自らリフトに乗り込みフロアを移動するモバイルロボット、既存のAGVとも共存してランダムな搬送要求に対応

導入事例:
株式会社センチュリーテクノコア様

商品名:モバイルロボット「LDシリーズ」

搬送省力化・自働化

動画紹介

青森県弘前市にある、紳士服メーカ(株)センチュリーテクノコア様でのモバイルロボットの使用事例。
タッチスクリーンで作業者が誰でも操作可能で、リフトに乗って運ぶ搬送ロボットのご紹介。

活用シーン

生地の裁断工程から縫製・仕上げ工程間における、生地やスーツの搬送作業

採用のポイント

  1. 1.小型サイズ

    サイズが小さくかつ小回りがきくため、狭いスペースでの搬送が可能。
    通路幅が90cmのスペースでの通行も問題なく行える。
    また障害物をよけて自律的に走行するため、人と同じ通路でも安全に使用ができる。

  2. 2.フレキシブルな自動化

    ガイドテープが不要なため、頻繁なレイアウト変更があっても、移動範囲のマップを短時間で簡単に作成するため、工数削減や時間短縮が可能。

  3. 3.簡単操作

    タッチスクリーンを使い、行先を簡単に指示できるため特別なスキルがなくても動作させることができる。

ユーザのシステムの特長

  1. 1.自動的にリフトに乗るモバイルロボット

    2階から1階への搬送にはリフトを使用。
    リフトとモバイルロボットが無線通信で情報交換を行い、モバイルロボットがリフトにしっかり乗っていることを確認してからリフトが動く制御を実現。
    また1階と2階、どちらのマップで行動するのか、周辺の情報とマップ情報を照らし合わせて判別するため、ミスなく運用ができる。

  2. 2.AGVとモバイルロボットの併用

    AGVとモバイルロボットは同じ通路を走行しているが、衝突事故はゼロ。
    AGVは決められた走行ルートを軌道に近い順番に物を搬送。
    モバイルロボットは、自由にルートを選択して物を搬送。
    それぞれの役割で搬送作業の効率化を行っている。

  3. 3.見えない搬送業務を削減

    従来搬送専属の人員を2人配置していたが、モバイルロボットの活用によりこれらの専属業務をなくし、他の付加価値業務への配置転換が可能となった。

モバイルロボット(AMR)導入までの7つのステップと運用における3つのポイント

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搬送の自動化を実現するモバイルロボットの構想から導入までを説明した参考資料をご案内いたします。

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