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詳しくはicon_01共通の注意事項およびご承諾事項をご覧ください。

E6C2-C ご使用の前に 2

安全上の要点

(1)定格電圧を超えて、使用しないでください。定格電圧範囲以上の電圧を印加すると、破裂したり、焼損したりするおそれがあります。使用時定格電圧範囲以下の電圧を印加すると、保護回路が働いて出力停止になります。その場合は、電源を再投入してください。

(2)高圧線、動力線と平行して配線しますと誘導を受け誤動作または破損の原因になる場合がありますので別配線をしてください。

(3)使用電源にサージが発生する場合、電源間にサージアブソーバを接続してサージを吸収してください。またノイズ等を避けるためにも形E6B2の配線はできるだけ短くして使用してください。

(4)電源の投入時、断時に誤パルスが生じる場合がありますので後続の機器は電源の投入、断時から1秒後、1秒前でご使用ください。

(5)電源の極性など誤配線をしないでください。破裂したり、焼損する恐れがあります。

(6)負荷を短絡させないでください。破裂したり、焼損したりする恐れがあります。負荷短路が発生する場合(E6C2-CWZ1Xを除く)、出力停止する仕組みになっています。その場合は、短絡状態を解除してから電源を再投入してください。

(7)引火性、爆発性ガスの環境では使用しないでください。

(8)この製品は、分解したり、修理、改造をしないでください。

使用上の注意

(1)本製品は精密品で構成されていますので取扱いには十分注意してください。

(2)本体には水滴や油がかからないように使用してください。

(3)配線は電源OFF の状態で行ってください。電源ON の場合、出力線が電源に触れると、出力回路が破損することがあります。

(4)本体を固定し、コード配線される場合、コードを29.4N以上の力で引張らないでください。

(5)本体をねじ締めで固定される場合の締付トルクは0.49N・m以下にしてください。

(6)シャフトに過大な荷重がかからない様にしてください。破損する恐れがあります。特にチェーン・タイミングベルトおよびギヤで結合される場合は必ず一度別の軸受で受けカップリングを介して結合してください。

(7)シャフトと相手軸との間で偏芯、偏角等がある場合(直接結合、あるいはカップリングを介する場合共に)回転中にシャフトに過大な荷重がかかり、破損する恐れがあります。取付時には十分注意してください。

(8)シャフトにカップリングを挿入する場合ハンマーで叩くなど衝撃を加えないでください。

(9)カップリングの取り付け・取り外しの際には、必要以上の曲げ・圧縮・引張り力をかけないでください。

配線時

コード延長特性

・コードを延長すると、出力波形の立上り時間が長くなりA、B相の位相差特性に影響します。
 周波数、ノイズなどにより条件は異なりますが、目安として10m以内*でご使用ください。それ以上に延長される場合
 は、ラインドライバ出力をご使用ください。
 (ラインドライバ出力最大延長100m)
 *推奨コード
  導体断面積:0.2mm2
  スパイラルシールドつき
  導体抵抗:92Ω/km以下(20℃)
  絶縁抵抗:5MΩ/km以上(20℃)

・出力波形の立上り時間はコード長の他に、負荷抵抗、コードの種類により変わります。

・コードを延長すると立上り時間の変化の他に、出力残留電圧が高くなります。

接続時

電源投入時、しゃ断時に誤パルスが発生する場合がありますので、後続の機種は電源の投入より0.1秒後、しゃ断より0.1秒前でご使用ください。
また、電源投入時は、エンコーダ電源の投入後に、負荷電源を投入してください。