CSシリーズ プロセス入出力ユニット共通の仕様は以下のとおりです。
ユニットごとの個別仕様は、各ユニットの項を参照してください。
絶縁型パルス入力ユニット(プロセス入出力ユニット)
情報更新 : 2009/06/15
CSシリーズ プロセス入出力ユニット共通の仕様は以下のとおりです。
ユニットごとの個別仕様は、各ユニットの項を参照してください。
項目 | 仕様 |
---|---|
適用PLC | CSシリーズ |
ユニット | CSシリーズ高機能I/Oユニット |
構造 | ベース取付形、シングル・サイズ |
外形寸法(mm) | 35W×130H×126D |
質量 | 450g以下 |
外部接続端子 | 21点着脱式端子台(M3ネジ、適正締め付けトルク0.5N・m) |
号機No.設定スイッチ | 00~95 |
自己診断機能 | 診断結果をLEDで表示 |
装着可能位置 | CPU装置またはCSシリーズ増設装置 |
装着可能台数 | 80台(10ユニット×8装置) 1装置(CPU装置または増設装置)に装着される全ユニット(CPUユニットなどを含む)の消費電流の合計が 電源ユニットの最大供給電力以下であることを確認してください。 |
使用周囲温度 | 0~55℃ |
使用周囲湿度 | 10~90%RH(結露のないこと) |
品名 | 形式 | 消費電流(電力) | |
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5V | 26V | ||
絶縁型 パルス入力ユニット | 形CS1W-PPS01 | 0.20A(1.00W) | 0.16A(4.2W) |
電源ユニット形式 | 最大供給電流(電力) | 合計最大供給電力 | ||
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5V | 26V | 24V | ||
形C200HW-PA204/204R/204C | 4.6A(23W) | 0.6A(15.6W) | なし | 30W |
形C200HW-PA204S | 4.6A(23W) | 0.6A(15.6W) | 0.8A(19.2W) | 30W |
形C200HW-PD024 | 4.6A(23W) | 0.6A(15.6W) | なし | 30W |
形C200HW-PA209R | 9A(45W) | 1.3A(33.8W) | なし | 45W |
形C200HW-PD025 | 5.3A | 1.3A | なし | 40W |
形CS1D-PA207R | 7A(3.5W) | 1.3A(33.8W) | なし | 35W |
形CS1D-PD024 | 4.3A(21.5W) | 0.56A(14.6W) | なし | 28W |
形CS1D-PD025 | 5.3A | 1.3A | なし | 40W |
項目 | 仕様 | |||
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形式 | 形CS1W-PPS01 | |||
適用PLC | CSシリーズ | |||
ユニット種類 | CSシリーズ高機能I/Oユニット | |||
装着可能位置 装着可能台数 | CPU装置、CSシリーズ増設装置 (C200H用I/O増設装置およびSYSBUSリモートI/O子局装置には装着不可) | |||
80台(ただし、消費電流および消費電力の範囲内であること) | ||||
設定可能号機No. | 00~95(高機能I/Oユニットの中で重複不可) | |||
CPUユニット とのデータ 交換エリア | 高機能I/Oユニット 割付リレーエリア | 10 CH/ユニット | ||
・本ユニット→ CPUユニット: 各点瞬時値、各点瞬時値警報(LL、L、H、HH)、各点積算値、積算値リセットフラグ | ||||
高機能I/Oユニット 割付DMエリア | 100ワード/ユニット | |||
・CPUユニット→ 本ユニット: 瞬時値変換係数、瞬時値のスケーリング、パルスウェイト、移動平均個数、瞬時警報設定値 (LL、L、H、HH)、ゼロ・スパン調整値など | ||||
パルス入力点数 | 4点 | |||
パルス入力種類 | 電圧入力、無電圧半導体入力、有接点入力(4点個別。接続端子により選択) | |||
・無電圧半導体入力:電圧入力端子(Fn+−COMn間)に接続 最高係数速度:20,000パルス/s(デューティ比50%) 検出電圧:DC4V 端子間短絡電流:DC1.2mA ON抵抗:0.8kΩ以下 OFF抵抗:5.0kΩ以上 | ||||
・電圧入力:電圧入力端子(Fn+−COMn間)に接続 波形:方形波 最高係数速度:20,000パルス/s(デューティ比50%) ON電圧:0~1V OFF電圧:3~30V | ||||
・有接点入力:有接点入力端子(Sn+−COMn間)に接続 最高係数速度:20パルス/s(デューティ比50%) 検出電圧:DC8V 端子間短絡電流:DC2.4mA ON抵抗:0.8kΩ以下 OFF抵抗:5.0kΩ以上 | ||||
センサ用電源 | 無電圧半導体入力などの場合、パルス源となるセンサに対して、DC12Vを供給することも可能 出力電圧:DC 12V±15% 電流容量:30mA以下 短絡時制限電流:31~55mA 許容短絡時間:無制限 | |||
積算値への変換周期 | 100ms/4点 | |||
CPUユニット取り込み最大時間 | 変換周期+CPUユニット1サイクル | |||
各 機 能 | 瞬時値 出力 機能 | 瞬時値への変換 | 入力パルス数をある時間ごとに測定して、瞬時値(パルス×パルスウェイト/測定単位時間) に変換することが可能。瞬時値の変換周期(=測定単位時間)は1s、3s、10s、30s、60sのい ずれか(割付DMエリアで設定) 注.・入力信号のパルス率が少ない場合は、誤差および変動が大きくなるため、長い瞬時値 測定単位を指定してください。 ・瞬時値は測定単位時間ごとにしか更新されません。したがって、リスタート時、測定単 位時間に達するまでは、瞬時値は0000のままになっています。 ・積算用にパルスウェイト変換機能を使用している場合は、単位時間あたりの、「実際の 入力パルス数にパルスウェイトの0.1000~3.2000を乗じたパルス数」となります | |
