スピンドルのドグ検知
現場の課題
スピンドルがワークを加工する定位置に来たことを、近接センサを使ってドグで検知しています。
しかし、装置の劣化や振動により、ドグと近接センサの設置距離が広がり、検出ミスでドグが検知されず装置が誤動作し突発停止してしまうことがあり、生産性低下の大きな原因になっています。
改善
世界最長検出距離(*1)を実現した近接センサ E2E NEXTシリーズで、ドグ検知を行います。
(*1) 2017年9月現在、当社調べ。
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改善の内容
M12サイズで7mm、M18サイズで11mm(*2)という長距離検出のE2E NEXTシリーズなら、装置の振動でドグと近接センサの設置距離が離れても、従来品(E2E)に比べ約2倍の検出余裕度があるので、安定してドグを検知できます。
(*2) 2線式の場合。
改善のポイント
近接センサ E2E NEXTシリーズなら従来の汎用近接センサに比べて長距離検出なので、装置の劣化や振動で検出物体との距離が離れても検出ミスしません。また、近づきすぎても、設置距離に余裕があるので、検出物体と衝突せず、設備の安定稼働に貢献します。
さらに、「耐油実力値2年(*3)」により、衝突による破損を削減するだけでなく、金属加工工程など耐油環境で使用しても故障による突発停止を低減できます。
(*3) ・対象油種:JIS K 2241:2000規定の切削油剤
耐油実力値2年とは、商品設計、および、耐油性能評価結果の中央値(=Typ値)を表したものです。出荷する製品は、2年を中心として実力にばらつきが発生します。
・コネクタ中継タイプは丸型耐油コネクタXS5 NEXTシリーズとかん合する場合、耐油実力値2年を実証しています。3線式コネクタタイプ(M1/M3/M5)は対象外です。
事例はご参考ですので、「適合性等」については保証いたしかねます。詳細は免責事項をご覧ください。
- 事例番号
- ap10001