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2024/03 受注終了

CJ1W-ADG41

CJシリーズ アナログ入力ユニット(高速タイプ)

CJ1W-ADG41

超高速A/D変換とバッファリング機能で高精度なアナログ制御を実現、製品の品質向上にお役立ちします

※ Web特別価格提供品

※ このページの記載内容は、生産終了以前の製品カタログに基づいて作成した参考情報であり、製品の特長 / 価格 / 対応規格 / オプション品などについて現状と異なる場合があります。ご使用に際してはシステム適合性や安全性をご確認ください。

超高速80μs/2点、160μs/4点

高分解能1/30000(0~+10V、0~+5V時)

高精度0.05%フルスケール(25℃時)

高精度・高分解能かつ超高速なA/D変換を実現します。また、各入力チャネルデータを同時性をもって取込み可能です。
変換された値は平均化処理することでノイズの影響を省いたりスケーリング機能を使用して工業量に変換することもできます。

これらの設定はCX-ProgrammerのI/Oテーブル上の表形式のパラメータ編集画面から簡単に設定ができます。

平均化処理

過去数サイクルのアナログ入力変換値を平均する機能です。バッファの移動平均値なのでデータの更新周期に影響を与えません。平均化処理に使用するバッファの個数は、2個、4個、8個、16個、32個、64個のいずれかを設定することができます。

CJ1W-ADG41 特長 5 平均化処理

スケーリング機能

アナログ入力変換値を設定した上下限値の範囲に換算(スケーリング)して、CIOメモリに格納する機能です。スケーリング上限値、下限値ともに-32768(8000Hex)~+32767(7FFFHex)の範囲で設定可能です。

CJ1W-ADG41 特長 6 スケーリング機能

バッファリング機能30000ワード/ch

コンパレータ機能HH、H、L、LL4点設定

割り込みタスク起動150μs(CJ1H-Rの場合)

CPUのスキャンタイムに影響を受けない高速なデータバッファリングが可能です。
バッファリング開始はユニット内蔵の外部入力トリガのほか、入力データが設定したアナログ入力値を横切ったときに実施することも可能です。
また、入力されたデータはコンパレータ機能を使用して警報を出力したり、CPUの割り込みタスクを実行することもできます。

データバッファリング

指定されたバッファリング周期(最速80μs)ごとに、指定された点数(最大30000ワード/入力)分、記憶する機能です。バッファリングはトリガのかかる直前のデータをバッファリングしたり設定した周期(アナログ入力変換周期の最大125倍)での収集が可能です。バッファに記憶したデータは、バッファリング完了後、データ転送開始フラグをONすることで、CPUユニットのDM/EMバンクに読出すことができます。データ収集は、下記の3種類のトリガに対応しています。
 ・ CPUユニットリレートリガ: 割り当てられたCPUのリレーが「ON」で開始
 ・ 外部入力トリガ: ユニット内蔵の外部入力トリガが「ON」で開始
 ・アナログ入力レベルトリガ: アナログ入力値がアナログ入力レベルトリガ値を横切ったときに開始

CJ1W-ADG41 特長 11 データバッファリング

コンパレータ機能/割り込み機能

アナログ入力変換値とコンパレータHH、H、L、LL設定値を比較して、コンパレータ出力リレーをON/OFF(ヒステリシスも設定可)できます。また、コンパレータ機能のコンパレータ出力リレーの立上がりタイミングでCPUユニットに割込みをかけることができます。割り込みは、各設定値ごとに設定された番号の割り込みタスクを実行できます。ユニットから直接CPUの割り込みタスクの起動を行うため、サイクルタイムに影響を受けず、高速なタスク実行が可能です。

CJ1W-ADG41 特長 12 コンパレータ機能/割り込み機能