項目 | 仕様 | |||
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制御方式 | ストアードプログラム方式 | |||
入出力制御方式 | サイクリックスキャン方式と都度処理方式を併用 | |||
プログラム言語 | ラダー、SFC(シーケンシャルファンクションチャート)、ST(ストラクチャードテキスト)、ニモニック | |||
CPU実行処理モード | 通常モード、周辺サービス優先モード | |||
命令語長 | 1~7ステップ/1命令 | |||
命令種類 | 約400種類(FUNNo.は3桁) | |||
命令実行 時間 | 基本命令 | 0.10μs~ | ||
応用命令 | 0.15μs~ | |||
共通処理時間 (オーバーヘッド) | CJ1M-CPU12-ETN/CPU13-ETN:0.5ms CJ1M-CPU11-ETN:0.7ms | |||
ユニット接続の構造 | ベースユニットなし(コネクタにてユニット同士を連結) | |||
取り付け | DINレール取り付け(ネジ取り付け不可) | |||
接続できるユニット数 | [CJシリーズCPU装置9ユニット]+[CJシリーズ増設装置10ユニット×増設ラック(装置)数]の 最大19ユニット(内蔵しているEthernet機能部はCPU装置上の0スロットを占有し、ユニット数 1でカウントされます) | |||
増設ラック(装置)数 | ・CJ1M-CPU13-ETN:最大1(CJシリーズCPU装置にI/Oコントロールユニット、CJシリーズ増設 装置にI/Oインタフェースユニットが各1台必要) ・CJ1M-CPU11-ETN/12-ETN:増設不可 | |||
タスク数 | 288(サイクル実行タスク:32、割込タスク:256) 割込タスクをサイクル実行タスクと同様に毎サイクル実行可能(追加タスクと呼ぶ) これにより、サイクル実行タスクは、実質的に最大288可能 注1.サイクル実行タスクは、毎サイクル実行されるタスク(TKON/TKOF命令により制御可能) です。 注2.割込タスクは、次の4種類が可能です。 電断割込タスク最大1個、定時割込タスク最大2個、I/O割込タスク最大32個、外部割込 タスク最大256個 | |||
割込種類 | 定時割込:CPUユニット内部タイマによる一定時間間隔の割込 定時割込時間間隔(0.5ms~999.9ms(0.1ms単位)、1ms~9999ms、(1ms単位)、 10ms~99990ms(10ms単位)より選択) I/O割込:割込入力ユニットからの割込 電断割込:CPUユニットの電源断時に実行される割込(*) 外部割込:高機能I/Oユニット、CPU高機能ユニットからの割込 *形CJ1W-PD022では使用不可 | |||
複数タスクからのサブ ルーチン起動 | 可能(グローバルサブルーチンによる) | |||
ファンクションブロック機能 (CPUユニットユニットVer.3.0 以降のみ) | ファンクションブロック定義内使用可能言語:ラダー言語、ST言語 | |||
CIO (チャネ ルI/O) エリア | 入出力リレー | 2560点(160CH):000000~0015915(0000~0159CH) ただし、ラック先頭チャネル設定を変更すれば(デフォルト値は0000CH)、 0000~0999CHを使用可能 基本I/Oユニット用リレー | 左記用途に 使用しない 場合、内部 補助リレー として使用 可能 | |
データリンク リレー | 3200点(200CH):100000~119915(1000~1199CH) ControllerLinkのデータリンク用リレー | |||
CPU高機能 ユニットリレー | 6400点(400CH):150000~189915(1500~1899CH) CPU高機能ユニットのステータス情報等を割り付けることができるリレー (25CH/1ユニット、計16ユニット) | |||
高機能I/O ユニットリレー | 15360点(960CH):200000~295915(2000~2959CH) 高機能I/Oユニットを割り付けることができるリレー(10CH/1ユニット、 計96ユニット) | |||
シリアルPLC リンクリレー | 1440点(90CH):310000~318915(3100~3189CH) シリアルPLCリンクのデータリンク用リレー | |||
DeviceNet リレー | 9600点(600CH):320000~379915(3200~3799CH) DeviceNetユニット使用時(マスタ機能、固定割付の場合)、DeviceNetスレー ブを割り付けることができるリレー 固定割付エリア1選択時:出力:3200~3263CH 入力:3300~3363CH 固定割付エリア2選択時:出力:3400~3463CH 入力:3500~3563CH 固定割付エリア3選択時:出力:3600~3663CH 入力:3700~3763CH 注.DeviceNetユニットのスレーブ機能を固定割付で使用する場合も、以下の エリアがマスタに割り付けられます。 マスタ→ スレーブ スレーブ→ マスタ 固定割付エリア1選択時: 出力:3370CH 入力:3270CH 固定割付エリア2選択時: 出力:3570CH 入力:3470CH 固定割付エリア3選択時: 出力:3770CH 入力:3670CH | |||
