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リレーのシール性について教えてください。

FAQ番号:FAQ04794

 

回答

機種によりシール性が異なります。下表をご参照ください。
シール性が必要な場合はプラスチックシール形、ハーメチックシール形のリレーをご検討ください。

また、【注意】欄の以下の内容についてもあわせてご確認ください。
 ・使用雰囲気について
 ・悪性ガス雰囲気中、リレー近傍でのシリコーン含有物の使用について
 ・水や薬品、溶剤、油の付着について

なお、リレー本体のケースのつなぎ目をテープなどでで封止することは避けてください。
放熱効果が少なくなり、耐久性が低下する可能性があります。

■ 代表的なリレーのシール性
 〇 侵入しにくい構造です。
 △ 大きなごみ、埃の侵入を防ぎます。
 x まったくシール性がありません。
種類 外観 シリーズ ごみ、
埃の侵入
悪性ガス
の侵入
ハーメチック
シール形
金属ケース(鉄にニッケルメッキ)でシールされています。
内部に窒素ガスを封入した密閉構造です。

(形MYH)
形MYH
プラスチック
シール形
樹脂のケースカバーなどでシールされた構造です。
内部部品をアニール処理し、内部ガスの発生を低減します。

(形MYQ)
形MYQ
形G2A-434
*1
樹脂ケース形 リレーをケースに入れ、異物の接触に対して保護した構造です。
(形MY)
形MY
形LY
形G2R-□S
種類 外観 形式 ごみ、
埃の侵入
悪性ガス
の侵入
樹脂ケース形 リレーをケースに入れ、異物の接触に対して保護した構造です。
(形G2RV)


(形MM)
形G2RV
形MK
形MK-S
形MK-S(X)
形MKK
形MM
(ケース入り形)
露出形
 (解放形)
ケースがなく露出した構造です。
(形MM)
形MM
*1 形G2A-434☐シリーズは、2017年3月に生産を終了しました。
   代替品の確認方法についてはこちらのFAQをご覧ください。
  
【注意】

使用雰囲気について
  引火性ガスや爆発性ガス雰囲気中では、絶対に使用しないでください。
  リレー開閉時に発生するアークや発熱により発火、爆発を誘発する恐れがあります。
  周囲に塵埃の存在する雰囲気での使用はしないでください。
  リレー内部に塵埃が浸入し接点接触不良発生の原因となります。
  やむを得ずこのような雰囲気中で使用する場合は
  リレーを密封したプラスチックシールタイプ、金属ハーメチックシールタイプのものを検討ください。

悪性ガス雰囲気中(シリコーンガス、硫化ガス、有機ガス)での使用およびリレー近傍での
 シリコーン含有物の使用について

  周囲にシリコーンガスや硫化ガス(SO2、H2S)、有機ガスの存在する雰囲気、シリコーン含有物の
  近傍では使用しないでください。
  硫化ガスや有機ガス雰囲気中でリレーを長期間放置あるいは使用される場合、接点表面が腐食し
  接触不安定や接触障害を発生したり、端子のはんだ付け性が低下する場合があります。
  また、シリコーンガス雰囲気中でリレーを長期間放置あるいは使用される場合や、リレー近傍で
  シリコーン含有物(シリコーンゴム、シリコーングリス、シリコーンオイル、シリコーンコーティング剤等)
  を使用した場合、接点表面に酸化シリコンが生成して接触不良の原因となる場合があります。
  (こちらのFAQをご覧ください。)
  なお、プラスチック・シールリレーあるいはハーメチック・シールリレーを使用することで、
  悪性ガスの影響が低減します。
  (ただしシリコーンの影響が考えられる場合はハーメチック・シールリレーをお使いください。)

水や薬品、溶剤、油の付着について
  水や薬品、溶剤、油がかかる雰囲気中での使用・保管はしないでください。
  リレーに水や薬品がかかった場合、錆・腐食・樹脂の劣化及びトラッキングによる焼損の原因となります。
  また、シンナーやガソリンなどの溶剤付着は、マーキング消えや部品劣化の原因となります。
  透明ケース(ポリカーボネイト製)に油が付着すると、ケースの白濁あるいはケースにクラック(ひび割れ)が
  発生する原因となります。


(2019年9月現在)