エンジン組み立て工程での複数ボルトの有無検査

現場の課題
エンジン組み立て工程で複数のボルトが正しく付けられているかどうかを画像判別センサで行っています。低解像度(30万画素)のカメラを使っているため、広範囲に付けられた複数ボルトを1台のカメラで撮像すると、画像が粗く小さなボルトの有無が判別できません。そのため、判別可能な画像が撮像できる範囲を決め、その範囲ごとに複数台のカメラを設置して検査していますが、設置スペースのほか設置工数・配線工数はもちろん、画像センサの購入コストも課題となっています。
改善
アンプ・照明一体型の超小型スマートカメラ MicroHAWK F430-F/F420-Fシリーズの120万画素 広視野角モノクロカメラを使って複数ボルトの有無検査を行います。
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改善の内容
解像度が低いカメラでは、検査に必要な解像度の画像を撮影するためは複数台のカメラを視野を分けて撮影しなければなりませんが、MicroHAWK F430-F/F420-Fシリーズの120万画素 広視野角モノクロカメラなら、広範囲にわたり高解像度の画像を撮影できますので、複数台のカメラを設置する必要がなく1台でシンプルに複数ボルトの有無検査が可能です。複数台ではなく1台で検査が実現できますので、省スペース化に加え、設置工数・配線工数はもちろん、画像センサの購入コストも大きく削減できます。
改善のポイント
120万画素モノクロカメラでも判別できないような微細な部品の場合は、さらに画素数の多い500万画素カラーカメラのご使用をおすすめします。カラーカメラの場合は、有無・方向のほか、色判別も可能です。
事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。
- 事例番号
- ap10024