NEW2021年3月発売

3Dロボットビジョンシステム
FH-SMDシリーズ
人手に頼っていた
部品ピッキング作業を
自動化

3Dロボットビジョンシステム FH-SMDシリーズ(2021年3月発売)

人を単純で継続困難な
作業から解放

近年製造業の人手不足や人件費の高騰が深刻化する中、人に依存していた組み立て検査搬送工程などの自動化が急務となっています。特に製品の組立工程においては複雑な形状のバラ積み部品を、自動機へ供給する部品ピッキングが必要です。この作業は部品の納入形態や場所に応じて、人が部品の形状を判断し、部品を取り出し整列しています。

オムロンの3Dビジョンセンサが、これらの工程の自動化を実現します。

人と同じ作業スペースで導入可能

FROM自動化には大きな生産現場のレイアウト変更が発生

従来の3D画像センサは大型で、取付け用の大掛かりな設備が必要となり、人の作業スペースだけでは導入が難しく大きなレイアウト変更が必要でした。

人の作業用スペースしかない

カメラ取付け用の設備が必要

TO人と同じ作業スペースで導入可能

小型・軽量のロボットハンド搭載型3Dビジョンセンサなので、人の作業スペースで導入が可能です。

多箇所にある部品を柔軟にピッキング

ロボットと組み合わせることで、部品パレットや部品棚の位置に応じて人のように柔軟なピッキングが可能です。

部品棚や倉庫など、必要な場所へ簡単移動

協調ロボット、モバイルワークステーションと組み合わせることで、作業場所に応じて移動、レイアウト変更にも柔軟に対応可能なピッキングシステムになります。

人のような速度と柔軟性で
ピッキングタクトを向上

約0.4秒 *1 の高速検出でロボットの
ピッキング動作をスムーズに

3D形状画像を生成する「3D計測技術」と、対象物の位置姿勢を認識する「3D認識技術」の高速化により、高速部品検出を可能にしました。

部品の死角を減らす、安定検出

固定設置型カメラは、箱の部品位置により検出できない死角が発生します。部品が視野に入るように箱を揺らすなどの対応が発生し、設備の大型化やコストアップの要因となっていました。ロボットハンド搭載型カメラでは、視点を変えて検出するので死角ができにくく、大掛かりな設備の導入なしで部品を安定して検出できます。

FROM固定設置型カメラ

部品を検出できない死角が発生

TOロボットハンド搭載型カメラ

視点を変えて検出するので部品の死角を軽減

熟練技術者に頼らず、
マニュアルレスでセットアップ

ピッキングアプリケーションを立ち上げるためのウィザードメニューにより、カメラ設定からキャリブレーション設定まで、ウィザードにそって設定するだけでアプリケーションを設定できます。

設定の流れ 困りごと ウィザードに含まれるサポート機能
撮像・認識 部品を各方向から見た3D認識用のモデルを作成するのが大変

CADデータを読み込むだけで

モデル登録機能

ワーク把持 ロボットを動かして把持位置の登録と検証が必要

ロボット操作不要

把持位置登録機能

ロボットとの連携 カメラとロボットのキャリブレーション設定が煩雑

ロボット操作不要

自動キャリブレーション
機能

ロボットの接続設定ができるか不安

ロボットに応じた
サンプルプログラムを提供

データセット出力ツール

*1.当社指定条件における、3D計測と3D認識の合計時間。対象物によって異なります。
*2.当社指定条件で測定した参考時間

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