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2019/03 受注終了

G3RV

スリムI/Oソリッドステート・リレー

G3RV

グローバル標準サイズ、幅6.2mmのスリムI/Oソリッドステート・リレー

※ Web特別価格提供品

※ このページの記載内容は、生産終了以前の製品カタログに基づいて作成した参考情報であり、製品の特長 / 価格 / 対応規格 / オプション品などについて現状と異なる場合があります。ご使用に際してはシステム適合性や安全性をご確認ください。

警告表示の意味

3447_b_1 ●警告レベル
正しい取扱いをしなければ、この危険のために、軽傷・中程度の傷害を負ったり、
万一の場合には重傷や死亡に至る恐れがあります。
また、同様に重大な物的損害を受ける恐れがあります。
3447_b_2 ●注意レベル
正しい取扱いをしなければ、この危険のために、時に軽傷・中程度の障害を負ったり、
あるいは物的損害を受ける恐れがあります。

注意

G3RV ご使用の前に 2
G3RV ご使用の前に 3

軽度の感電が稀に起こる恐れがあります。
通電中の形G3RVの端子部(充電部)に触れないでください。

G3RV ご使用の前に 4

短絡が起きると、稀に形G3RVが破裂することがあります。
短絡を防ぐために、電源には速断ヒューズや回路しゃ断器などの保護装置を取りつけてください。

G3RV ご使用の前に 5

軽度の感電が稀に起こる恐れがあります。
電源を切った直後に、形G3RVの主回路端子には触れないでください。
内部のスナバ回路が帯電しています。
注. 202S、SL、形G3RV-A(L)タイプのみ

G3RV ご使用の前に 6

軽度の火傷が稀に起こる恐れがあります。
通電中や電源を切った直後、形G3RVの本体に触れないでください。
本体は高温になっています。

安全上の要点

輸送について

形G3RVの輸送時には、下記の状況をお避けください。
・水がかかる
・周囲の温度や湿度が高い
・不十分な梱包
輸送中にこれらの状況がある場合、製品の故障、誤動作、特性劣化を招く恐れがあります。

使用/保管環境について

次のような場所で形G3RVを使用・保管しないでください。 製品の故障、誤動作や特性劣化の原因となります。
・雨水・水滴のかかる場所
・水、油、薬品などの飛沫がある場所
・高温、高湿の場所
・使用周囲温度が-30~+100℃の範囲を超える場所
・相対湿度が45~85%RHの範囲を超える場所
・腐食性ガスや可燃性ガスのある場所
・塵埃、塩分、鉄粉の多い場所
・しゃ断物のある場所
・静電気やノイズが発生する場所
・強い電磁界が生じる場所
・放射能を被曝する恐れのある場所

