モバイルロボットでフレキシブルセルライン

ライン設計の自由度を高めつつ、設備投資を抑えたい

個別最適化生産のためのフレキシブル搬送

ライン設計の自由度を高めつつ、設備投資を抑えたい

解決すべき課題

多品種を効率良く生産したい。設備投資も極力抑えたい

「労働人口の低下」「多品種少量生産」により、搬送作業はますます過酷な作業環境となっています。単調な搬送作業への労働者の不足、特に24時間稼働工場では夜間の労働力が確保しにくい状況です。

また、季節製品や製品モデルチェンジなどによる生産量の変動の際、工場内の工程や装置レイアウトの変更が頻繁に発生します。レールが必要なAGV*やコンベアなど固定的な設備では、ライン変更にフレキシブルに対応するのは困難。製造作業者もAGVの走行ライン上を通行するため、衝突などのリスクへ安全衛生確保は難しいものです。

  1. 多品種の生産を効率的に実現するための搬送ラインを実現する
  2. 既存の生産設備を大幅に変更せずに、搬送の自動化を実現する
  • * AGV:Automatic Guided Vehicles(無人搬送車)の略称

オムロンが描く解決策

“センシング&コントロール+Think”による
搬送の自動化

オムロンの自動搬送モバイルロボットは、これまでコンベアやAGVでは自動化できなかった、人による搬送作業の自動化を実現します。

製造現場では搬送作業の自動化に取り組まれてきていますが、従来技術では「製造作業者との共存、協調」を解決する事ができず、人による搬送作業は自動化から取り残されています。

オムロンは“センシング&コントロール+Think”*をコアコンピタンスとし、モバイルロボットによる搬送作業の自動化と作業効率の可視化で「人と機械が安全に共存、協調できる生産ライン」の実現に貢献します。

オムロンだからできること

人と機械の混在、作り方が異なる複数品種の生産ラインを実現。
計画変更が発生しても、柔軟に簡単に対応

オムロンの自動搬送モバイルロボットは、レーザスキャナにより周囲の人や障害物をリアルタイムに検知(センシング)。人の安全を確保しながら走行(コントロール)し、人と機械が安全に共存、協調できる生産ラインを実現します。

生産実行システムからの指示にそって、最大100台のモバイルロボットを自律走行させる独自アルゴリズムにより、もっとも効率的なルートを自動で選択(Think)。複数品目を生産する製造ラインでの搬送を柔軟に、簡単に対応します。

解決への実現手法

1搬送経路を気にしないライン設計

モバイルロボットによる搬送で経路設計を簡素化

自動搬送モバイルロボットは、生産計画に合わせ、行き先や経路をフレキシブルに変更しながら搬送していきます。上部にはコンベヤを搭載し、装置とのパレットの受け渡しを自動で行います。
決められた搬送経路しか走行できないAGVと異なり、磁気テープの貼り付けや貼り直しの工事は必要ありません。ゴールや経路は専用ツールで簡単に設定可能です。

単調な搬送作業はモバイルロボットに任せる

2ぶつからない進路を自ら選んで走行

人が作業している工程でも安全

自動搬送モバイルロボットを活用すれば、人がいる工程でも安全な搬送システムの構築が可能です。
搭載したレーザスキャナで人や障害物を検知して回避。指定されたゴールに向かい、自分でルートを考えて走行します。
モバイルロボットなら、人と機械が安全に共存、協調する生産ラインを実現できます。

ナチュラルナビゲーション ぶつからない進路を自ら選んで走行

3計画変更に柔軟に対応

新しい生産システムをトータルでご提案

生産計画を元に作成された生産指示情報をNJ-DB*に取り込むことで、各ロボットが指示情報と連動した動作・搬送を行います。ロボット以外の多様なオムロン製品もNJ-DBを中心にして、連携しコントロールしています。
生産指示情報は、生産スケジューラで作成。計画変更の際にも簡単に調整が可能です。
このような連携により、計画変更が発生しても、柔軟に、簡単に対応が可能な生産ラインを実現します。

* NJ-DB:マシンオートメーションコントローラ NJシリーズにData Base接続機能を搭載したコントローラです。さまざまな装置、製造現場でマシンデータをリアルタイムで収拾し、製造品質や生産プロセスの改善活動を推進できます。

イージーオペレーション 最短半日で、ライン変更に対応