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リレーの透明ケースの内側が茶色に変色した。どの様な原因が考えられますか?

FAQ番号:FAQ02811

 

回答


■考えられる原因

負荷開閉時に発生するアーク放電により有機ガス(リレーの構成材料などから発生)により、生成した炭化物(カーボン)や接点粉がケース内面に飛散堆積し変色します。
また、炭化物(カーボン)は接点の接触面に生成すると、接触不良の原因となります。
炭化物生成の詳細は、関連FAQを参照ください。

■対策
 
1.使用上の対策
・誘導負荷の場合、逆起電圧が大きいため、アークも大きくなることより、抵抗負荷と比べると炭化物が数倍発生しやすくなります。
サージキラーを取り付けることで、きわめて抵抗負荷に近くなり接触信頼性が向上します。

・有機ガスの雰囲気はできるだけ避けてください。


2.リレー選定上の対策
・周囲環境の影響を受けにくいタイプのリレーを選定してください。
   耐フラックス形     (受けやすい)
   プラスチックシール形    ↓
   ハーメチックシール形 (受けにくい)

・寿命的に問題なければ、下記を参考に接点タイプを選定してください。

   Ag合金           (受けやすい)
   Ag
   Auメッキ             ↓
   Auクラッド
   Auクラッドのツインクロスバ (受けにくい)

なお、ケース内の変色から保守時を判断する場合、リレーの使用条件によって違うため、使用する方の経験によって判断されています。