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一般仕様

項目 仕様
構造 盤内内蔵型
接地方法 D種接地(第3種接地)
使用環境 使用周囲温度 0~55℃
使用周囲湿度 10~95%RH(結露・氷結なきこと)
使用周囲雰囲気 腐食性ガスのないこと
保存周囲温度 -25~+70℃(ただし、 結露・氷結なきこと)
使用標高 2,000m以下
汚染度 汚染度2以下: IEC 61010-2-201に該当
耐ノイズ性 IEC61000-4-4に準拠、2kV(電源ライン)
オーバーボルテージカテゴリ カテゴリⅡ: IEC 61010-2-201に該当
EMCイミュニティレベル ゾーンB
耐振動 IEC60068-2-6に準拠
5~8.4Hz、振幅3.5mm、
8.4~150Hz 加速度9.8m/s2
X、Y、Z各方向 100分(掃引時間10分×掃引回数10回=合計100分)
耐衝撃 IEC60068-2-27に準拠、147m/s2 X、Y、Z各方向3回
適合規格* cULus: Listed(UL508 またはUL61010-2-201)、ANSI/ISA 12.12.01、
EU:EN 61131-2、C-Tick またはRCM、KC: 韓国電波法登録、NK、LR

*形式ごとの最新の適合規格は、icon_01「規格認証/適合」または、当社営業担当者に確認してください。

個別仕様

EtherCAT カプラユニット 形NX-ECC201/形NX-ECC202/形NX-ECC203

項目 仕様
形式 形NX-ECC201 形NX-ECC202 形NX-ECC203
接続可能NXユニット台数 63台以下 *1
送受信PDOデータサイズ 入力:1024バイト以下(INデータ、ステータス、空きエリア含む)
出力:1024バイト以下(OUTデータ、空きエリア含む)
メールボックスデータサイズ 入力:256バイト
出力:256バイト
メールボックス エマージェンシーメッセージ、SDOリクエスト
リフレッシュ方式*2 フリーラン方式
入出力同期リフレッシュ方式
タイムスタンプ方式
フリーランリフレッシュ方式
入出力同期リフレッシュ方式
タイムスタンプ方式
タスク周期優先リフレッシュ方式
ノードアドレス設定範囲 内蔵EtherCATポートの設定可能ノードアドレス範囲が1~512 の場合 *3
・スイッチによる設定:1~199
・Sysmac Studioによる設定:1~512
内蔵EtherCATポートの設定可能ノードアドレス範囲が1~192 の場合 *3
・スイッチによる設定:1~192
・Sysmac Studioによる設定:1~192
入出力ジッタ性能 入力:1μs 以下
出力:1μs 以下
通信周期 250~4000μs *4 *5 125~10000μs *3 *4 *6
ユニット
電源供給
*7
電源電圧 DC24V(DC20.4~28.8V)
NXユニット
電源供給可能電力
10W以下
詳細は『取付方向と制限』を参照してください。
NXユニット
電源供給効率
70%
絶縁方式 NXユニット電源-ユニット電源供給用端子間:非絶縁
余り端子電流容量 4A以下
I/O
電源供給
*7
電源電圧 DC5~24V(DC4.5~28.8V) *8
I/O電源最大電流 4A 10A
電源端子電流容量 4A以下 10A以下
NXユニット電源消費電力 1.45W以下 1.25W以下
I/O電源消費電流 10mA以下(DC24V時)
耐電圧 AC510V(1min)、漏れ電流:5mA以下(絶縁されている回路間)
絶縁抵抗 DC100V、20MΩ以上(絶縁されている回路間)
外部接続端子 [通信コネクタ]
EtherCAT 通信用
・RJ45 × 2(シールド対応)
・IN:EtherCAT入力/OUT: EtherCAT出力
[スクリューレスクランプ端子台]
ユニット電源供給用、I/O 電源供給用、接地用、着脱式
[ペリフェラル(USB)ポート]
Sysmac Studio 接続用
・物理層 USB2.0 準拠 B コネクタ
・伝送距離:最大5m
外形寸法 46(W)×100(H)×71(D)
質量 170g以下
取付方向と制限 取付方向:6 方向が可能です。
制限:
・正面取付の方向で使用する場合
3184_sp_2_1
・正面取付の方向以外で使用する場合
3184_sp_2_2
回路構成 3184_sp_2_3
端子配列 3184_sp_2_4
付属品 エンドカバー(形NX-END01): 1 個

