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リレー接点を2個、直列に接続すると開閉容量は2倍になりますか?

FAQ番号:FAQ06192

回答

複数のリレー接点を直列に接続しても開閉容量は2倍にはなりません。
動作時間にはばらつきがあります。
2台のリレーに同一にコイルに電圧印加をしても、接点が動くタイミングは全くの同一ではありません。
また、1台のリレーであっても、接点が動くタイミングは全くの同一ではありません。
2つ以上の接点を直列に接続した場合、同一リレーであっても、瞬間的に1つの接点に全負担がかかってしまいますのでご注意ください。

なお、直流負荷を開閉する場合のアーク対策のために直列に接続する場合は、接続する負荷を1つの接点で開閉できるだけの開閉容量をもったリレー等をお使いください。

アークとは、リレーが電気回路をオフするとき、接点間に発生する火花のことをいいます。
電圧/電流が大きいほど発生しやすく、接点を切り替える速さが遅いほど継続時間が長くなります。 継続時間が長いと、接点の消耗が激しくなります。

電流の流れる方向が変わる交流回路では、電圧がOVになるたびにアークは消滅します。
一方、直流回路では、流れる方向が一定のままなのでアークの継続時間が長くなって接点が消耗し、耐久性が低下します。
また、接点の転移現象が起こり、接点に凸凹ができることでひっかかって開離できない誤動作の原因になります。
接点を直列に接続することで、等価的に接点間隔を広げることになり、アークの遮断に効果を発揮する場合があります。

(2020年12月現在)