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ソリッドステート・リレー(SSR)はどのような故障モードが多いのですか?

FAQ番号:FAQ04976

 

回答

入力側が故障するケースは少なく、出力部のショート故障が多いです。
出力側がショートすると、 出力が常にONした状態となり、負荷はOFFしません。

ソリッドステート・リレー(SSR)は、半導体素子で構成されたリレーであり、サージ電圧や過電流などにて素子が破壊される故障を招きます。

その際、素子の故障モードとしては、ショート故障(短絡故障)がほとんどであり、負荷のしゃ断不能の原因となります。


従って、SSRを使用した制御回路でフェイルセーフを考える場合、負荷電源をSSRのみにてしゃ断する回路でなく、負荷電源側に設置したコンタクタあるいはブレーカにより、SSR異常時に負荷をしゃ断する回路としてください。

例えば、ACモータを負荷とした回路にてSSRが半波故障した場合、 DC励磁となり過電流がモータに流れ、モータが焼損する場合があります。
こういった際には、ブレーカにより、モータへの電流をしゃ断する回路としてください。

 

■故障個所と主な原因

個所
 原因
結果
 入力部 過電圧印加  入力素子の破壊
 出力部 過電圧印加  出力素子の破壊
過電流通電
 全体 周囲温度が規定値以上  出力素子の破壊
放熱状態が悪い