内部補助 リレー | チャネルI/O (CIO)エリア | 4800点(300CH):120000~149915(1200~1499CH) 37504点(2344CH):380000~614315(3800~6143CH) プログラム上だけで使用できるリレー(外部入出力端子との入・出力はできません) | ||
Wリレー | 8192点(512CH):W00000~W51115(W000~W511) プログラム上だけで使用できるリレー(外部入出力端子との入・出力はできません) 注.内部補助リレーは、基本的にこれを優先使用してください。 | |||
保持リレー | 8192点(512CH):H00000~H51115(H000~H511CH) プログラム上だけで使用でき、電源断復帰またはモード切替時もON/OFF状態を保持するリレー 注.H512~H1535CHは、ファンクションブロック専用保持リレーです。 FBインスタンスエリア(変数の内部割当範囲)にのみ設定することができます。 | |||
特殊補助リレー | 読出可/書込不可:7168点(448CH):A00000~A44715(A000~A447CH) 読出可/書込可:8192点(512CH):A44800~A95915(A448~A959CH) 特定された機能をもつリレー | |||
一時記憶リレー | 16点(TR0~15) 回路の分岐点でのON/OFF状態を一時記憶するリレー | |||
タイマ | 4096点:T0000~T4095(カウンタとは別) | |||
カウンタ | 4096点:C0000~C4095(タイマとは別) | |||
データメモリ | 32Kワード:D00000~D32767 | ワード(16点) 単位で読み 書きする汎 用データエリ ア、電源断 復帰または モード切替 時ON/OFF 状態を保持 | ||
高機能I/Oユニット用DMエリア: D20000~D29599 (100CH×96号機): | 高機能I/Oユニットのシステム設定等に 使用 | |||
CPU高機能ユニット用DMエリア: D30000~D31599 (100CH×16号機): | CPU高機能ユニットのシステム設定等に 使用 | |||
拡張データメモリ | なし | |||
インデックスレジスタ | IR0~15:レジスタ間接参照のためにI/Oメモリ実効アドレスを格納する専用レジスタ(タスク毎に 独立して使用可能、レジスタは32ビット=2CH) タスクごとに独立/タスク間で共通を選択可能 | |||
タスクフラグ | 32点(TK0000~0031): サイクル実行タスクが実行状態のときON、未実行状態または待機状態のときOFF 読み出し専用 | |||
トレースメモリ | 4000ワード(トレース対象データ:31接点、6チャネル) | |||
ファイルメモリ | メモリカード:当社製メモリカードを使用可能(MS-DOSフォーマット) | |||
各種機能 | サイクルタイム 一定化機能 | 可能(1~32,000ms)(1ms単位) | ||
サイクルタイム 監視時間 | 監視可能(オーバー時運転停止、監視時間:10~40,000ms)、(10ms単位) | |||
I/Oリフレッシュ方式 | サイクリックリフレッシュ、都度リフレッシュ、I/Oリフレッシュ(IORF)命令によるリフレッシュ 注.I/Oリフレッシュ(IORF)命令によるリフレッシュは、基本I/Oユニットおよび高機能I/Oユニット 割付リレーエリアのリフレッシュを含みます。 | |||
高機能ユニット 固有のリフレッ シュのタイミング | ControllerLinkのデータリンク、DeviceNetリモートI/O通信などの、CPU高機能ユニット固有の リフレッシュ機能の実行タイミングは、I/Oリフレッシュのタイミング、およびCPU高機能ユニット 都度I/Oリフレッシュ実行(DLNK)命令実行時 | |||
運転モード変更時の I/Oメモリ保持 | 可能(特殊補助リレーのI/Oメモリ保持フラグによる) | |||
負荷遮断機能 | 運転(運転、モニタモード)時、全出力ユニットのOFF(遮断)が可能(プログラムモードでも可) | |||
タイマ/カウンタ 現在値更新方式 | BCD方式またはBIN方式(CX-Programmer Ver.3.0以降による) | |||
入力応答時間 設定機能 | CJシリーズ基本I/Oユニットの入力時定数を設定可能 大きくすることで、入力接点のチャタリングやノイズの影響を受けにくくすることが可能、小さく することで、短いパルス入力も検知可能 | |||
電源ON時の 動作モード指定 | 動作モード指定可能 注.デフォルト設定で、プロコンが接続されていないとき、「運転」モードとなります。 | |||
フラッシュメモリ機能 | ユーザプログラム、パラメータエリア(PLCシステム設定など)を常時格納(自動バックアップ/ リストア) CPUユニットユニットVer.3.0以降のみ:CX-Programmer Ver.5.0以降からのプロジェクトダウン ロード時に、変数テーブルファイル(CX-Programmerの変数名、I/Oコメントを含む)、コメント ファイル(CX-Programmerの行コメント、注釈文)、プログラムインデックスファイル(CX- Programmerのセクション名、セクションコメント、プログラムコメント)を、フラッシュメモリ内 コメントメモリに格納 | |||
メモリカード機能 | メモリカードからのプログラム 他の電源ON時自動読み出し (オートブート) | 可能 | ||
