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2012/03 受注終了

WM30-S-V2

ワイヤレスSSモデム

※ このページの記載内容は、生産終了以前の製品カタログに基づいて作成した参考情報であり、製品の特長 / 価格 / 対応規格 / オプション品などについて現状と異なる場合があります。ご使用に際してはシステム適合性や安全性をご確認ください。

モード1

1:1、1:Nトポロジのシステムをコマンドレスで通信するモードです。親局、子局の区別はなく、どの局からも発呼することができます。一斉同報の通信方式のため、電波の届く範囲に無線モデムがあれば上位機器にデータ出力されます。受信した上位機器は、その情報が自分宛かどうかを確認し、廃棄、受理の判断をする機能(手順、プロトコル)が必要です。送信時にはターミネータによりパケットの区切りを自動的に判断し無線送信を行います。(パケット受信自動接続)従って、上位機器(下図ではパソコン、プログラマブルコントローラ)をプログラム改造なしで無線化できます。

このモデムは、購入時にはプログラマブルコントローラ上位リンクシステム向けに初期化されています。(通信条件:9600bps、7ビット長、偶数パリティ、2ストップビット)WM-TOOLSを使用すると、接続する機器に合わせて最適なパラメータを自動で設定できます。下の図においてプログラマブルコントローラが、温度調節器、デジタルパネルメータになったり、パソコンがプログラマブルコントローラになったり、自由に組み合わせることができます。

WM30-S-V2 システム構成 3

* パケット受信自動接続
  コマンドレスで通信を行うモード。送信時にはターミネータによりパケットの区切りを自動的に判断し送信を行います。レスポンスも出力されません。
  したがって、既存の有線アプリケーションをプログラム改造なしで無線化できます。
  一斉同報の通信方式のため、電波の届く範囲に無線モデムがあれば出力されます。

モード2

電源投入すると、無線回線が1:1で常時接続された状態になり、非常に短い周期で送受信を切り替えながら双方向通信するモードです。端末間では、全二重でデータを双方向通信していることになるため、特に無線モデムを意識することなく、ケーブルをそのまま置き換えたイメージで簡単に無線通信を実現できます。1:1トポロジに限られます。
上位機器のプログラムを変更する必要ありません。

WM30-S-V2 システム構成 4

注. PLC(プログラマブルコントローラ)とPT(プログラマブルターミナル)の組み合わせにより形WM30-S-V2での接続可否が変わります。
   (形WM30-S-V2は上位リンク、NTリンク1:1モードを通信することができますが、NTリンク1:Nモードを通信することはできません。)

WM30-S-V2 システム構成 5