従来のレーザ式測長センサにありがちな「測定エリアは中央の一部のみ」といった制約や「位置による誤差が大きい」という課題をクリア。500mmのエリア内ならワークがどこを流れても、上下どちらから挿入されても、安定して測定できます。対象物の位置決めがラフなラインや大型ワークのラインでも、ワーク搬送の邪魔にならないような設置が可能になりました。
スマートセンサ レーザ式測長センサ(ライン撮像素子タイプ)
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情報更新 : 2021/04/01
従来のレーザ式測長センサにありがちな「測定エリアは中央の一部のみ」といった制約や「位置による誤差が大きい」という課題をクリア。500mmのエリア内ならワークがどこを流れても、上下どちらから挿入されても、安定して測定できます。対象物の位置決めがラフなラインや大型ワークのラインでも、ワーク搬送の邪魔にならないような設置が可能になりました。
非接触ながらマイクロメータ並の10μm精度で寸法測定・位置決めできるのは、このセンサだけ。従来のレーザ透過形タイプのセンサでは不安定だったガラスや鏡面体も、新アルゴリズムにより安定測定。多種多様なワークに対応できます。
オムロン独自のアルゴリズム処理技術「TRIO」(Triple parallel processing)により、従来比約7倍の2000回/秒の高速サンプリングを実現。タクトタイムの大幅短縮に貢献します。
ZXシリーズを継承したコントローラはクラス最小。コンパクトなセンサヘッドとともに、装置組み込みに最適です。
測定精度を安定的に確保するためには、温度の影響を排除することが重要です。ところが、現場環境の温度は時間帯や季節によって変動しています。撮像素子方式を採用したZX-GTなら温度変動が「目盛り間隔(分解能)」に与える影響が低減され、誤差を0.01%(2.8μm※)までに抑えられます。
※代表例です。条件の詳細は定格/性能の表をご覧ください。
従来の透過形タイプのセンサでは、透明体のエッジ位置検出が困難でした。ZX-GTではオムロン独自のMRCフィルタ※(Mirror Reflection Cut Filter)と撮像素子方式を採用。鏡面体などの光を反射するワークやガラス(膜付き含む)などの光を透過するワークも安定して検出できます。
※MRCフィルタとは、オムロン独自の光学フィルタの名称です。
測定データがパソコンにリアルタイムで蓄積されるので、現状把握やデータ分析を簡単に行えます。
測定エリアがワイドになっても、様々なシーンで使える3つの光軸調整機能を搭載。現場でのセンサヘッド設置時、立上げ時、稼動時それぞれに最適な調整・確認方法を提供します。
投光器と受光器の接続が不要で、それぞれケーブルを最長30mまで延長できます。大型ワークの製造ラインや、大型装置などへ設置する際に最適です。
*1.「特許取得済」の表記は、日本で特許取得済であることを示しています。(2021年2月現在)
情報更新 : 2021/04/01
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