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CJ1W-EIP21 / EIP21S

CJシリーズ EtherNet/IPユニット

CJ1W-EIP21 / EIP21S

タグデータリンク容量最大180,000CH以上のEtherNet/IPユニット

形CJ1W-EIP21はセキュリティ強化に伴い、2025年3月受注終了予定

※ Web特別価格提供品

EtherNet/IPユニット仕様

項目 仕様
形式 形CJ1W-EIP21/EIP21S
タイプ 100BASE-TX/10BASE-T(ただし、100BASE-TXを推奨します。)*1
対応CPU NJシリーズ、CJシリーズ(CJ1、CJ2)、CP1H、NSJシリーズ *2
ユニット種類 CPU高機能ユニット
装着可能位置 CPU装置または増設装置
装着可能台数 *2 NJシリーズ システム 最大4台(増設装置も含む)
CJシリーズ システム、NSJシリーズ システム 最大8台(増設装置も含む)*3
CP1Hシステム 最大2台
CPUユニットでの
占有エリア
CPU高機能ユニット
割付リレーエリア
25CH/ユニッ ト (1号機占有)
ソフトスイッチ、ターゲットノードPLC本体運転/異常情報、ユニットステータス、
通信ステータス、登録/正常ターゲットノード情報、FINS/TCP接続ステータス
CPU高機能ユニット
割付DMエリア
100CH/ユニット(1号機占有)
IPアドレス表示・設定エリア
ユーザ設定エリア 任意のI/Oメモリエリア
ターゲットノードPLC本体運転/異常情報、登録/正常ターゲットノード情報
CPU高機能ユニット
システム設定エリア
使用しない
EtherNet/IPユニット内の
不揮発性メモリ
EtherNet/IPユニット内の不揮発性メモリに設定。
注. CPU ユニット内のCPU 高機能ユニットシステム設定エリアは使用しません。この点で、
  Ethernetユニットと異なります。
1)ユニット設定(EtherNet/IPユニットのIPアドレス、DNSサーバ、ホスト名、伝送速度、
  FINS/UDP、FINS/TCPなどの通信設定)
2)タグデータリンク設定(デバイスパラメータ)
3)ユーザ認証設定(形CJ1W-EIP21Sのみ)
4)操作ログ(形CJ1W-EIP21Sのみ)
伝送仕様 媒体アクセス方式 CSMA/CD
変調方式 ベースバンド
伝送路形式 スター型
伝送速度 100Mビット/s(100BASE-TX)
伝送媒体 ツイストペアケーブル(シールド付:STP):カテゴリ5、5e以上
伝送距離 100m(スイッチングハブとノード間の距離)
カスケード接続数 スイッチングハブの使用において制限なし
消費電流 形CJ1W-EIP21:DC5V 410mA以下
形CJ1W-EIP21S:DC5V 650mA以下
質量 形CJ1W-EIP21:94g以下
形CJ1W-EIP21S:91g以下
外形寸法 31(W)×90(H)×65(D)mm
その他一般仕様 CJシリーズの一般仕様に準ずる。

*1. タグデータリンクをご使用の場合は、100BASE-TXにてお使いください。
*2. 形CJ1W-EIP21Sに対応するCPUユニットは以下のとおりです。
  形CJ2H-CPU□□、形CJ2H-CPU□□-EIP、形CJ2M-CPU□□、形CJ1G-CPU4□P
*3. EtherNet/IPユニット装着は形CJ2H-CPU□□-EIPは最大7台まで、CJ2M CPUユニットは最大2台までとなります。

