制御盤内のスイッチング電源の占有スペースを削減
現場の課題
装置・設備の高性能化・高機能化の要求に対応するため、制御盤に電装部品を追加することが多くなってきました。しかし、十分な追加スペースがなく、対応に困っています。お客様からの指定で制御盤のサイズを大きくすることもできません。そこで、既存の設置部品の中でも大きなスペースを占有しているスイッチング電源をスリムなものに置き換えることで、スペースに余裕を持たせることを検討しています。
改善
制御盤の中で大きなスペースを占有している従来のスイッチング電源を世界最小クラス(*1)のコンパクトなスイッチング・パワーサプライ S8VK-Sに置き換え、制御盤の省スペース化を図ります。
(*1) 2019年12月現在、当社調べ。
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0120-919-066 クイック オムロン
改善の内容
Value Design for Panel(*2)のスイッチング・パワーサプライ S8VK-Sは、当社従来の同容量のDINレール取付スイッチング電源に比べてスリムサイズなので、横方向に省スペース化が可能です。また、電気系統を回路上、細かく分けるために小容量のスイッチング電源を複数台、並べて使用しても、放熱スペースをとらずに密着取り付けできるので、スイッチング電源の占有スペースを小さくし、電装部品の追加スペースを新たに作ることができます。
(*2) Value Design for Panelとは、制御盤内の商品仕様に対するオムロンの共通の考え方であり、これに基づくValue Design商品群を組み合わせて使用することで、お客様の制御盤に新しい価値をもたらします。
改善のポイント
小型スリムサイズ+密着取付による横方向の省スペース化で電装部品を追加し、装置・設備の高性能化・高機能化の要求に対応します。さらに、スイッチング電源以外の盤内機器も統一スリムサイズ仕様のValue Design for Panelの商品に置き換えることで、 従来に比べて制御盤をより省スペース化でき、電装部品の追加スペースを確保することができます。
事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。
- 事例番号
- ap10019