icon_01*1. セーフティコントロールユニットの接続台数については、『NXシリーズ セーフティコントロールユニット ユーザーズマニュアル(SGFM-710)』を参照してく ださい。
icon_01*2. バージョンアップで追加されたり、改善されたりした機能です。バージョンアップに関する情報は、『NXシリーズ EtherCATカプラユニット ユーザーズマニュアル(SBCD-361)』を参照してください。
*3. 内蔵EtherCAT ポートの形式により、設定可能ノードアドレス範囲は異なります。内蔵EtherCAT ポートの設定可能ノードアドレス範囲については、接続するCPUユニットまたは産業用PCの内蔵EtherCATポートのユーザーズマニュアルを参照してください。
*4. EtherCATマスタの仕様に依存します。たとえば、NJシリーズCPUユニット内蔵EtherCATポートのNJ5シリーズに接続した場合は、500μs、1000μs、2000μs、4000μsです。内蔵EtherCATポートの仕様は、接続するCPUユニットまたは産業用PCの内蔵EtherCATポートのユーザーズマニュアルを参照してください。
*5. ユニット構成に依存します。
*6. NXユニットには、設定できる通信周期に制約がある場合があります。そのようなNXユニットを使用する場合、該当ユニットで実行できるリフレッシュ周期の仕様を満足する通信周期を設定してください。icon_01NXユニットの制約の有無については、『NXシリーズ データリファレンスマニュアル(SBCA-410G以降)』の付録を参照してください。設定できる通信周期については、該当するNXユニットのユーザーズマニュアルを参照してください。
icon_01*7. ユニット電源、IO電源の設計手順については、『NXシリーズ EtherCATカプラユニット ユーザーズマニュアル(SBCD-361)』を参照してください。
*8. 使用するNXユニットのI/O回路や外部接続機器の電圧仕様に合った電圧を選んでください。

EtherCAT通信仕様

項目 仕様
通信規格 IEC61158 Type12
物理層 100BASE-TX(IEEE802.3)
変調方式 ベースバンド
伝送速度 100Mbps
トポロジ EtherCATマスタの仕様による*
伝送媒体 カテゴリ5以上ツイストペアケーブル(アルミテープと編組の二重遮へいシールドケーブルを推奨)
伝送距離 ノード間距離:100m以内

*EtherCAT カプラユニットは、EtherCAT 規格に準拠しています。構成可能なトポロジについては、接続するEtherCAT マスタの仕様を確認してください。
 ただし、リングトポロジに対応しているEtherCAT カプラユニットは、形NX-ECC203 のVer.1.5 以降です。

バージョン情報

EtherCAT
カプラユニットの形式
ユニット
バージョン
対応バージョン
NXシリーズCPUユニットで
使用する場合
NJシリーズCPUユニットで
使用する場合
NYシリーズ産業用PCで
使用する場合
CPUユニットの
ユニットバージョン
Sysmac Studioの
バージョン
CPUユニットの
ユニットバージョン
Sysmac Studioの
バージョン
産業用PCの
ユニットバージョン
Sysmac Studioの
バージョン
形NX-ECC201 Ver.1.2 Ver.1.10 Ver.1.13 Ver.1.07 Ver.1.08 Ver.1.12 Ver.1.17
Ver.1.1 Ver.1.06 Ver.1.07
Ver.1.0 Ver.1.05 Ver.1.06
形NX-ECC202 Ver.1.2*1 Ver.1.07 Ver.1.08
形NX-ECC203 Ver.1.7 Ver.1.41 Ver.1.41 Ver.1.41
Ver.1.6 Ver.1.25 Ver.1.25 Ver.1.25
Ver.1.5 Ver.1.19 Ver.1.19 Ver.1.19
Ver.1.4 Ver.1.16 Ver.1.16 Ver.1.17
Ver.1.3*2 Ver.1.13 Ver.1.13

注. ユニットの種類によっては、上の表に記載したバージョンが存在しない場合があります。その場合には、表で示した対応バージョン以降のもっとも古いバージョンが対応しています。形式とバージョンの関係は各ユニットのユーザーズマニュアルを参照してください。
*1. 形NX-ECC202は、Ver.1.1以前のユニットバージョンは存在しません。
*2. 形NX-ECC203は、Ver.1.2以前のユニットバージョンは存在しません。