WM-TOOLS V3 リリースノート 2006年 2月 --------------------------------------------------------------------- オムロン株式会社 この度はWM-TOOLSをご利用いただき誠にありがとうございます。 このファイルは、リリース直前の追加情報を記したものです。 ご使用の前に必ずお読みいただき、内容をご理解の上、正しいご利用をお願い いたします。 製品名 :WM-TOOLS バージョン :Version 3.0.0 (WM30 Setup Version 3.0.0 WM30Set.ini Version 3.0.0 WM30 Command Version 3.0.0) 目次 ----- 1. ソフトウエア使用許諾の条件 1-1. ライセンス 1-2. 免責 1-3. 著作権 2. 本ユーティリティの注意点および使用制限事項 2-1. 動作確認環境について 2-2. セットアップ方法 2-3. フォルダの内容 3. V2.0.2→V2.0.3以降の変更点について 3-1.ローミング基地局設定について 3-2.無線回線テストレベル判定の画面のみかた 4. 改訂履歴 ------------------------------------------------------ 1. ソフトウエア使用許諾の条件 この条件は、お客様とオムロン株式会社との間で本製品を使用する場合に発生 する使用許諾条件です。 本製品をインストール、複製、または使用すること によって、お客様は本条件に拘束されることに承諾されたものとします。 これらの条件に同意されない場合、オムロン株式会社は、お客様に本製品の インストール、使用または複製のいずれも許諾できません。 1-1. ライセンス この条件とともに入手されたソフトウエア製品、メディア、印刷物、ならびに 「オンライン」または電子文書に関して、お客さまのコンピュータ上で使用す ることができます。お客様は、ドキュメント等を含めて本製品を複製、レンタ ル、販売、再許諾、譲渡を行うことはできません。お客様は、本製品をリバー ス・エンジニア、逆コンパイル、または逆アセンブルすることはできません。 また本製品は無償サービス品であり、本製品の仕様、マニュアルなどの文書に 記載された内容、ソフトウエア、および電子文書に関して、お客様は第三者に 開示することはできません。 1-2. 免責 本製品は無償サービス品でありますので、何等保証の無い現状有姿のままで提 供されるものです。オムロン株式会社は、本製品について商品性、適合性の保 証など一切の保証を負いません。いかなる場合においてもオムロン株式会社は 本製品の使用または使用不能から生じる一切の損害に関して、一切責任を負い ません。 1-3. 著作権 本製品に含まれるソフトウエア、印刷物などの文書および本製品の複製物につ いての権限および著作権はオムロン株式会社が有するものです。お客様は本製 品に含まれるマニュアルなどの文書を複製することはできません。 2. 本ツールでの注意点および使用制限事項 2-1. 動作確認環境について 本ツールは Microsoft 社製 の下記のOSで動作確認しています. WindowsXP Windows2000 WindowsNT4.0SP3 WindowsME Windows98SE Windows95 2-2. セットアップ方法 ダウンロードいただいた wmtls206.EXE を任意のフォルダにコピーし、 ダブルクリックするとセットアップファイルが解凍されます。 セットアップは setup.exe の実行で行うことができます。 インストールする場合は、ウィルス検出ソフトなどの常駐ソフトを含め すべてのアプリケーションソフトを終了させてください。 既にWM-TOOLSをインストールしていた場合は一旦古いバージョンを アンインストールしてからセットアップしてください。 また、アンインストールを行う場合は、必ず全てのWM-TOOLSを終了 してから行ってください。誤動作の原因になるおそれがあります。 ※ご注意 セットアップ先のパソコンのシステムにある一部のシステムファイル*1 が最新 でない場合は、セットアップ途中で下記のメッセージ*2 が表示される場合 があります。ファイルを最新に更新して良い場合は、[OK] をクリックして Windows を再起動し、最初からセットアップを再実行してください。 [キャンセル]をクリックした場合は、セットアップは続行できません。 *1 一部のシステムファイル Windows\System フォルダの下記のファイルです。 ASYCFILT.DLL COMCAT.DLL MSVBVM60.DLL OLEAUT32.DLL OLEPRO32.DLL STDOLE2.TLB VB6JP.DLL VB6STKIT.DLL *2 メッセージ内容 ”システムにある一部のシステムファイルが最新でないので、セットアップを続 行できません。セットアップでこれらのファイルを更新してもよい場合は[OK]を クリックしてください。もう一度セットアップを実行する前にWindowsを再起動 する必要があります。システムファイルを更新しないでセットアップを終了する 場合は、[キャンセル]をクリックしてください” 2-3. セットアップファイルの内容 setup.exe - セットアッププログラム (Disk1) setup.lst - セットアップ用設定ファイル (Disk1) WM30Se1.CAB - WMTOOLS V2 圧縮ファイル (Disk1) WM30Se2.CAB - WMTOOLS V2 圧縮ファイル (Disk2) WM30Se3.CAB - WMTOOLS V2 圧縮ファイル (Disk3) フロッピーディスクからインストールしていただく場合は、(Disk*) の記載通りにファイルをフロッピーディスクにコピーして、セットアップ用 フロッピーディスクを作成してください。 3. V2.0.2→V2.0.3以降の変更点について 3-1. ローミング基地局設定の変更 ローミング設定-基地局として設定する場合において、自局アドレスは WM30 Setupで自動的に適切に設定します。 3-2. 無線回線テストレベル判定の画面のみかた Version 2.0.3以降では、WM30 Commandで「TS2 無線回線テスト(○あり)」 実行時に、そのときの通信結果を判断の目安として3段階で表示するようにな りました。テスト時の参考としてお使いください。 