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2017/03 受注終了

ZX-L

スマートセンサ レーザタイプ

ZX-L

小さなボディに「賢い機能」をフル装備。各種レーザタイプを品揃え(改良品としてZX-L-Nがございます)

ただしセンサヘッド部は現行商品です。

※ Web特別価格提供品

※ このページの記載内容は、生産終了以前の製品カタログに基づいて作成した参考情報であり、製品の特長 / 価格 / 対応規格 / オプション品などについて現状と異なる場合があります。ご使用に際してはシステム適合性や安全性をご確認ください。

小型レーザ変位センサをお探しならこちら

小型ボディで現場の省スペース化に貢献します。操作しやすい十字キーと見やすい7セグLEDディスプレイを採用しています。

お願い

設計時

仕様、定格を守ってお使いください。
詳細は「定格/性能」を参照ください。

設置環境

・引火性・爆発性ガスの環境では使用しないでください。

・操作・保守の安全を確保するため、高電圧機器や動力機器から離して設置してください。

配線時

・定格電圧を超えて使用しないでください。破損の原因になります。

・電源の逆接続および交流電源への接続はしないでください。

・オープンコレクタ出力は、負荷を短絡させないでください。

・高圧線、動力線と当製品の配線は別配線としてください。
 同一配線あるいは同一ダクトにすると誘導を受け、誤動作あるいは破損の原因になることがあります。

その他

・本製品を分解したり、修理・改造したりしないでください。

・廃棄するときは、産業廃棄物として処理してください。

・形ZX-L□□、形ZX-E□□、形ZX-T□□、形ZX-W□□シリーズを組み合わせて接続しないでください。

正しい使い方

本製品は精密機器ですので、落下させるなどの衝撃を加えないで下さい。破損する恐れがあります。

設計時

互換性について

センサ部とアンプユニット部は互換性があります。後から別のセンサ部のみを購入頂いても使用することができます。

高周波電界の影響について

高周波電界を発生するような超音波洗浄装置、高周波発生装置、トランシーバー・携帯電話やインバータなどの近くでは誤動作することがあります。

配線時

配線について

配線後は電源を投入する前に、電源の正誤、負荷短絡などの誤接続の有無、負荷電流の適否について確認を行ってください。誤配線などで故障するおそれがあります。

コードの延長について

コードの延長はセンサ部、アンプユニット部ともに全長で10m以内としてください。またセンサ部からのコード延長には別売の延長コード(形ZX-XC□A)をご使用ください。アンプユニット部からの配線には同種のシールドコードをご使用ください。

電源について

・市販のスイッチングレギュレータを使用する場合は、FG(フレームグランド)端子を接地してください。

・電源ラインにサージがある場合、使用環境に応じてサージアブソーバを接続しご使用ください。

演算ユニット使用について

演算ユニット部をご使用の際は、相互のアンプユニット部のリニアGNDを接続してください。

コネクタについて

・コネクタの挿抜は必ず電源を切ってから行ってください。

・コネクタの挿抜は必ずコネクタカバー部を持って行ってください。

設置場所について

次のような場所には設置しないでください。

・周囲温度が定格の範囲を越える場所

・温度変化が急激な場所(結露する場所)

・相対湿度が35~85%RHの範囲を超える場所

・腐食性ガス、可燃性ガスがある場所

・塵埃、塩分、鉄粉がある場所

・振動や衝撃が直接加わる場所

・水・油・化学薬品の飛沫がある場所

・強磁界・強電界がある場所

保守と点検

・センサヘッド部の調整や脱着を行う場合、必ず電源をOFFにしてから作業してください。

・清掃について
 シンナー、ベンジン、アセトン、灯油類はご使用しないでください。

警告

レーザ安全について

ZX-L ご使用の前に 19

レーザ機器に関しては、国内・外でレーザ安全対策が規定されています。国内で使用される場合、国内にて組付けられて海外輸出される場合、これらを3つのケースに分けて次に簡単に説明します。

〈国内〉

JIS C6802規格で、レーザ製品のクラスに応じて使用者が行わなければならない安全予防対策が規定されています。(概要を下表に示します。)

使用者の安全予防対策要求の要約

クラス クラス1 クラス2 クラス3A クラス3B* クラス4
リモートインタロックコネクタ 不要 部屋またはドア回路に接続する
鍵による制御 不要 不要時には鍵を抜く
ビーム減衰器 不要 使用時に不注意な露光を防止する
放出警告デバイス 不要 レーザ製品が運転中であることを表示
ビーム光路 不要 必要な光路の端で終端する
鏡面反射 不要 予期しない反射を防止する
目の保護 不要 技術上および管理上の方法が実行できないとき、
並びに最大許容露光量(MPE)を超えるとき必要
保護着衣 不要 必要な場合がある 特定の指示が必要
訓練 不要 全ての運転員および保守要員に必要
*リモートインターロックコネクタ、鍵による制御、ビーム減衰器、放射警告デバイス、および目の保護の要件に関して、
  400~700nmの波長範囲で、クラス2の被爆放出限界(AEL)の5倍を超えないクラス3レーザ製品は、クラス3Aレーザ製品
  として取り扱われる。

出所:JIS C 6802:1997「レーザ製品の安全基準」
   付属書表D3「使用者の予防手段の要約」

形ZX-LD□□□/ZX-LD30V□ 反射形 センサヘッド部のクラス分け

クラス2

形ZX-LT□□□ 透過形 センサヘッド部のクラス分け

クラス1

レーザに関するラベル表示

ZX-L ご使用の前に 25

センサヘッド部側面に右図の警告説明ラベルが貼られています。

取り扱い上の注意

形ZX-LD□□□/ZX-LD30V□は可視光レーザを放射しています。直接見つめないでください。レーザビームの光路を終端するようにご使用ください。光路に、鏡面反射体がある場合は、反射光路に対してビームにとじ込めるようにしてください。開放して使用しなければならない場合、光路は、目の高さを避けるようにしてください。

〈米国〉

機器搭載して米国へ輸出する場合、米国のレーザ規格FDA(Food and Drug Administration)の規制を受けます。
形ZX-Lシリーズは本規格に定めるクラスⅡに分類されます。
米国への輸出など詳細は別途お問い合わせください。

〈米国を除く諸外国〉

・形ZX-LD□□/ZX-LD30V□ 反射形(変位)センサヘッド
 国内、米国以外の地域については警告説明ラベルを付属品の英文ラベルに貼り換えてください。

・形ZX-LT□□□ 透過形(測長)センサヘッド
 警告説明ラベルは和英併記としておりますので貼り換えは不要です。

・ヨーロッパへの輸出に関しては、欧州EN60825があり、規定が異なります。

正しい使い方

設計時

対象物について

対象物の材質・形状によって、測定できない場合や精度が出ない場合があります。(透明な部材、反射率の極端に小さな材質。大きく傾斜した対象物など)

配線時

・電源投入後、約10分間のウォーミングアップを行ってください。

相互干渉について

本センサヘッド部は、アンプユニット間に演算ユニット(形ZX-CAL2)を接続して使用することにより2台密着させて使用することができます。