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液体の種類に適したレベル機器を選定したい。どの様に選べば良いですか?

FAQ番号:FAQ04824

 

回答

形61Fシリーズ、形K8AK-LSシリーズは、液体を通じて電極間に導通が生じることで動作します。
液体の種類により電気の流れやすさは異なるため、コントローラの感度があっていないと安定して
制御することができません。

以下【1】~【3】のいずれかの方法でご選定ください。
【1】 液体の固有抵抗から選定する。
【2】 導電率(コンダクタンス)から選定する。
【3】 (固有抵抗、導電率の情報がない場合) 電極間抵抗を測定して選定する。

【1】液体の固有抵抗値から選定する。

 

【1-1】液体の固有抵抗値を確認する。

下表を参考にしてお選びください。

 

〔参考〕液体の種類による形61Fの選定(一般的な目安)

 あくまでも目安であり、液体の抵抗値を特定するものではありません。

 実際の環境にてご確認の上、ご採用いただきますようお願いいたします。

  

種類 固有抵抗 (一般的な目安) 備考
水道水 5~10kΩ・cm
井戸水 2~5kΩ・cm
川水 5~15kΩ・cm
雨水 15~25kΩ・cm
海水 0.03kΩ・cm 詳細はこちらのFAQをご覧ください。
下水 0.5~2kΩ・cm
蒸留水 250~300kΩ・cm以上
薬品 詳細はこちらのFAQをご覧ください。
純水 詳細はこちらのFAQをご覧ください。

 

【1-2】液体の固有抵抗から、形61F本体を選定する。

 下表を参考にしてお選びください。

 

〔参考〕検出可能な固有抵抗範囲の目安 (推奨値)

  ・形61Fベースタイプ コンパクトタイプ

シリーズ 種類 固有抵抗範囲(推奨値) 形式
形61F 長距離用
(4Km)
   ~   5kΩ・cm ベースタイプ 形61F-G□L 4KM
コンパクトタイプ 形61F-G□NL 4KM
プラグインタイプ 形61F-G□PL 4KM
コンパクト
プラグインタイプ
形61F-GP-NL 4KM
形61F-GP-N8 4KM
長距離用
(2Km)
   ~ 10kΩ・cm ベースタイプ 形61F-G□L 2KM
コンパクトタイプ 形61F-G□NL 2KM
プラグインタイプ 形61F-G□PL 2KM
コンパクト
プラグインタイプ
形61F-GP-NL 2KM
形61F-GP-N8 2KM
低感度用    ~ 10kΩ・cm ベースタイプ 形61F-G□D
コンパクトタイプ 形61F-G□ND
プラグインタイプ 形61F-G□PD
コンパクト
プラグインタイプ
形61F-GP-ND
形61F-GP-N8D
シリーズ 種類 固有抵抗範囲(推奨値) 形式
形61F 2線式用    ~ 10kΩ・cm ベースタイプ 形61F-G□R
コンパクトタイプ 形61F-G□NR
プラグインタイプ
コンパクト
プラグインタイプ
形61F-GP-NR
形61F-GP-N8R
一般用 10  ~ 30kΩ・cm ベースタイプ 形61F-G□
コンパクトタイプ 形61F-G□N
プラグインタイプ 形61F-G□P
コンパクト
プラグインタイプ
形61F-GP-N
形61F-GP-N8
高温用 10  ~ 30kΩ・cm ベースタイプ 形61F-G□T
コンパクトタイプ
プラグインタイプ
コンパクト
プラグインタイプ
形61F-GP-NH
形61F-GP-N8H
シリーズ 種類 固有抵抗範囲(推奨値) 形式
形61F 高感度用 30  ~ 200kΩ・cm ベースタイプ
コンパクトタイプ 形61F-G□NH
プラグインタイプ
コンパクト
プラグインタイプ
形61F-GP-NH
形61F-GP-N8H
30  ~ 300kΩ・cm ベースタイプ 形61F-G□H
コンパクトタイプ
プラグインタイプ 形61F-G□PH
コンパクト
プラグインタイプ
超高感度用 100~ 10MΩ・cm ベースタイプ
コンパクトタイプ
プラグインタイプ 形61F-UHS
形61F-HSL
コンパクト
プラグインタイプ
シリーズ 固有抵抗範囲(推奨値) 形式
形K8AK-LS
- 
(動作抵抗:10KΩ~100KΩの感度可変型)
形K8AK-LS1

〔注意点〕

・形61F 一般用で制御可能な液体の固有抵抗は、電極保持器:形PS-3Sを用いて、浸水長30㎜以下で使用

 する場合、30kΩ・cmが限界です。これ以上に固有抵抗が高い液体には高感度用をご使用ください。
・高感度用 形61F-□Hは「動作方式」です。(形61F-□NHの場合は順動作方式です。)
・形61F 高感度タイプは、水質によっては復帰不良になることがあるため、必ずしも一般用や低感度用を

 カバーできるとは限りません。液体に合わせて機種をご選定ください。

 

 

【2】導電率(コンダクタンス)から選定する。

 コンダクタンス(S)は、抵抗(Ω)の逆数として定義されています。
 コンダクタンスから抵抗値(Ω・cm)を求め、上記「検出可能な固有抵抗の範囲」をご参照ください。

 (例) コンダクタンス 3.3μS・cmの場合 
      1÷3.3(μS)×1000=303.0303・・・(kΩ・cm)
 

【3】電極間抵抗を測定して選定する。

 電極間抵抗を測定してお選びください。測定方法はこちらのFAQをご覧ください。
 液体がある時の抵抗値が動作抵抗値に、液体がない時の抵抗値が復帰抵抗値に含まれる機種を

 お選びください。

 なお、動作抵抗値、復帰抵抗値はカタログにてご確認ください。

 

(2019年8月現在)