なお、この機能は現在値を反映しているだけですので、通信品質の確認はログ 機能を利用し、一定期間テストすることによって判断することをおすすめします [レベル判定の画面] +--------------------+ | ▽ ■ | | | ■ ■ | ←受信強度(PWR) | | ■ ■ ■ | | | | ○ ○ ○ | ←パケットエラー率(PER) | | | ○ ○ ○ | ←ビットエラー率(BER) | | +--------------------+ ・受信強度(PWR) +-------------+-----------+--------------+ | 表 示 | 判 定 | 値 | +-------------+-----------+--------------+ | ■ | | | | ■ ■ | 良好 | -80dBm以上 | | ■ ■ ■ | | | +-------------+-----------+--------------+ | | | -80dbm未満 | | ■ | 注意 | ~ | | ■ ■ | | -90dBm以上 | +-------------+-----------+--------------+ | | | | | | 不安定 | -90dbm未満 | | ■ | | | +-------------+-----------+--------------+ | discconect | | 無線回線が | | | 切 断 | 接続できて | | | | いません | +-------------+-----------+--------------+ ・パケットエラー率(PER) +-------------+-----------+--------------+ | 表 示 | 判 定 | 値 | +-------------+-----------+--------------+ | ○ | 良好 | 2.0E-1以下 | | (緑色) | | | +-------------+-----------+--------------+ | ○ | 注意 | 2.0E-1~ | | (黄色) | | 1.0E-1 | +-------------+-----------+--------------+ | ○ | 不安定 | 1.0E-1以上 | | (赤色)| | | +-------------+-----------+--------------+ ・ビットエラー率(BER) +-------------+-----------+--------------+ | 表 示 | 判 定 | 値 | +-------------+-----------+--------------+ | ○ | 良好 | 4.0E-3以下 | | (緑色) | | | +-------------+-----------+--------------+ | ○ | 注意 | 4.0E-3~ | | (黄色) | | 2.0E-2 | +-------------+-----------+--------------+ | ○ | 不安定 | 2.0E-2以上 | | (赤色)| | | +-------------+-----------+--------------+ ※ユーザーズマニュアル  3.4 無線回線のテストも参照してください。 4. 改訂履歴 2006.02.21 : V3.0.0 -WindowsXPへの対応 -使用可能な通信ポートを最大16まで対応できるように変更 2005.07.12 : V2.0.6 -Windows2000 2バイトのユーザ名でインストールできない不具合修正 -「WM30 Setup」の修正 ・モード2で設定済みのWM30から読み込みを実行後、書き込みを 行うと"("(28H)が含まれるデータの送信が不能となる不具合修正 2002.07.03 : V2.0.5 -「WM30 Setup」の設定ファイル修正 ・パソコン(CX-Programmer/代官山32/Compolet)―PLC接続に於いて PLCがCS1/CJ1シリーズの場合,データ長が256byteを超過する することがある仕様に対応するため ”接続機器の選択”にモード2の設定を追加 1.パソコン(代官山32) -PLC(上位リンク) 2.パソコン(Compolet) -PLC(上位リンク) 3.パソコン(CX-Programmer)-PLC(上位リンク) 2002.06.12 : V2.0.4 Webへのリリース(V2.0.3と変更なし) 2002.05.14,06.11 : V2.0.3 -「WM30 Setup」の修正 ・通信ポートを最大8まで対応できるように変更 ・通信設定自動確認時キャンセルできるように変更 ・接続機器プロトコル設定において、モード2-自動設定の場合でも通信条件 を表示するように変更 ・バージョン確認失敗時のメッセージを変更 ・ローミング設定時マニュアル記載手順で設定できない不具合修正 (PLC-PLCが強制選択される, 周波数分割方法がG,H以外のとき移動局のデータが複数の基地局に出力さ れる) -「WM30 Command」の修正 ・通信ポートを最大8まで対応できるように変更 ・TS2実行時に レベル判定の目安画面を追加 ・DBMコマンド(受信電界強度)を追加 ・パソコン通信設定において、ストップビットとパリティビットの表示が入れ 違っていた不具合修正 2001.09.03 : V2.0.2 -「WM30 Setup」の修正 ・接続機器の選択 においてモード2を選択し、設定を転送(書き込み)を したとき、データに含まれる文字"("を送信できなくなる不具合修正 ・ヘルプ誤記修正 2001.07.02 : V2.0.1 初回正式リリース ---------------------------------------------------------------- * Microsoft は、米国 Microsoft Corporation の登録商標です。 * Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国 における登録商標です。 * その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録 商標です。 ---------------------------------------------------------------- 本ツールの著作権者は以下の通りです。 (C) Copyright OMRON Corporation 2001-2005 All Rights Reserved.