッドの取りつけ

センサヘッドの取りつけ方について

・円柱ねじなしタイプ(形E2NC-ED□□)の取りつけ寸法は下表のとおりです。締め付けトルクは0.2N・m以下で取りつけてください。

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・円柱ねじ切りタイプ(形E2NC-EM□□)の締め付けトルクは下表のとおりです。

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・フラットタイプ(形E2NC-EV□□)の締め付けトルクは0.5N・m以下で取りつけてください。

・センサヘッドのケーブル曲げ半径はR8以上でご使用ください。

周囲金属の影響について

・センサヘッドを金属中に埋め込む場合は、下表のように座ぐりを設けてください。

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相互干渉について

・センサヘッドを対向または並列に配置する場合は、下表の距離以上離してご使用ください。

・本センサは、アンプユニットにて設定することにより、光通信による相互干渉防止機能が使用できます。
相互干渉防止機能設定時の、センサヘッド設置間隔は下表のとおりになります。
設定方法はアンプユニットの取扱説明書を参照ください。

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