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仕様/性能

ハードウェア仕様

項目 内容
電源電圧 AC100~240V(-15~+10%)50/60Hz
消費電力 15VA以下
最大計測デバイス数 LAN 100台(LAN直結できる計測デバイスの場合、接続方法で制限あり)*1
RS-485 124台(31台×4ポート)
最大計測チャネル数 500チャネル(計測デバイスの種別と収集間隔により制限あり)
収集間隔 1分/5分/10分/30分/60分
通信インタ
フェース
LAN ポート数 2ポート(LAN1ポート、サブLAN1ポート)
インタフェース 10BASE-T/100BASE-TX
コネクタ RJ-45 クロス/ストレート自動判別
RS-485 ポート数 4ポート
通信プロトコル CompoWay/F、Modbus RTU
最大接続台数 1ポートあたり31台(機器全体:31台×4ポート=124台)
終端抵抗 内蔵(120Ω)
通信速度 9.6k/19.2k/38.4kbps(工場出荷時:9.6kbps)
データビット長 7/8ビット(工場出荷時:7ビット)
ストップビット長 1/2ビット(工場出荷時:2ビット)
垂直パリティ なし/偶数/奇数(工場出荷時:偶数)
汎用入力 入力点数 1点(パルス入力)
入力パルス幅 5ms以上
定格入力電圧 DC12~24V -15%~+10%
入力インピーダンス 約2.2kΩ
入力電流 12V/5mA(TYP)、24V/10mA(TYP)
ON電圧/OFF電圧 DC10.2V以上/DC5.0V以下
汎用出力 出力点数 4点(監視警報出力)
最大負荷電圧/最大負荷電流 DC30V/50mA/点
オン抵抗 5Ω以下
表示 動作状態/異常状態/収集状態/監視警報表示
RS-485通信動作/汎用入出力動作状態を表示
操作ボタン RUN/STOPボタン、RESETボタン、TESTボタン
ディップスイッチ 設定用ディップスイッチ
SDドライブ SDカード用ドライブ、SD SAVEボタン、SD BUSY表示
絶縁抵抗*2 電源端子一括⇔FG端子間: 20MΩ以上(DC500V メガ)
電源端子一括⇔汎用入力、汎用出力1~4、RS-485 通信ポート1~4、
       LAN、サブ LAN、OPTION1、OPTION2
       一括: 20MΩ以上(DC500V メガ)
接地、FG端子⇔OPTION1、OPTION2間: 20MΩ以上(DC500V メガ)
耐電圧*2 電源端子一括⇔FG端子間: AC1500V、1分間
電源端子一括⇔汎用入力、汎用出力1~4、RS-485 通信ポート1~4、
       LAN、サブ LAN、OPTION1、OPTION2
       一括: AC1500V、1分間
接地、FG端子⇔OPTION1、OPTION2間: AC500V、1分間
耐振動*2 10~150Hz、片振幅0.1mm、加速度15 m/s2、3軸方向各8min×10回掃引
耐衝撃*2 150m/s2 上下、左右、前後6方向 各3回
使用周囲温度/湿度*2 -10~+55℃/25~85%RH(氷結、結露なきこと)
保存周囲温度*2 -25~+65℃(但し電池は除く)
保存湿度*2 相対湿度25~85%RH
保護構造 IP20
対応メモリカード SDカード(別売)(最大2GBまで対応)SDHCカード(別売)(最大32GBまで対応)
対応フォーマット:FAT16/FAT32*3
推奨品:HMC-SD492(4GB)、HMC-SD291(2GB)*4
    他社製をご使用になる場合は、産業用を推奨します。
内部メモリの収集データの保護 リチウム電池(寿命:5年(周囲温度23℃にて)(参考値))
内蔵時計 2010~2099年までの閏年に対応
精度:±40秒/月(周囲温度23℃のとき)
取付 ねじ止めまたは、DINレール取付
本体質量 約0.7kg
付属品 取扱説明書、スタートアップガイド
メモリバックアップ用電池(本体上部パネル内部に格納)
CD-ROM(グラフ表示ソフトEQ-Viewer、マニュアルを格納)

*1. 接続できる計測デバイス数は接続方法により異なります。詳しくは、ユーザーズマニュアルを参照してください。
   計測デバイスとは、各センサやPLCなどEQ100-Eに接続して計測する機器を示します。
*2. SDカード未装着の場合
*3. SDXCカードには未対応のため、使用できません。
   SD/SDHCカードが、未フォーマットの場合はフォーマットソフトウェアでフォーマットしてください。
   フォーマットソフトウェアの配布ページは以下のURLを参照してください。
   https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/
*4. 形HMC-SD291は2022年3月末に受注終了予定です。