通信仕様

項目 仕様
NJ CPU
ユニット装着時
CJ2 CPU
ユニット装着時
CJ1 CPU
ユニット装着時
CIP
サー
ビス
タグ
データ
リンク
(サイク
リック
通信)
コネクション数 256
パケット
インターバル
(更新周期)
0.5~10,000ms(0.5ms単位)
コネクションごとに設定可能
(ノード数に依存せず、設定した周期で回線上をデータ更新)
ユニット許容
通信帯域幅
6,000~12,000pps *1 *2
(ハートビートを含む)
登録可能なタグ数 256
タグ種別 CIO、DM、EM、HR、WR、ネットワーク変数 *3
1コネクション
(=1タグセット)
あたりのタグ数
8(タグセットにコントローラステータスを含める場合は7)
1ノードあたりの
最大リンクデータ
サイズ
(全タグの合計サイズ)
184,832CH
1コネクション
あたりの最大
データサイズ
504バイト(252CH)または1444バイト(722CH) *4
1コネクション内でのデータの同時性は保証されます。
登録可能な
タグセット数
256(1コネクション=1タグセット)
1タグセットの
最大サイズ
722CH
(タグセットにコントローラステータスを含める場合は1CH分を使用)
CPUユニット
1サイクルあたりに
リフレッシュ可能な
タグ最大数 *5
出力/送信
(CPU→EtherNet/IP)時:256
入力/受信
(EtherNet/IP→CPU)時:256
出力/送信
(CPU→EtherNet/IP)時:19
入力/受信
(EtherNet/IP→CPU)時:20 *6
CPUユニット
1サイクルあたりに
リフレッシュ可能な
データサイズ *5
割付リレーエリアの
レイアウトが
デフォルト設定時 *7
出力/送信
(CPU→EtherNet/IP)時:6432CH
入力/受信
(EtherNet/IP→CPU)時:6432CH
出力/送信
(CPU→EtherNet/IP)時:7469CH
入力/受信
(EtherNet/IP→CPU)時:7469CH
タグデータリンク
パラメータ設定の
稼働中変更
可 *8
マルチキャスト
パケットフィルタ
機能 *9
Explicit
メッセージ
Class3
(コネクション型)
コネクション数:128
UCMM
(非コネクション型)
同時通信可能な最大クライアント数:32
同時通信可能な最大サーバ数:32
CIPルーチング
*10
可  CIPルーチング可能な相手ユニットは以下の通り
形CJ1W-EIP21/EIP21S、形CS1W-EIP21/EIP21S、形NJ-501-□□□□、形NJ-301-□□□□、
形CJ2H-CPU□□-EIP、形CJ2M-CPU3□
FINSサービス *11 FINS/UDP 不可
FINS/TCP 不可 最大16コネクション
SNMP エージェント SNMPv1、SNMPv2c、SNMP trap
MIB MIB-II
EtherNet/IPコンフォーマンステスト 形CJ1W-EIP21S:CT17
形CJ1W-EIP21:CT11
Ethernetインタフェース 10BASE-T/100BASE-TX
Auto Negotiation/固定設定

*1. Packet Per Secondを意味し、1秒間に処理可能な送受信パケット数を示します。
*2. 形CJ1W-EIP21ユニットバージョンVer.3.0以降または形CJ1W-EIP21Sの場合です。
  形CJ1W-EIP21ユニットバージョンVer.2.1以前の場合は、6000ppsです。
*3. ネットワーク変数は形NJシリーズCPU、形CJ2H-CPU6□-EIPまたは形CJ2M-CPU3□、形CJ2H-CPU6□ Ver.1.6以降、形CJ2M-CPU1□ Ver.2.2以降に装着した場合のみ使用可能です。
*4. データサイズとして505~1444byteを使用するには、Large Forward Open(CIPオプション仕様)に対応している必要があります。CS/CJシリーズ間では使用可能ですが、他社ノードとの接続の場合、使用される機器がLarge Forward Open仕様に対応しているか確認ください。
*5. 最大数を超える場合は、CPUユニットとのリフレッシュは複数サイクルにまたがります。
*6. ステータスレイアウトをユーザ設定とした場合の最大数は以下のとおりとなります。

条件 出力/送信 入力/受信
形CJ1W-EIP21S 18 18
形CJ1W-EIP21 19 19

*7. ユーザ設定時の値は以下のとおりです。

CJ1 CPUユニットに接続時 CJ2 CPUユニットに接続時
EIP21 EIP21S EIP21 EIP21S
CPUユニット1サイクル当たりに
リフレッシュ可能なデータサイズ
出力/送信 7405 7321 6368 6172
入力/受信 7405 7385 6368 6236

