品種違いの製品入り数検査
現場の課題
段ボール箱に梱包された出荷前の製品の入り数検査を固定焦点の画像判別センサで行っています。複数の高さ違いの製品を週単位で同じラインを使って流しているため、検査する品種ごとにカメラの設置距離を変えなければならず、段取り替えに都度工数がかかっています。
改善
アンプ・照明一体型の超小型スマートカメラ MicroHAWK F430-F/F420-Fシリーズのオートフォーカスカメラを使用して出荷前の製品の入り数検査を行います。
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改善の内容
MicroHAWK F430-F/F420-Fシリーズは、高さの異なる複数の製品を同じラインで検査する際も、オートフォーカスレンズなので、段取り替え時に品種ごとにカメラの設置距離を変える必要がなく、製品ごとに事前に焦点を合わせてバンク設定するだけ。段取り替え工数を大きく削減できます。
改善のポイント
オートフォーカスカメラでも一般的なメカ式オートフォーカス機構は、数万回フォーカス調整を繰り返すと、駆動部やモータの劣化により壊れてしまいます。それに対し MicroHAWK F430-F/F420-Fシリーズは駆動部がなく、モータも必要としない液体レンズ(*1)を採用していますので、メカ的にフォーカス調整回数に制限がなく、半永久的に使用可能です。メカ式オートフォーカスカメラに対し、カメラの交換頻度を大きく削減できます。
(*1)MicroHAWK F430-F/F420-Fシリーズに採用されている液体レンズは、検査するワークの高さが変わっても電圧印加により水と油の形状を変え、光を屈折させることで焦点を自在に変えられます。
事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。
- 事例番号
- ap10025