ソフトウェア仕様

項目 内容
動作モード 通常モード 通常使用時のモード
セーフモード 障害復旧、または機器メンテナンスのモード
ロギング機能 ロギング機能には、収集データとイベントログがあります。
収集データ:計測デバイスから収集したデータを内部メモリに保存します。
イベントログ:形EQ100-Eの監視警報、機器警報、内部イベントを
       イベントログとして内部メモリに保存します。
設定機能 形EQ100-Eに必要な設定ファイルは、付属ソフトの中にあるEQ-Managerで作成できます。
設定ファイルは、EQ-ManagerやWeb画面、設定ファイルが格納されたSDカード
のいずれかから形EQ100-Eに書き込むことができます。
時刻同期 EQサーバとの同期 EQサーバ(サーバとして使用するPC)と時刻同期します。
SNTPサーバとの同期 SNTPサーバと時刻同期します。
ネットワーク接続 LAN接続ポート:接続できる機能/デバイスは、以下の通り
        上位システム(EQサーバ、EQ-Manager、SMTPサーバ、
        SNTPサーバ、FTPサーバ、FTPクライアント)、
        パソコン(Webブラウザ)、計測デバイス
サブLAN接続ポート:接続できる機能/デバイスは、以下の通り
          計測デバイス、パソコン(Webブラウザ)
Web機能
(日・英・中 三か国語対応)
LAN接続ポート、またはサブLAN接続ポートに接続されたパソコンのWebブラウ
ザでWeb画面を開き、状態確認、本体操作、簡易グラフ表示、メンテナンスなどが
可能です。演算チャネルはグラフ表示することはできません。
内部データファイルの取り出し 以下の4とおりの方法があります。
(1)EQサーバによる収集 EQサーバが、形EQ100-E内部メモリに保存された収集データとイベントログを、
ネットワークを介して収集します。
(2)Web画面での操作 形EQ100-E内部メモリに保存された収集データ、またはイベントログをWeb画面
で操作してパソコンにダウンロードします。
(3)SDカード出力 以下の操作を行った場合に、形EQ100-E内部メモリに保存された収集データファ
イルとイベントログファイルをSDカードに出力します。
・本体前面のSDカード保存ボタン押下
・Web操作:SDカードデータ出力操作
EQ-Managerで、SDカード出力設定を「する」にした場合、形EQ100-E内部メモリ
に保存された収集データを1日1回SDカードに保存します。
(4)FTP転送 FTPサーバ機能とFTPクライアント機能があります。
・FTPサーバ機能:FTPクライアントから形EQ100-E内部メモリに保存された
 収集データファイルと、形EQ100-Eに装着したSDカード内の収集データ、
 またはイベントログを取得します。
・FTPクライアント機能:指定時刻に、形EQ100-Eから、形EQ100-E内部メモリ
 に保存された収集データファイルをFTPサーバに送信します。
監視警報 機能 収集データに対する上限または下限を超えた場合の警報。
汎用出力端子の出力も可能。
メール通知 機能:監視警報通知メール
内部メモリへのログ 監視警報発生を内部メモリに保存。Web画面でのイベントログ確認と、
イベントログファイルとしての出力が可能。
状態表示 監視警報表示ランプの点灯
機器警報
検知
機能 本体の機器障害、設定/状態異常、デバイス異常、通信異常、監視処理異常を検出
メール通知 機能:機器警報通知メール
状態表示 機器警報表示ランプの点灯/点滅/長点滅/一時点灯
内部メモリへのログ 機器警報発生を内部メモリに保存。イベントログファイルとして出力可能。
接点出力 機能 監視条件に一致したとき、汎用出力端子を操作して警報を出力できます。
メール通知 機能 ・監視警報通知メール:監視警報発生時に送信します。
・機器警報通知メール:機器障害、設定/状態異常、デバイス異常、通信異常、
           監視処理異常のいずれかが発生した場合に送信します。
・定期通知:ユーザが設定した本文のメールを規定の時刻に送信します。
・テストメール:メール通知設定内容、またはSMTPサーバとの通信状態をチェッ
        クするため、Web操作によりテストメールを送信します。
注. メール送信の認証付のSMTP機能は、以下をサポートします。
・POP before SMTP
・POP before SMTP(APOP)
・SMTP AUTH PLAIN
・SMTP AUTH CRAM-MD5
メンテナン
ス機能
通信テスト機能 接続計測デバイスとの通信を連続実行して、計測デバイスとの通信の安定性を
確認します。収集したデータは保存しません。
時刻設定 本体の内蔵時計の時刻を設定します。
汎用出力 本体の汎用出力端子のON/OFFを操作します。
FTPテスト転送 本体からFTPサーバへのFTP転送をテストします。
ファームウェア更新 本体のファームウェアを更新します。ファームウェアの更新は以下のいずれかの方法で行います。
・Web操作により、パソコンから形EQ100-Eにファームウェアを転送して更新します。
・ファームウェアを保存したSDカードを形EQ100-Eに装着し、ファームウェアを更新します。

センサ(計測デバイス)の種別と最大計測チャネル数

接続方法 接続種別 接続できる
センサ種別
最大接続台数 *3 最大計測チャネル数 *1
収集間隔:1分 5分以上
RS-485
*4
RS-485接続
センサ
電力センサ
その他センサ
124台
(31台/ポート×4ポート)
160ch
(40ch/ポート)
500ch
(200ch/ポート)
LAN LAN接続
センサ
電力ロガー
環境センサ
100台 500ch 500ch
無線子機経由のセンサ 30台 *2
(14センサ/子機)
40ch 120ch
無線環境センサ 30台 *2 接続台数の制限に従う
PLC CJシリーズ
NJ/NX1P2シリーズ
10台 500ch 500ch
パルス入力 - 1点 1ch 1ch
演算チャ
ネル
計測チャネルを演算処理して得られる
チャネル
- 100ch 100ch

*1. 最大計測チャネル数は、全センサ(計測デバイス)の計測チャネルおよび演算チャネルを含めて最大500chまでとなります。
*2. 無線センサは、親機のLAN接続台数と中継機の接続台数に関係なく、子機1台を1台として計算します。
*3. 形KM-N1-FLKの接続台数=測定回路数(電力センサ本体に設定した測定回路数)、形KM1の接続台数=ユニット数(マスタとスレーブの数)。
*4. RS-485接続は、通信ポート毎にCompoWay/FとModbusRTUを選択可能です。