*8. パラメータ変更時には、変更対象のEtherNet/IP ユニットはリスタートしますので、ご注意ください。また、変更対象と通信していた他ノードでは、変更対象の通信がいったんタイムアウト状態になり、後に自動復帰します。
*9. EtherNet/IPユニットは、IGMPクライアントを実装しているため、IGMP Snooping対応のスイッチングハブを使用することで不要なマルチキャストパケットのフィルタリングが行えます。
*10.形CJ1W-EIP21をNJシリーズCPUユニットに接続するには、ユニットバージョンVer.2.1以降のEtherNet/IPユニットを使用してください。
  また、CPUユニットはVer.1.01以降、Sysmac StudioはVer.1.02以降を使用してください。
*11.EtherNet/IPユニットは、下記に示すTCP/UDPポート番号を使用します。TCP内、UDP内で使用するポート番号が重複しないように設定してください。

サービス 種別 ポート番号 補足
CJ1/CJ2
CPUユニット
装着時
NJ
CPUユニット
装着時
CJ1/CJ2
CPUユニット
装着時
NJ
CPUユニット
装着時
CJ1/CJ2
CPUユニット
装着時
NJ
CPUユニット
装着時
システムで使用 - UDP - 2223、2224 固定値
タグデータリンク UDP 2222
Class3、UCMM TCP/UDP 44818
DNS UDP 53
BOOTP クライアント - UDP - 68
Secure Comm TCP - 443 - 固定値(形CJ1W-EIP21Sのみ)
FINS/UDPサービス UDP - 9600 - CX-Programmer
のユニット設定で
変更可能
Sysmac Studio
のユニット設定で
変更可能
FINS/TCPサービス TCP - 9600 -
FTP TCP 20, 21 21
SNTP UDP 123
SNMP UDP 161
SNMPトラップ UDP 162

ユニットバージョンと周辺ツール

EtherNet/IPユニットのユニット設定には、以下に記載したバージョンのSysmac Studio、CX-Programmer、Network Configuratorを使用します。

○:使用可能、×:使用不可

CJ1W-EIP21 Sysmac Studio *1 CX-Programmer *2 Network Configurator
for EtherNet/IP
Ver.1.01以前 Ver.1.02以降 Ver.7.1以前 Ver.8.0以降 Ver.8.02以降 Ver.3.40以前 Ver.3.50以降
Ver.1.0 × × × ○ *3
Ver.2.0 × × ×
Ver.2.1 × × ×
Ver.3.0 *4 × × ×

CJ1W-EIP21S CX-Programmer *2 Network Configurator for EtherNet/IP EIP21Sユーザ管理ツール
Ver.9.76以前 Ver.9.78以降 Ver.3.72以前 Ver.3.74a以降 Ver.1.00以降
Ver.1.0 × ×

*1. 形NJシリーズCPUユニットとの接続時のみ使用可能です。
*2. 形CJ1/CJ2シリーズCPUユニットとの接続時のみ使用可能です。
*3. CX-One Ver.3.□□の共通モジュールの最新版をインストールする必要があります。
*4. Ver.3.0をご使用の場合は、Sysmac Studio の2014年11月以降のオートアップデートを実施する必要があります。

設定ツール(Network Configurator)の仕様

EtherNet/IPユニットを使用するには、専用の設定ツール、Network Configuratorが必要となります。
下記にNetwork Configuratorのおもな仕様を示します。

項目 仕様
動作環境 「CX-One Ver.4 カタログ(SBCZ-063)」を参照してください。
ネットワークへの
接続方法
CS/CJ(CJ1)シリーズ CJ(CJ2)シリーズ NJシリーズ
シリアルI/F経由 CPUユニットのペリフェラル/
RS-232Cポート
CPUユニットのUSB/
RS-232Cポート
CPUユニットのUSBポート
Ethernet I/F経由 EtherNet/IPユニットのEthernetポート CPUユニットのEtherNet/IPポート
EtherNet/IPユニットのEthernetポート
ネットワーク上の位置づけ 1ノードアドレスを占有(EtherNet/IPネットワークに直接接続のときのみ)
ネットワークへの接続可能台数 1台/1ネットワーク(同一システムで複数のコンフィグレータを使用不可)
おもな機能 ネットワーク
管理機能
・オンライン/オフラインに関わらず、ネットワーク構成の作成・編集を行うことができます。
・ネットワーク構成は、ファイルあるいはネットワークから読み出すことができます。
コンフィグレーション
機能
Network Configuratorで使用する、EDSファイルのインストールや削除を
行うことができます。
作成可能なファイル コンフィグレータネットワーク構成ファイル(*.ncf)