Page top

MX-Z2000H-V1シリーズ

ファイバレーザマーカ

MX-Z2000H-V1シリーズ

金属深彫・浅彫をはじめ、樹脂・フィルム印字、微細加工にも対応。電子部品から自動車部品まで 印字シーンを選ばない

※ Web特別価格提供品

トレーサビリティ情報サイト

一気通貫の品質管理に役立つ情報をお届けします。

幅広い用途で高速・高品質、自由自在な印字力

2つのモードで微細から深彫まで自在な印字を実現

スタンダードモード

独自のフレキシブルパルスコントロール機能(1~20本で可変できる最大1MHzのパルス列)によって、「熱を与えにくい印字・加工」「熱を加える印字・加工」など、材料・用途に応じた最適な印字や加工を実現します。例えば、熱影響が問題となるような微小な印字が必要な場合にも、精細な印字が可能です。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 3

EEモード(エネルギエンハンストモード)※オプション

フレキシブルパルスコントロール機能を拡大。強化したモードでパルスパワーと最大30本のパルス列が可能。
金属深彫、あらし加工など、より大きなエネルギを必要とする加工が可能になります。
例えば熱処理後(焼入れ後)にも、深彫加工によりカメラ読み取りに適したコントラストを維持し、読み出しが可能になります。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 4

円錐・球面など3D形状への印字が自在

高精度Z軸可変システム

オプションソフト不要で、段差、斜面、曲面、円錐、球面などのさまざまな3D形状へより綺麗に印字することが可能になりました。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 6

高速でも文字がくずれず綺麗に印字

<G-DAC機能>

オムロンが開発したGalvano Dynamic Acceleration Control の略称です。

G-DAC機能は、マーキング内容に合わせ、ガルバノメータの加速減速制御を最適化。
これによってG-DACを使わない場合に比べ、高速、綺麗なマーキングを実現します。

G-DAC機能の有無比較

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 9

利便性の向上で生産性を高める、つなぎ&トレース力

PLCレスで位置補正印字を実現

ダイレクトファインダリンク機能

MX-Z2000Hシリーズは、従来PLCを介して処理をしていた画像処理とマーキングの一連の動作をPLCなしでも可能にしました。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 12

※1. 本機能を使用する場合、ファインダ機能オプションが必要です。
※2. 2019年9月末現在 対応する画像処理システムは、オムロンFHシリーズ、オムロンFQ2シリーズの一部です。
  画像処理システムの選定にはカタログ番号 SWAL-013 ファインダ機能オプションカタログをご確認ください。
  使用上の注意、制約事項など詳細は当社営業までお問い合わせください。

適用例

正しい位置に印字するため、画像処理システムで位置ズレ量を計測し、マーキング位置を補正して印字することや、マーキングした2次元コードを読取し、判定することが可能です。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 14

トレーサビリティシステムを簡単に構築

トレーサビリティログ機能

印字した情報をデータとして残す、必要な情報をログとして出力する等の機能を装備しており、トレーサビリティや予防保全に活用することが可能です。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 16

外部制御をスムーズに実現

EtherNet/IP™ 対応

MX-Z2000Hシリーズはさまざまな外部制御に対応します。
I/O接続、RS-232C接続、Ethernet接続、そしてEtherNet/IP™ 接続を実現することで、PLCで制御を行う際のプログラミングをより簡単に実現することが可能となりました。
※使用可能な機能、コマンドについてはユーザーズマニュアルをご確認ください。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 18

多品種少量生産での印字に対応

Ethernetサーバデータ共有

MX-Z2000Hシリーズは多品種、少量生産のマーキングに使用される膨大なマーキングデータを扱うために、Ethernetに接続されたサーバ上にあるデータを使用することが可能です。これによって、印字内容の違うさまざまな商品を切り替えながら印字することが簡単に実現可能です。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 20

過酷な条件下や海外でも使える耐環境・安全力

粉塵や水がかかる環境でも安定稼働

耐環境IP65ヘッド

レーザが出射されるガラス面にも二重カバーガラスを採用。ヘッドの内部の気密性を保ち、あらゆる方向からの粉塵、水の浸入を防ぎ、生産現場での安定稼働を実現します。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 23

求められる安全対策や各種海外規格に対応

【NEW】セーフティリレー回路内蔵 国際規格ISO 13849-1(JIS B9705-1)

コントローラ内にセーフティリレーを2つ搭載しており、インタロック端子に外部のセーフティコントローラ等から緊急停止信号を入れることで、確実にレーザ電源を遮断することが可能です。また半導体接点機器や多頻度の緊急停止をともなう生産にも対応、コントローラ背面にセーフティリレーを搭載したことにより、故障時、容易に交換することが可能です。
さらにオムロンの独自のファイバレーザ方式により、レーザ遮断復帰後1秒以内に出射することができます。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 25

各種海外規格、規制に対応

各種海外規格・規制に対応し、海外でもご使用いただくことが可能です。
※使用できる国や地域については、当社までお問い合わせください。

オムロンのファイバレーザ方式について

高品質・高安定性・長寿命のオールファイバ採用

MOPA方式ファイバレーザ

一般的な固体レーザはミラー等を使用し、レーザを共振させて増幅、Qスイッチをオンオフすることでレーザを出力します。この方式では高品質かつ自由度の高いレーザは困難で、信頼性・耐久性にも課題がありました。オムロンはMOPA方式オールファイバレーザで共振器構造をなくし、高いビーム品質、高安定、長寿命かつ高い自由度を実現しました。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 29

高ビーム品質

レーザのプロファイルは真円度が高いほど品質がよいといわれます。
下図のように、オムロンのレーザは真円度が高く品質の高いレーザです。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 30

加工位置ずれを補正

高位置精度/座標補正機能

微細加工に求められる位置精度を実現、加工エリアの歪みを最小限に抑制します。
また、設置による誤差を解消する座標補正機能も搭載しています。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 32

簡単便利な機能でさらに工数削減

レーザマーカ本体で編集ができる

データ編集機能

別売のデータ編集ソフトや、データ編集にパソコンを使用する必要はありません。
レーザマーカ本体に、データ編集機能を搭載し、簡単にデータ編集が可能です。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 35

オフライン編集ソフトも標準添付

他のパソコンを使用し、レーザマーカ本体と同じ操作画面で、データ作成、フォント・ロゴ編集もできます。

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 36

位置合わせや現場作業をもっと簡単に

各種オプション機能

ファインダ機能

印字・加工する位置で、小さな部品の印字位置を目視で合わせることや、画像処理システムを用いた自動位置合わせ、検査などが可能になります。
例えば今まで複数のカメラや位置決め装置が不要になり、装置構成を簡略化でき、工程削減、コストダウンにお役立ちします。
※詳細はファインダ機能オプションカタログをご覧ください。(カタログ番号SWAL-013)

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 39

印字見本

MX-Z2000H-V1シリーズ 特長 40