人を超える自働化

ロボットによる
高速多点検査

課題

検査時間や立上げ調整期間の短縮、熟練技術者不足への対応

製品の品質を高水準で安定化させるため、外観検査では、検査時間短縮や立上げ調整期間短縮などが求められています。その一方で、熟練技術者の不足も課題となりました。

解決策

Oneコントローラによるロボットと検査の統合制御により、
熟練技術者に頼りすぎないノンストップ検査を実現

自動外観検査を円滑に行うためには、検査するポイントにカメラを動かすロボットの動作とカメラでの外観撮影による検査を、タイミングを合わせて連動させる必要があります。
ロボットと検査の同期制御に向けた調整は難しく、撮像位置での一時停止が必要でしたが、オムロンはOneコントローラにより、ロボットと検査両方の制御を統合し、高速・高精度な同期制御と撮像位置・タイミングを自動調整することで、熟練技術者に頼りすぎないノンストップでの多点高速自動検査を実現しました。
これによって、検査時間を人による目視検査比で50%、従来型の自動検査比で20%以上削減しました(当社実績)。また、簡易オフラインティーチングにより、熟練者でなくてもこのような高速多点検査を簡単に実現できるソリューションを提供します。

このソリューションを動画で解説