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レーザマーカの特長、原理を教えてください。

FAQ番号:FAQ03738

 

回答

レーザーマーカはレーザビームで対象物表面に文字や図形を印字するマーキング装置です。
インクのように、他の物質を付着させるのではなく、対象物の表面を加工します。
このため、半永久的に消えることはありません。

■レーザーマーカのメリット
 ・環境にやさしく、リサイクル利用できるインクを使用したマーキングと違い異物を製品に付着させません。
   インクが混ざらないのでリサイクルが容易です。
 ・微細なマーキングが可能
   インクジェットなどでは対応できないの微細なマーキングが簡単におこなえます。
   小さな電子部品などのマーキングには最適です。
 ・いろいろな材質へマーキングできます
   金属、樹脂、セラミック、半導体など幅広い材質にマーキング出来ます。
   インクジェットでは難しい油膜付素材にもマーキングできます。
 ・消えないマーキング
   レーザー光で材質自身を変化させるので、インクを使用する方式と違い、マーキングが消えることはありません。
 ・生産性向上・省力化
   高速でマーキングできるので生産性が向上します。
   メンテナンス作業がほとんど発生しないので省力化に役立ちます。
   比較的簡単に既存の自動化ラインに組み込めるのでマーキングに人手が不要となります。
 ・マーキング内容の変更が簡単
   マーキング内容はコンピュータで管理できるので入力、切り替えが簡単です。
   多品種生産にも簡単に対応できます。

■レーザーマーカの原理
レーザビームは発振器内の反射ミラー間を往復することで 増幅し、レンズを通して対象物の表面に集光されます。
この集光ポイントをX軸、Y軸それぞれのガルバノミラー を動かすことで文字や図形を表現し、対象物表面を剥離、化学変化、または彫り込むことにより印字します。

   

■参考:レーザーマーカ以外のマーキング方法
レーザーマーカ以外のマーキング方法には、インクジェット印刷、インク捺印方式、刻印、電解腐食、ラベル方式 などがあります。
 ・インクジェット印刷
   速乾性のインク粒子を噴射して材料面に付着させて印刷します。
   産業用には、紙以外にもPETボトル、缶、包装フィルム、各種樹脂製品などに幅広く利用されています。
 ・インク捺印方式
   凸、凹版にインクを供給し、製品に加圧することによりマーキングします。
   装置は安価ですが、ランニングコストが高く、インクの管理が大切になります。
   製品面の状態によりインクがのりにくい場合もあり、別途洗浄工程が必要です。
・刻印
   マーキングしたい文字などを刻んだヘッドなどを押し付けて加圧することによりマーキングします。
   金属へのマーキングに多く使用されています。
   マーキングの信頼性は高く、消えることはほとんどありません。
   生産性は悪く、印字内容を変えるには手間がかかります。
 ・電解腐食
   電解液を使って通電させ、表面に化学変化を起こすことによるマーキング方式です。
   低電圧でほとんどの金属に永久的なマーキングが可能です
   平面、曲面など様々な形状にも対応します。
 ・ラベル方式
   別途印刷などで作成したラベルを製品に貼り付けます。

ファイバレーザマーカ MX-Z2000Hシリーズ、MX-Z2000Gシリーズは2020年10月に生産終了予定です。
  代替品の確認方法についてはこちらのFAQをご覧ください。