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リレーが瞬停に耐えられる時間を教えてください。

FAQ番号:FAQ02774

 

回答

規定した時間はありません。

なお、復帰時間の規定がありますが、こちらは、瞬停に耐えられる時間ではありません。
例えば「復帰時間:25msec以下」の場合、電圧を遮断して25ms以内には必ず復帰する、という規格値です。
ACコイル、DCコイルともに、復帰時間より短い時間の瞬停でも復帰する可能性がございます。

中でも、AC操作(正確にはくまとりコイル方式の電磁石)のリレーでは、復帰時間より短い時間の瞬停であっても
復帰することがあります。
また操作電源に開閉サージのようなサージが逆位相重畳した場合も同様のことが発生します。
いずれも電源電圧が急激に変化することによる過渡現象が原因しています。
これを完全になくすことは困難ですが、操作コイルと並列にCR(コンデンサと抵抗を直列に接続したもの)を
接続することにより改善できます。
シーケンス制御の自己保持回路に接続されたリレーでは瞬断で自己保持が解ける場合がありますので、
CRを入れます。

・回路例
   

・くま取りコイル
 交流電磁石の磁極の一部を取り囲み、励磁コイルとの相互インダクタンスにより発生する電流で、
 磁束の変化を部分的に遅らせるための短絡コイルです(short circuited coil)。 
 可動部分の振動を減少させます。
      

(2019年11月現在)