瞬時値の スケーリング | 瞬時値(パルス×パルスウェイト/単位時間)に 対するスケーリング(最大値に対するデータ任意 設定)をして、割付リレーエリアに格納することが 可能 ・100%入力時の瞬時値: 0.001~32000(パルス×パルスウェイト/測定 単位時間)の範囲で可能 ・瞬時値スケーリング最大値(工業単位): 上記100%入力時の瞬時値に対するスケーリン グが−32000~+32000(8300~FFFF Hex、 0000~7D00 Hex)の範囲で可能 注.積算用にパルスウェイト変換機能を使用して いる場合は、すでに1パルスあたりのスケー リングをしているため、100%入力時の瞬時値 (パルス×パルスウェイト/測定単位時間)に は工業単位の10のべき乗を設定します。 | 例1) 流量0~300.0ml/sに対して、0~2000 パルス/sのパルス入力をもらうとした 場合で、かつパルスウェイト機能を使用 していない場合: 単位時間=1s 100%入力時の瞬時値=2000 瞬時値スケーリング最大値(工業単位) =3000とします。 例2) 流量0~300.0ml/sに対して、0~2000 パルス/sのパルス入力をもらうとした 場合で、かつ積算用にパルスウェイト機 能を使用している場合:1パルスあたり 0.15mlのため、パルスウェイト=0.15とし ます。 流量0~300.0ml/sに対して、0~2000 ×0.15=300パルス/sとなります。した がって、 単位時間=1s 100%入力時の瞬時値=300 瞬時値スケーリング最大値(工業単位) =3000とします。 | ||
割付リレーエリア への格納データ | 瞬時値(パルス×パルスウェイト/測定単位時 間)に対して、順に以下の①から④の処理をした 値を、16進4桁(BIN値)で割付リレーエリアへ格 納する ①平均化処理→ ②瞬時値への変換→ ③スケー リング→ ④ゼロ・スパン調整→ ⑤出力制限 | |||
瞬時値平均化処理 (入力フィルタ) | 瞬時値の過去の指定個数(1~16個設定可)分の移動平均を演算し、その値を瞬時値として 割付リレーエリアに格納 | |||
瞬時値警報 | 瞬時値の4点警報(HH、H、L、LL)、ヒステリシスおよびオンディレータイマ(0~60s)の設定が 可能 | |||
積算 出力 機能 | パルスウェイト 変換 | 1パルスあたりのスケーリングをする。 パルスウェイト(1パルスあたりの重み)が端数(10のべき乗でないとき)のとき、積算値のため に(*)使用する。 実際に入力したパルス数に対して、パルスウェイト(0.1~3.2)を乗じる。そのパルス数を、瞬時 値(パルス×パルスウェイト/測定単位時間)への変換用の入力、およびステップダウン前の 積算用の入力とする。 例)流量計からのパルスウェイトが0.26ml/パルスの場合、パルスウェイト=0.26と設定しま す。これにより、1パルス(0.26ml)が入力されると0.26パルスとみなし、2パルス(0.52ml)が 入力されると0.52パルスとみなします。 その結果、1パルスあたりの重みが1mlとなるため、CPUユニット側で本ユニットからの積算値 (n+5~n+8CHの値)をもとに工業単位(ml)を単純に(スケーリングせずに)算出したいとき、 1パルスあたり1mlで計算するだけで済みます。 *CPUユニット側で本ユニットからの積算値を使用しない場合(瞬時値のみを使用する場合) は、パルスウェイト変換機能は使用する必要がありません。瞬時値に対するスケーリング機 能を使用して、工業単位に変換してください。 | ||
差分積算値 | 各点のパルス積算値(0~9999パルス)を割付リレーエリアに格納。ただし、9999を超えた 場合、9999→ 0000→ 0001→ …となる。 注.パルスウェイト変換機能を使用している場合は、「実際の入力パルス数にパルスウェイ トの0.1000~3.2000を乗じたパルス数」の積算値となります。 | |||
ステップダウン | 積算値を使用する場合、積算値がオーバーフローしないように、入力パルス数を減らして積算 する。 実際の入力パルスに対して、×1、×0.1、×0.01、×0.001の4種類のいずれかを乗じたパルス 数を、入力パルスとして積算する。 注.このステップダウン処理は、積算値に対してのみ働きます。瞬時値に対しては働きませ ん。また、パルスウェイト変換機能を使用している場合は、「実際の入力パルス数にパル スウェイトの0.1000~3.2000を乗じたパルス数」に対して働きます。 | |||
絶縁 | 各チャンネル間および入力端子とPLC信号間:トランスおよびフォトカプラにより絶縁 | |||
絶縁抵抗 | 各チャンネル一括相互間:20MΩ(DC500V絶縁抵抗計による) | |||
耐電圧 | 各チャンネル一括相互間:AC1000V 50/60Hz 1分間 漏れ電流10mA以下 | |||
外部接続 | 端子台(着脱式) | |||
設定部 | 前面ロータリスイッチ:号機No.(0~95) | |||
表示部 | 前面:LED3個(正常動作中、ユニットが検知する異常、CPUユニットに関する異常) | |||
前面接続部 | センサ入力接続端子台(着脱式) | |||
CPUユニットのサイクルタイムへの 影響時間 | 0.3ms | |||
消費電流(電源ユニットより供給) | DC5V 200mA以下、DC26V 160mA以下 | |||
ウォームアップ時間 | 10分 | |||
外形寸法(mm) | 35W×130H×126D 注.ベースユニットを含めた高さは、145mm | |||
質量 | 450g以下 | |||
標準付属品 | なし |
情報更新 : 2009/06/15