取り扱いについて

・形G3RVの周囲に十分な通風を確保してください。形G3RVの過熱により短絡・焼損の恐れがあります。

・形G3RV リレーをベント端子を使ってソケットに取りつけないでください。電気接続が不十分になり危険です。

・清潔な手で形G3RVを取りつけてください。油や金属粉が付着した手で取りつけ作業を行うのは危険です。

取りつけについて

・形G3RVは「●取りつけ方法」に沿って取りつけてください。間違った方向に取りつけると、異常な熱が発生し、出力素子の短絡・焼損につながる恐れがあります。

・形G3RVは発熱をともなうSSRです。形G3RVの使用周囲温度設定範囲を必ずお守りください。密閉空間に取りつける場合は、ファンを設置し、換気してください。

・DINレールに形G3RVを取りつけるときは、溝にしっかりはまるようにしてください。正しく取りつけないと、落下する恐れがあります。

配線について

・印加する電流に対し、余裕のあるサイズの電線を使用してください。電線が異常発熱すると、損傷の恐れがあります。

・被覆が破れた電線は絶対に使用しないでください。感電の恐れがあります。

・形G3RVソケットの電線を、高圧電源に接続するケーブルと同じダクトに通さないでください。誘導が生じ、誤動作や故障を招く恐れがあります。

・配線作業時は電源をお切りください。帯電している端子部に触れると、軽度の感電が稀に起こる恐れがあります。

使用について

・定格範囲内の負荷を選定してください。適切でない負荷は誤動作や障害、焼損などの原因となります。

・定格周波数内の電源を選定してください。適切でない電力周波数は誤動作や障害、焼損などの原因となります。

使用上の注意

・形G3RVは電子部品を使用していますので、落下、振動、基準を超えた衝撃を与えないようにしてください。製品の故障、誤動作や特性劣化の原因となります。

・形G3RVのねじ端子は、必ずトルク0.4N・mにて締めつけてください。ショート故障や焼損を招く恐れがあります。

・形G3RVの入力および出力端子部に適した電圧と電流を使用してください。ショート故障や焼損を招く恐れがあります。

取りつけ方法

〈SSRの取りつけ間隔(盤内取りつけ条件)〉

G3RV ご使用の前に 16

〈SSRとダクトの関係(ダクト奥行)〉

G3RV ご使用の前に 17

〈制御盤外への換気方法〉

G3RV ご使用の前に 18

・吸気口あるいは排気口がフィルタ付きの場合、目詰まりによる効率低下を防ぐために定期的な清掃を行ってください。

・吸気口や排気口の内、外の周辺は吸気・排気の障害となるような物を置かないようにしてください。

・熱交換器使用時は、形G3RV前面の位置に取りつけるほうが効果的です。

・形G3RVの使用周囲温度を確認してください。定格負荷電流はSSRの使用周囲温度25℃での値です。

・形G3RVは出力素子に半導体を使用しています。このため、通電により発熱し盤内温度も上昇します。制御盤の排気口または吸気口にファンを付加し換気することで、SSRの使用周囲温度を下げると、信頼性が向上します。
 (10℃の温度低減で、期待耐久性が2倍になると言われています。)

EMIについて

形G3RVは「class A」製品です。住宅地域での使用は電波障害を引き起こす可能性があります。その場合、ユーザ側の負担で干渉防止のために十分な措置を講じる必要があります。

適合用途の条件

本製品を他の商品と組み合わせて使用される場合、適合すべき規格・法規または規制をご確認ください。また、使用されるシステム、機械、装置への本製品の適合性をご確認ください。これらを実施されない場合は、当社は本製品の適合性について責任を負いません。
本製品の使用上の禁止事項および注意事項をすべてご理解のうえ守ってください。

本製品を人命や財産に重大な危険を及ぼすような用途に使用される場合には、システム全体として危険を知らせるなど、冗長設計により必要な安全性を確保できるよう設計されていること、および本製品が全体の中で意図した用途に対して適切に配電・設置されていることを必ず事前に確認してください。

保証条件および責任の制限については、「ご承諾事項」も合わせてお読みください。

接続時の注意

・ドライバ挿入穴に挿入したドライバは上下や左右に動かさないでください。内部部品の破損(クランプばねの変形、ケースの破損など)や、絶縁の劣化を招く恐れがあります。

・ドライバを斜め角度から挿入しないでください。ソケット側面を損傷し、短絡が起きる恐れがあります。

G3RV ご使用の前に 21

・電線挿入穴に2本以上の電線を挿入しないでください。電線がばねに接触し、温度が上昇したり、火花が散ったりする恐れがあります。

G3RV ご使用の前に 22

・ドライバは下図のように、穴の壁に沿って挿入してください。

G3RV ご使用の前に 23

・油などの潤滑剤がドライバの先端に付着していると、ドライバが脱落し、作業者がけがをする恐れがあります。

・ドライバは穴の底まで挿入してください。ドライバを正しく挿入しないと、ケーブルを正しく接続することができません。

全般的な注意

・床や地面に落とした製品は使用しないでください。落下した製品は、性能が低下している可能性があります。

・配線を始める前に、ソケットが確実に取りつけレールに装着されていることを確認してください。ソケットが不安定になっていると、脱落し作業者がけがをする恐れがあります。

・配線・保守点検作業の際には、ソケットが帯電していないことを確認してください。感電の恐れがあります。

・製品に水や洗剤をかけないでください。感電の恐れがあります。

・ソケットを溶剤やアルカリ剤に触れる恐れのある場所で使用しないでください。

・ソケットを紫外線に当たる場所(直射日光が当たる場所など)で使用しないでください。印字の薄れ、さび、腐食、樹脂の劣化を招く恐れがあります。

・製品を廃棄するときは、火に投入しないでください。

取りつけレールからの取り外し

ソケットを取りつけレールから取り外すには、ドライバの先端を固定用レールに挿入し、下図に示す方向に動かします。

G3RV ご使用の前に 26