人に頼りすぎない自働化と製造現場DXを
フル活用したエンジニアリングチェーン革新

人を超えるフル自働化ライン

課題

人手作業への依存やエンジニアの感性に頼った調整作業からの脱却と、エネルギー生産性向上の両立

グローバルで人材不足が深刻化し、人に依存した生産が難しくなっています。繊細で高難度な作業は、高度なエンジニアリングが求められるため、自働化することが困難です。

また、突発的な需要の変化には、装置を短期間で立ち上げる必要がありますが、装置の複雑・高機能化により、今まで以上に立上げに時間を要しています。

さらに、持続的なモノづくり現場の実現には、脱炭素社会化や高騰する電力料金などに対する、設備のエネルギー使用量の抑制も課題となっています。

解決策

高難度作業の自働化とデジタル技術を活用したエンジニアの作業効率化。
それらを支えるエネルギーマネジメントシステムによる持続可能なモノづくり現場

オムロンは、繊細で高難度な人手作業を、人の視覚や触覚に代わる独自のセンシング技術で自働化を実現します。

また、装置の開発においては、バーチャルとリアルの両方をシームレスに統合したシミュレーションを通じて、メカとプログラムのデバッグを同時に行います。さらに、トラブル発生時にもデジタル技術を活用して、迅速に原因を特定し、設備調整やメンテナンスの手間を削減します。

自働化や効率化に加えて、設備の稼働状態(例: ロボットやコンベアの動作)に関連するエネルギー使用量をリアルタイムで監視し、工場やライン、個々の設備など、各層ごとに可視化することができるエネルギーマネジメントシステムを構築することで、現場の改善活動を支援します。

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フラットケーブルなどの部品の安定した挿入・組立を実現する、画像センサ/力覚センサと多関節ロボットの統合制御