人に頼りすぎない自働化と製造現場DXを
フル活用したエンジニアリングチェーン革新

機差ばらつきを吸収する
制御パラメータの自動調整

課題

熟練者のカン・コツに頼っていたパラメータ調整の自働化

消耗治具の場合、定期的なメンテナンスが必要であり、金属など、剛性の高いコレット(治具)を使用することが多くなっています。歩留まり向上とタクト向上が同時に求められる状況において、頻繁なメンテナンスや調整は生産性低下につながります。
また、「外部機器からの入力を利用したアクチュエータ制御」では制御パラメータの調整が不可欠です。複数の生産設備が平行して使用される場合、制御パラメータを揃えても機差などにより動作がバラつくため、熟練技術者が微妙な調整を行わなければなりません。これらは熟練技術者の勘・コツ・経験に基づいて行われるため、大きな工数がかかります。また熟練技術者の確保も課題となっています。

解決策

フィードバック制御自動パラメータ調整技術による、調整時間の短縮

オートメーションコントローラNX/NJにて使用可能な「フィードバック制御パラメータ自動調整技術」は、現場で数回のテスト動作を繰り返すだけで指定した目標波形に近づける、熟練者しかできなかった最適な制御パラメータを、短時間で調整します。

このソリューションを動画*で見る

吸着コレットの押し当て動作を3回×3セット繰り返すだけで調整が完了する制御パラメータ自動調整技術

*2倍速