運転中のプログラム差し替え | 可能 | |||
メモリカード保存データ | ユーザプログラム:プログラムファイル形式 PLCシステム設定などのパラメータ:データファイル形式 I/Oメモリ:データファイル形式(BIN形式)、TXT形式、 CSV形式のいずれか | |||
メモリカード読み書き方法 | ユーザプログラム上の専用命令、周辺ツール(CX- Programmer/プロコン)、上位リンクパソコン、特殊補助 リレー、簡易バックアップ操作 | |||
ファイル機能 | メモリカード内のデータをファイルとして扱うことが可能 | |||
デバッグ機能 | 強制セット/リセット、微分モニタ、データトレース(定周期、1サイクル毎、命令実行時)、 プログラムエラー発生時の停止位置格納機能 | |||
オンライン エディット | モニタモードまたはプログラムモード時に、ユーザプログラムを回路単位の複数回路を一括で 書き換え可能(ブロックプログラム領域は除く) (CX-Programmerの場合、複数回路を一括で書き換え可能、プロコンの場合、ニモニック単位 で書き換え可能) | |||
プログラム プロテクト機能 | 書き替え防止:ディップスイッチにより設定 読出し(コピー)防止:周辺ツール(CX-Programmer/プロコン)からパスワードを設定 | |||
故障診断機能 | ユーザ定義故障診断可能(運転停止異常、運転継続異常をユーザが定義可能) 1回路時間診断・1回路論理診断が可能(FPD命令) 注.FAL/FALS命令による指定異常状態を発生させることが可能です。 | |||
異常履歴機能 | 最大20個の異常履歴を記憶可能(故障コード、故障内容、発生時刻) 注.FAL命令実行時の異常履歴格納の有無を指定可能です。 | |||
シリアル通信機能 | 内蔵ペリフェラルポート×1ポート:周辺ツール(CX-Programmer/プロコン)接続、上位リンク、 NTリンク 内蔵RS-232Cポート×1ポート:周辺ツール(CX-Programmer)接続、上位リンク、無手順、 NTリンク、シリアルゲートウェイ(CompoWay/F親局) | |||
シリアルコミュニケーションユニット(別売り):プロトコルマクロ機能、上位リンク、NTリンク、 Modbus-RTUスレーブ、無手順、シリアルゲートウェイ(CompoWay/F親局、Modbus親局) | ||||
時計機能 | 標準搭載 精度: | |||
周囲温度 | 月差 | |||
55℃ | −3.5分~+0.5分 | |||
25℃ | −1.5分~+1.5分 | |||
0℃ | −3分~+1分 | |||
注1.精度は温度条件により変化します。 注2.電源ON時の時刻、異常発生時の時刻を記憶可能です。 | ||||
電断検知時間 | AC電源:10~25ms(不確定) DC電源:2~5ms(PD025)/2~10ms(PD022) | |||
電断検知延長時間 | 0~10ms(ユーザ設定、初期設定:0ms)(形CJ1W-PD022では使用不可) | |||
停電保持機能 | 保持領域:保持リレー、データメモリ、カウンタフラグ・現在値 注.特殊補助リレーのI/Oメモリ保持フラグをONとし、かつPLCシステム設定の電源ON時I/O メモリ保持フラグ保持を保持設定にすると、CIOエリア、内部補助リレーW、特殊補助リレー の一部、タイマフラグ・現在値、インデックスレジスタ、データレジスタを保持します。 | |||
上位リンク接続の コンピュータへの 手上げ機能 | 上位リンクで接続されたコンピュータに対して、PLC側がネットワーク通信命令により、必要時に FINSコマンドを発行することが可能 | |||
リモートプログラ ミング/モニタリング | Controller Link、イーサネット、DeviceNet、SYSMAC LINK上のPLCのリモートプログラミング/ モニタリングが可能 | |||
ネットワーク階層越え | サポートツールによるリモートプログラミング/モニタリング、およびFINSメッセージ通信が階層を 越えて可能 異種ネットワーク間でも通信が可能 Ver表記なし:3階層越え Ver.2.0以降:Controller Link、イーサネット:8階層越え(注) :DeviceNet、SYSMAC LINK:3階層越え 注.8階層越えのネットワークを構築する場合は、CX-Integrator もしくは、CX-Programmer Ver.4.0以降のCX-Netで、ルーチングテーブルを設定することが必要です。 | |||
CPUユニット内への コメント記憶 | メモリカード、またはコメントメモリ * にI/Oコメントを変数テーブルファイルとして、記憶可能 *CX-Programmer Ver.5.0かつCS/CJシリーズCPUユニット ユニットVer.3.0以降のみ | |||
プログラム チェック機能 | 運転開始時に、END命令なしや命令異常などのプログラムチェックを常に行う またCX-Programmerでのプログラムチェックが可能 | |||
制御出力信号 | 運転中出力:PLCが運転中であれば、内部リレーの接点が閉 (電源ユニット形CJ1W-PA205Rのみ可) | |||
電池寿命 | 最大寿命時間:5年 バッテリセット:形CJ1W-BAT01 | |||
自己診断機能 | CPU異常(ウォッチドグタイマ)、I/Oバス異常、メモリ異常、電池異常 | |||
その他の機能 | 電源断発生回数の記憶(特殊補助リレーA514CHに格納されます) |